12月30日(火):本日が仕事納めでした。それもビッチリと働きました。いやぁ世間様がとっくに休みに突入していることは道路状況で実感しましたが、ヤクザな稼業時代にはそれ程には感じなかった諸々も、これまたかなり強く実感できました。拙い表現ですが、「年末年始の休みもクソもない人達は大勢いる」と。自分の身体や心と闘い続けている人、接客等を生業とするのではない地味で殆どが低賃金で働く人…です。実は私も本当は休んじゃ拙いソノ手の者ですが、根性が座っていないので5日間の休みを取ります。溜まりにたまった中途半端で最後の詰めが無い趣味の書き物、それに仕事関係の資格取得試験の勉強もチョイトお疲れサン状態が続いたので予定通りにはいっていない。かなり痩せたはイイがお肌に皺が…状態だしネ。5日間の休みは、コップに残った水をコレダケシカナイと思うのか、それともコンナニノコッテイルと思えるのかと同じで、まぁ、私次第ですねェ。



12月29日(月):今時の日本で、それも30代前半の人で、こんな人生を歩んで来た人っているのだろうか? 4歳から両親の作った野菜を売り始めその後もずーっと学業の傍ら働き続けた。生まれ育った地を離れての大学入学も、進学したさにアルバイトで稼いだからこそ可能だった。勿論大学在学中も寸暇を惜しんでのアルバイト。そして卒業後数年して起業し着々と成果を上げていたものの、妹の難病治療には高額な医療費が必要で、自らの会社を売却しその費用に充てる。その後異国の自国企業勤務の為に母国を離れるが、その異国の言葉はたった3ヶ月の集中授業で学んだだけで殆どが異国に来てからの独学である。今は来春この日本で誕生予定の子供を心待ちにしている彼女の将来の夢は、母国での老人ホーム経営とか。コネが全てに於いて優先されるという彼の国の人は、母国の有力者達とのソレを異国に居ても着々と築きつつあるようだ。外観からは想像できない凄い女性だ。



12月25日(木):立ち食いでイイから温かい饂飩か蕎麦をお腹に入れたかったけれど、ちょっと手間取ったことがあった為に昼食時間は30分もない。ファスト・フード店に飛び込んだ。大学と有名幼稚園が至近距離で学生と幼稚園帰りの母子集団で1、2階共に満席で座れないことも珍しくない店なのに、今日は不思議なほど閑散としている。あぁもう冬休みなんだぁなどと思っていた私は、ここんところのお疲れが重なってやはり頭が回っていなかったわけだ。帰宅後AKUチャンのBBSへの書き込みを目にしてハッとした。BSEか! アメリカでは「問題になっている牛肉の卸業者は調達チェーンとは一切無関係」とする声明を発表したが24日NY株式市場では一時前日比8,6%下落したというマック。いくら「日本ではミートパティはオーストラリア産牛肉100%使用だから安全性に全く問題はない」と云われても多くの人はそりゃぁ不安になるのも無理はないだろう。私?今更なぁ…。



12月18日(木):考えちゃうなぁ…。http://www.cnn.co.jp/world/CNN200312170032.html 事情はどうであれ祖国を離れ他国に根をおろして生きて行こうとする時、自分を受け入れてくれた国にドノヨウニ同化して行くかは最大の課題だとは思う。何を捨て何を選び取るか…つまる所はアイデンティティの問題に帰着するのだが、その根本が宗教となると一筋縄ではいかない。思い出すのはLAでクラスメートだった一人のムスリム女性だ。顔と手先だけを出した黒一色の衣類を身にまとい母国の大学出というエリート意識のもと、口をついて出るのはアメリカ批判と学歴に見合った仕事が無いということ。聞かされる私は、ダッタラカエレヨ!アンタガステタソノクニエ!と何度も心の中で毒づいたっけ。まずはその格好を変えなくちゃ仕事なんかあるはずはないという「当たり前」のことが不思議なくらい分かっていなかったのは何だったんだろう? それとも、気づいていたけど…。 



