Building58 【建具交換#2】 04/24/2004

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先週に引き続いて建具屋さんが入りました.
今回はV字レール敷設・リビング3枚引き戸取り付け調整・玄関引き戸への鍵等の取付・エントランスの4枚引き戸連動金物交換・その他引き戸調整などが行われました.
塗装屋さんは次週とのことで,未塗装の玄関大丈夫かな….

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V字レールを打ち込んでいます.
以前よりちょっと幅広になりました.

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戸車も変更されました.
新たな戸車は写真のように中央が凸状になっており,レールから外れにくくなっているそうです.

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リビング3枚引き戸の取っ手(アルミチャンネル)もこの日取り付けられました.

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以前より1枚あたり2[mm]程戸が薄くなったそうで,隣接する戸同士のクリアランスは4[mm]程増えました.
大きな戸の場合,材が木である以上反りや歪みが生じるのは避けられないので,戸の隙間に余裕を持たせたと言うわけですね.



左が今まで使ってきた玄関引き戸.
右が新たに運び込まれた引き戸です.
デザイン等はほとんど同じですが,新しい方には反りを押さえるために鉄板が入っているそうです.(鉄板は入っていませんでした.)
また厚みも若干増したとのことで,隙間からの風邪や埃の侵入は減ることでしょう.(ポリパイルテープを付けているので余り変わらないかも…)

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写真は室内側の取っ手用に彫り込みを入れているところです.
鍵は既に取り付けてありますね.
この後屋外側に取っ手バーを取り付けて完成です.


引き戸上側ドアストッパー

施工前−ストッパー無し

施工後−ストッパー有り
玄関引き戸には,細かいところですがもう一つ工夫がされていました.
左上の写真は引き戸上側のドアストッパーです.
今までは左下の写真のように下側にはドアストッパーが付いていませんでした.
この状態で引き戸を閉めると,右上の図のように上側だけにしかストッパーが効かないので下側は慣性の法則によって更に進もうとしてしまいます.
今回これが原因で不具合が出ているわけではないのですが,長期的に見てこの様な状態は好ましくなく,レールから戸車が外れる原因にもなるそうですので,右下の写真のように引き戸下側にもストッパーを付けてくれました.



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エントランスの4枚引き戸の内3枚は,一番端を開閉すると他の2枚が連動して開閉するように細工して貰ってあったのですが,アルミ製の金物で作ってあったので,今まで何度となく開け閉めしているうちに,金物自体が曲がってしまい,もうすぐ金属疲労で折れてしまいそうになっていました.(上の写真の左側)
アルミ製ってところが問題なので,強度のある厚めのステンレス板に交換したいと考えていたのですが,DIYショップを物色してもピッタリのサイズのステンレス板は無かったです.
大きめの板を購入して加工することも考えたのですが,Hydeはステンレス板を加工するための工具を持ち合わせていません.
このあたりをT社H氏に相談していたのですが,建具屋さんの方で取り付けてくれることになりました.
自分のところで切り出したのか依頼して作成して貰ったのか分かりませんが,今回の金物は肉厚5[mm]のステンレス板です.(上の写真の右側)
これなら折れてしまうこともないでしょう.
ちなみに下の写真のように付いています.
この写真に写っていませんが,この面の裏側にも細工がしてあって,開閉共に連動するようになっているんですよ.
どうなっているか分かりますか?
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玄関引き戸のストッパーと同じ事がこちらの4枚引き戸についても起こっており,水切りガルバを潰していました.
今回ここにもストッパーを付けてもらいました.



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これはWICと寝室の間の引き戸ですが,写真の部の取っ手(アルミチャンネル)の出っ張りが戸を重くしていた元凶のようです.
グラインダーで削って面を揃えたところ,引っかかりはなくなりました.



寝室入り口の戸車がV字レールから外れてしまっていた場所もストッパーが原因だったようです.
今回写真に納めることができませんでしたが,こちらも戸袋の中に苦労してストッパーを付けて下さいました.

この日の施工で建具屋さんの仕事は終了です.
短い期間でしたが大変お世話になりました.m(..)m

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