12月16日(火):なんなんだぁ!!?全くもうッ!久しぶりに一瞬、カーッと血がのぼっちまったぜ。ブッシュ・アメリカ合衆国大統領曰く「Mr.サダム・フセインは詐欺師で嘘つきで人殺しだから話にならない」だとさ。それと「いい厄介払いが出来た。君がいなくて世界は幸せだ」とも云っていたなぁ。それもApe達が同類と云われたらブチ切れちまうかものニヤニヤ笑いと共に。私が云っても何の力にもならないが、ブッシュ氏にはハッキリとこう云うよ、「The same to you!」。で、我が国の首相曰く「自己で完結出来る人的支援は自衛隊しかない」だと。ブッシュ氏はフセイン元大統領の拘束が確認された後ブレア英首相ら「有志連合」の各国首脳に次々と電話をしたらしいが、我が国の首相はこの御仲間には入っていなかったというのは事実か? フセイン氏がどこでどう裁かれるのか、氏が己の命と引き替えに何をどう認めるのか否かを、眉唾モンで見続けなきゃ絶対にいけないな。



12月12日(金):今はもう木曜日深夜というよりは、金曜日の早朝と云っていい時間です。あちこちのサイトでの報告を読んでいてこんな時間になってしまいました。10日の水曜日、どうしても仕事を代わって貰うことが出来ず、参加できなかった集会がありました。東京千代田区の九段会館で行われた 「経済制裁法案成立を求める緊急国民集会」です。その集会での「北朝鮮によって拉致された方々の御家族」の挨拶が動画公開されています。是非とも、御覧になってくださいませ。http://www.rnet.gr.jp/broadcast/index.htm この問題を風化させることは、私達がこの日本という国で「生きる」ということの根幹にかかわることだと考えています。少しだけでもイイです、どうか我が身に置き換えて想像してください。そして、想像がもし実感できたなら、小さくてイイです、どうか声をあげてくださいませんか。どんなことでもイイですから、何か行動できることを…一緒に…知恵を…。



12月11日(木):問題山積の業界なのは百も承知だが、人材の乏しさには目を向けず事業展開に必死な余り泥沼化している私の契約先事業所の悲喜劇に関しては、最早語る言葉が無くなってきた。研修時に親しくなった同系列事業所でもう数年も仕事をしていた一人が辞めたのを知ったのはつい先日のことだったが、彼女は自分が選んだコノ仕事が嫌になったのではなく余りに杜撰な事業所の対応に心底疲れ切ったのだ。さっき研修同期の友人が電話をくれたが、狭い業界だから様々な噂は彼女の耳にも当然入っており、ココも読んでくれているから何が起き続けているのかも推測できて、本当に心配してくれてのことだった。私ら「ボランティア精神の主婦」ではなく「プロ」として仕事をキチンとやってるはずだよねコノ仕事好きだよね止めたくないよね、だったら、あなたは潰れる前に他の事業所に早く移った方がイイ紹介するよ、と云ってくれた彼女の言葉は有り難く、そして重い。



12月9日(火):アタシは今の仕事に関しても、契約先に対しては様々ハッキリとモノを云っている。なぜなら、当然といえば当然のことだが手抜き仕事はしていないし、大勢の人が引き受けたものの余りに問題が有り過ぎて断ったケースさえもキチンと持続しているという自負があるからだ。それに、モノ云うことで例え仕事を切られても、まぁなんとかなるだろうという気楽さがあるからかもしれない。それは私が、例え僅かの金額であろうとも月々の保証がなされるという生活をしたことがないからで、ある意味、どうにかなるさぁ…いざとなったら野垂れ死にかもなぁ…という結構ヤクザでヤケッパチな発想が日常的なものでもあるからかもしれない。で、本日解ったのは、こういう私の意識的なサボタージュは、組織という傘の下で同じような仕事をしている人が、何ヶ月も手抜きやシカトしていた事を数日の内に処理するという活力の源に、時としてはなるということである。



12月5日(金):なにやらBBSでは憲法論議にまで発展している。昨夜書き込まれた、wanさんの短いが切り込み方が絶妙な文章、なおこサンの冷静かつ的確な文章、そして一見軽妙ではあるが物事の本質への迫り方がいつも独特の表現でなされるので唸らされっぱなしのNANIOさんの文章。それらに触発されて恥ずかしながら私も、憲法第9条に関して「本日のところの考え」をちょっとですが書いてみた。「本日のところの考え」とソウわざわざ断るのは、この件に関しては常に柔軟な思考を出来るような私でありたい、という願いを込めてだ。
う〜ん、なんだかウチって、何からどんな話題にどう転ぶかが本当に予測がつかないオモシロイところだなぁ、と私自身が感心しきり。



12月4日(木):イラクへの自衛隊派遣に関して、1日の「ッてやんでぃ」が切っ掛けになりBBSに意見を寄せて下さった方々がいる。実は私はこの問題に関して煮詰めた意見が言えないでいるのだ。「平和憲法」という教育を強烈に受けてしまった私は長い間、自衛隊は「違憲」であると考えていたが、ある時から自衛隊はどう考えたって軍隊なのだから、自衛隊を存続させるのなら憲法を改正して「軍隊」であることを明記すべきだという風に考えが変わった。じゃぁ軍隊になったら「兵士」の補給はどうするのか?などなどの具体的な事に関して、未だに考えがまとまらない。とにかく、イラクでの二名の尊い犠牲は「テロ」などによる死ではなく、未だ戦争状態のイラクにおいて、非戦闘員ではあるけれど、「戦死」なさったと考えている。今年中のイラクへの自衛隊派遣はないらしいが、根本的な議論はまだまだこれからだ。私はアメリカに追従しての派遣には反対の立場をとる。



12月1日(月):自分の頭のハエをどうやって追おうかと悶々としているうちに、イラクで外交官2名が殺害された。殺害時の詳細が報道されるにつれ募る疑問は警備なき車での移動である。必要だったのは徹底的した武装警備かソレと判らぬ隠密行動形態か?それとも?? わからん! 実は仕事で週一回は通る道がある。初めてそこを通った時に違和感を感じたのは、一台の警察車のバンと盾を(手にせず)横に置いた2名の警官が佇む一軒の家だった。一階が駐車場その横の階段を上りきった所が玄関で三つの異なる名字の表札が見て取れた。日本の最高学府と云われる所に隣接した閑静な住宅街ではあるがその警備がなんだか浮いて見えたから好奇心旺盛な私にとっては格好の標的だ。で、直ぐに調べはつけた。例の、外務省T外務審議官宅だった。ふ〜んッてな感じ。戦争状態継続と云っていいイラクでの「警備」とは何か? どうする「自衛隊」派遣? 目を逸らしてはならない。



11月28日(金):今日は朝っぱらから、またかよぉ!いい加減にしろよなぁ!ということが起きた。私の分担すべき仕事内容をもうとっくに超えている事が続いていたこともあり流石に放り投げた。勿論、関連各所に連絡し状況説明やらなんやら終えた後のことだが。その辺りの腹立ちやらは一旦帰宅時にBBSに書き込んだけれど、云いたい事の半分も書いてはいない。なぜならアレ以上書くと自分自身に歯止めが効かなくなり、今の仕事自体がバカバカしくなって来るはずだから…。沸々と湧き上がってくる様々な疑問や怒りは、次のステップへの動機付けにすればよい。来年晩春には現在より上の資格取得の為の研修を、受けられる資格要件は満たされるのだ。どうせ歯車の一つとして働くのなら、一瞬でも止まりそうになったら他が困るような歯車になってやればいいし、きっとそれしかないだろうな。まずは春先にはアノ資格試験に合格することだ。さぁて週末はレポート書きだぞ。



11月26日(水):どうしよう?どういう文章にしたら誤解や混乱を生まないだろうか? そう、ここ数日ちょっと悩んでいたことがありました。全くそのことに興味や関心が無い方々にとっては、笑っちゃうような悩みだろうとは思います。で結局は、何事も原点を見据えることが基本なんだ、と改めて思い至った次第です。
私のちっぽけな悩みに関連した、というか、「原点」がココにもあります。是非とも読んでください。
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n26/n26.html



11月25日(火):もうそろそろかな?と行ってみたら…。一年に一度、ある期間だけオープンという贅沢な、私の大好きなWebページが既にオープンしていましたぁ! http://www.santaclauslive.com/
で、ココは http://www.noradsanta.org/ もっと贅沢かも…。
楽しんでくださいネ。



11月23日(日):「酒いわしや」(現「酒たまねぎや」)サンで日本酒の素晴らしさを教えられてしまった私だからなのか、その後他店で日本酒をいただく機会が何度もあっても満足度はいつも平均点以下だった。つまり、「知ってしまった不幸」。しかし今夜、根性のすわったガツンと力強いが底なしの柔らかさにも満ちた「義侠」に久しぶりに再会出来た。「讃岐うどん」が目的で出かけたので饂飩以外は余り期待をしていなかったのが良かったのかな? 肴として「ほたるいか活漬」「芝エビの唐揚げ」「山葵醤油漬 」は何とはなしに味の想像はつくでしょうが、参ったのが「大豆の醤油豆」。箸でお豆を一粒つまんで口に入れる度にハァ〜と脱力してしまうような単純なのだが色気のある深い味。最後は「熱かけうどん」に「半熟卵天」と青葱を載せて幸せ気分の総仕上げ。しかし、急遽ご一緒できた友人達との気分のイイ会話があったからこその、今夜のこの大満足なんだと思うよ。



11月21日(金):なんか最近、私ってちょっと心がお疲れサン。それも毎週木・金曜日は最悪で、原因は判っているのにソノ解決方法が混沌とし過ぎているから尚更だ。で、てっとり早い気分転換にハマッテしまったのが200円のガチャポン、それもDisneyのキャラクターものだ。実は、まだ字の読み書きが出来ない幼児時代に祖母が読み聞かせてくれた『ミッキーマウスのピクニック』を今でも暗唱出来るくらいのミッキー好きだから困ったのなんの。ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、プルート、グッフィー の6種類しかないのだが、ミニーが1回以外はポーンと落ちてくるのは何故かグッフィーばかり。諦めきれない私は余計に填るという悪循環。しかし仕事の道すがらに1ヶ所だけで本当に良かったよなぁ。可愛いモンじゃん200円位と思っても、安賃金で働く今の私には何箇所もあった日にゃぁ大変だあ。で、やったぜ!今日やっと手に入ったんだよミッキー!ぐふふっ。



11月17日(月)休日の或る時間帯は電話には絶対に出ないようにしている。現場の人間のスケジュールさえ確認しない出来ない仕事力に欠けた人達が土壇場になりやっと明日の欠員に気づき、互いに何の連携なしに単発仕事の依頼電話を次々にかけてくるからだ。私は定期の仕事で手一杯だから幾ら頼まれたって無理というもの。それにあなた達がその場しのぎで埋めようとする仕事先って何時も殆ど同じじゃない。つまりかなりの問題を抱えた方ばかりで何人もが数回行ったら断っている。そういうトコを私が何件抱えているか分かっているのかなぁ。引き受けた以上は責任があるし、今よりはもう少しでイイから人間らしい生活をして欲しいと思うから、それこそ時に嘔吐しそうになりながらも続けてやっているんだよ。ここ1ヶ月に限っても現場の人間が何人辞めていったことか。その根本原因を真剣に考えないと拙すぎるんじゃない? だからネ、今夜、依頼FAXも見なかったよ。



11月16日(日):数年前のある晩TVから流れてきたピアノの音にゾクリとした。画面の中にはピアノを弾く異形の老女性がいた。彼女の名はフジ子・ヘミング。クラシックにはとんと疎く好んで聴くのはせいぜいがバッハのカンタータとオルガン曲そして心惹かれるチェロ奏者の演奏曲くらいだし、クラシックのピアノには不思議に神経が逆撫でされることが多かったのだが、彼女が奏でる音は、これまで私が接したものとは全く違う雰囲気に充ち満ちており深く心に沁みたのだ。勿論即CDを購入して何度も聴いて来た。彼女に感じるのは、あの(スパニッシュ・)ダンサーの長嶺ヤス子にも通じる天才が持つ哀しいまでの一途な頑固さであり、それを解き放とうとする様々な葛藤が更に次なる純な葛藤を産み出してしまうというような非情の連鎖である。それが逆にコチラには或る種の「自由賛歌」のように響いて来てしまうのは何故? 今日はずっと彼女の演奏曲が流れています。



11月14日(金):本日冷蔵庫内の残数記録更新。無くなりそうになったら買いに行けばイイんじゃない?と提案し3週間前に100円ショップで購入した透明密封容器には、先週私が新しいと目星を付けて入れ替えたコロッケとメンチカツそれぞれ4個が入ったままで、それを加えるとなんと30個。一瞬ついてしまった小さな溜息を誤魔化そうと大声を出して笑っちゃったぁ。ココの10月10日付けに書いたSさん、私の笑い声につられて何故か明るく笑って頭をかきながら「どうしてそんなにあるんだろうねぇ」だって。肉屋さんで毎回「1000円分」と云って買うという焼き豚も容器に半分以上は残っているというのに手付かず3包み少々減っているのが1包みあり、透明容器のアイデアは無意味だったことの駄目押し証明となった。失禁も酷いし、福祉電話を引く前に他に手配すべきことがあるだろうが!行政の担当者さん。あ〜ぁッ、明日はもっと問題有りの方2名が私を待っています。



11月13日(木):毎度のことなのでかなり慣れては来たのだが、LAの姪から届くEメールを読み終えるのには時間がかかる。一見無茶苦茶に見えるソレは、彼女たち仲間内では何やら規則性はあるらしいのだが、私にとっては判じ物、途中で何度も考え込んでしまうからだ。でも書かれたスペリングを素直に「音声」にしてみると、これが不思議なことには日常会話のリズムや躍動感が感じられて、そのブッ飛び加減が最近では結構好きになって来てしまっている。今夜もらったメールの最後は「LUbb ya LOtzzz!! c Ya n Jpn!!」。どうですか?「Love you lots!! See you in Japan!!」よりも、なんだか彼女の気持ちがより強く伝わってくるような気がしませんか? しかしこういう決まり文句や表現はまぁ解っても、判読不能箇所が多すぎて一体何を云いたいの?とお手上げ状態の時も多く、結局は電話で内容を訊ねるということも…。いやはやです。それと大丈夫なんだろうか?単語の正しい綴り方。



11月11日(火):従兄弟から突然の電話。「暇かなこの日?」という声がなんだかフワフワと楽しそうだ。「覚えてる○○?知ってるかな△△?」。「分かんない。何よぉ?」と訊く私にちょっとテレながら「あのさ、ナッシュビルに出るんだ今度。昔の連中と一緒に。来る?」。行くよぉ!凄いじゃん!! なんと40年ぶりに客の前でカントリー&ウェスタンを唄うのだという。それもその筋では老舗の銀座の店で。彼以外はずーっとプロとしての道を歩み続けて来た昔のバンド仲間をバックにして唄うという彼は、数年前に第二の定年を自ら選んだ。そして、そろそろまた唄おうと思うんだよね、と云っていたのが昨年横浜で一緒に呑んだ時のこと。高校時代にバンド・ボーイになり大学卒業直前に断ったレコード・デビュー。いつもジーンズの時には見え隠れしている、アメリカへ注文して作ったあのお気に入りのウェスタン・ブーツを履いて唄うんだね。良かったネ!みっちゃん!  



11月10(月):御存知のように私のHPのトップには「ブルー・リボン」が貼ってある。特定の団体に所属して何かを行動するのは真っ平な私ですから、「北朝鮮による日本人拉致というテロ」に関しても、どこかの所属で何かをするということはないが、この問題に関しては絶対に風化させてはならない、そう強く考えており、自分が無理なく出来ることをやり続けるしかないと思っている。ですから私と初めて会ったにも拘わらず、雑談になった途端に「ブルーリボン・シール」や「アクリル製ブルーリボン」を取り出され拉致問題を語られてしまい、呆気にとられた方々が何人もいることだろう。最近も大学生相手にソレをしたが相手からも意見を聞くことが出来た。彼らの持ち物のどこかにアクリル製ブルーリボンがぶら下がっていることを信じたい。この問題に関し、真摯に取り組んでいらっしゃる平沢勝栄(自民)・西村真悟(民主)両氏の小選挙区での当選を心から祝福する。



11月9日(日):今回の選挙は棄権した。小選挙区には「ブルー・リボン」をつけている候補者がいるにはいたが、その人の政党渡り歩きやら何やらを含めての言動を知ってしまっているから、今更という不信感は払拭できない。ハッキリ云ってコウモリ候補に大切な一票は差し上げられないのだ。比例区は、国政は二大政党で競いあうのが理想と考えるので今回は民主党に投票すべきなのだが、私の一票が嫌悪する候補者当選の為にカウントされるかと思うと、それも嫌だ。次善をとるのは、とにかくもう嫌なのだ。今回の選挙に参加しないヤツは以後文句を云うなという意見もあるが、「権利」は「義務」ではなく、あくまでも自分の意志により自由に何事かをなし得る資格である。それを熟慮の末、自らの意志によって行使することを拒否したのだから、非難される謂われは一切ない。ちなみに今までの全ての選挙で票を投じたことのない政党(系)は公明、旧社会、社民、共産、だ。



11月5日(水):友人のNANIO氏曰く【どんなものであれ、今、そこで生きている、なんとかして生きようとしている言葉こそ「素晴らしい」。言葉とは、「生きている、あるいは生きてきた」人全ての心の表象。それが心の現れである以上、それを尊敬し、尊重せずにはいられない。重要なのはそれが「リアルで、模倣ではなく、おもねらないもの」かどうか。】
自戒を込めつつも、この世の中には、なんと多くの「リアルで、模倣ではなく、おもねらないもの」とは逆の言葉や事柄が、我が物顔で大手を振りながら歩き回っていることか、と溜息する。そしてまた、それらに侵蝕されているのではと、そっと心の隅っこで疑念を抱く人々に猫撫で声で近づいては、己の利のために、形振り構わずの刷り込み作業を開始する輩の存在には、ただただ怒り。彼の文章に感動し、私の中でイメージが膨らみ過ぎた感は否めないが、まぁ、なんだねぇ……くわばらくわばら。



11月4日(火)家を出る直前、長時間に渡るかなりの気力を必要とする仕事一件が急遽キャンセルとなり、少々風邪気味なのもコレ幸いと休みを取った。で、これまた幸か不幸か昨夜起きたPCトラブルを解決しちまおうとサービスセンターへ電話した後、PCを持って修理センターへ。何のことはない単純トラブルでその場で解決。ついでにちょっと着る物でも買おうかという気になり時々のぞく輸入物Outlet系の店へ。入った瞬間目が釘付けになったのはショッキングピンクのウエスト丈のスエード・ジャケット。襟元・袖口・裾からは表にポイントとしてちょっと使用の革と同色の真っ赤なフェイク・ファーがちょろちょろと覗くのもとっても素敵だ。絶対に私に似合うデザインと色使いだし驚くほどの格安。すぐ試着したもののMサイズは肩幅・裄はOKだがやはり胸まわりに余裕がなく少し厚手の物を着たら窮屈になりそうで断念。アレ、着た〜いよぉ〜!今夜夢に出てきそう…。



11月3日(月):知人があと数日で、仮釈放で出所する。彼が刑務所にいた期間に私や周囲に起こった事だけを考えてみても、本当に長いオツトメだったんだなぁと痛感している。御苦労様でした、そう心から伝えたい。詳細は省くが、バブルの時代でなければ起こりようがなかった事件だったと、今にしても思う。彼が主犯とされたことがどうしても信じられず、傍聴券が入手出来なかった一回を除き傍聴をし続けた。そしてやはり納得できずに、情状酌量を求めるという趣旨の減刑嘆願書を作り署名集めをしたのだが…。彼を直接知らなくても私というものを信用してくださり、署名集めに協力してくださった大勢の方々、そして反対に、利益にもならないヤバソウナコトには一切耳を貸さないという人間の裏を嫌と云うほど見せつけてくれた人もいて、「世の中」というものを期せずして学ばされたことにはなった。彼には娑婆の空気を無理せずに吸い始めて欲しいと、心から願っている。



10月31日(金):「愛」とは何か? その定義や答が曖昧模糊とし続けているがゆえ、人間世界には宗教や哲学といったものが存在するのでは? 少なくとも、人間が生を受けたことによって生じる様々な葛藤や疑念、また、産み出されてしまった自己存在に対する怖れや失望は、安易に「絶対存在」や「絶対正義」に疑問を持つことなく身をゆだねる要因になり易い。己の現実的な生に対する或る種の保身の為とは気づかずに、唯諾々と叫ぶは他人への想像性なき御為ごかし。真の自己崩壊は「絶対」という名のもとに日々着々と進行し、上っ面をなぞっただけの「愛」という言葉を自己への言い訳にしていることに少しも気づくことなく、目指すは、完璧に近いと思い込んだ鎧をまとい風車に突撃さえ試みない、偽りのドン・キホーテか? まぁどうでもイイけど、他人の心の領域にまで土足で踏み込むな。それとなぁ、『ブッダに会ったらブッダを殺せ』(シェルドン・コップ著)だ。



10月30日(木):帰り道沿いにある外国人向け二階建て高級アパートメント。その一室に何時もナンダカワケワカラン東洋趣味の飾り付けをしている出窓があり、頻繁な模様替えの度に幾つもの「?」と共にその意図を妄想たくましくして楽しんでいる私だ。今夜は遠くからもシンプルな灯りだけが見て取れたが、その正体は数個の小さな「Jack-o'-lantern」つまりカボチャ提灯。そうかぁ、明日はHallowe'enなのね! その瞬間、泣きたいほどに懐かしく想い出してしまったLAの学校でのハロウィーン・パーティ。ショッピング・モールで買った売れ残りの白黒基調のクラウン衣装一式と白く骨が描かれた黒手袋を身にまとい、化粧のイメージは『IT/イット』と、ハロウィーン当日には必ず映画版がケーブルTVで終日放映される、舞台も映画も大好きな『ロッキー・ホラー・ショー 』。思いがけずの大受けで、なんだか賞品を貰っちゃったっけなぁ…。Trick or treat! Trick or treat!



10月29日(水):友人サイトで、「愛」という問題から発しての一波乱。かつてA.ビアスは『悪魔の辞典』で「LOVE」をこう定義した。【n. 一時的発狂。乱調の原因となったものの影響下から隔離するか、結婚させることで治療可能。この病は、虫歯などと同様、人為的環境に暮らす文明的民族にのみ流行していて、きれいな空気を吸い質素な食事をする未開の民族はこの病に免疫をもっている。ときに命に関わる病気だが、誰の命にかかわるかというと、患者より医者である場合が多い。】 また、この辞典に倣ってある人は【愛:日本語五十音(実際には48文字46音からなる)の最初の2文字。昔は「いろ」であった。「哀」と同音であることは重要である。】と。「愛する」より「惚れる」という言葉に実感がもてる私は、そうなのかぁ…と、ただただ感心するだけ。しかし、同じく倣ってのもう一人が定義する【愛:犠牲にしてもよいのはお金だけ。】には、はっきりとNO!。



10月28日(火):昨日BBSに書いたのですが、若いヤツにチラリと聴かせてもらった瞬間、ゾクリッときちゃって飛びついたのが、オーストラリア出身の活きが良くて荒っぽい色気さえ漂う4人組のおにぃちゃん達、「JET」。その彼らの『GET BORN』を繰り返し聴いていたら、どうにもこうにも自分で訳したくなった曲が「HEY KIDS」です。で、訳してみました。アルバムの中では特別ウリではなさそうな曲なのですが、意訳といってもイイその訳を読んでいただければ、私が訳したくなっちゃった理由らしきもの、少しは分かっていただけるのではと…。たとえ原詩を載せなくても著作権の問題があるので、期間限定のBBSの方に載せました。読んでみてネ。



10月25日(土):とあるスーパーマーケットのお惣菜売り場。私の目の端に飛び込んできたのは60代後半の風体怪しからぬ御婦人の姿だった。なんと彼女、売り物の焼き鳥の串を一本口にくわえて立っていたのだ。口はモゴモゴと動いていた。何事かと驚いて凝視してしまった私。気づいた彼女、自然な動きで最後の一切れを口に放り込むと、空串を右手に持ったまま足元に置いてあったスーパーの籠を持ち上げ左腕に抱えると、次のコーナーへと歩き出した。いつどうやってどこへ串を捨てるのか、もしかしてレジで空の串を見せてお金を払うのか?まさかなぁ、などと興味津々。で、何気に尾行を開始。そして追い越しざまに彼女の右手を見たら、あらまぁ、串は既に消失していた。上手すぎ! 付け加えると、焼き鳥コーナーには一、二個肉の数が足りない何本もの串がありました。初めは手で取り外して食べていたのか? これって、新手の万引き?それとも食い逃げって云うの?



10月24日(金):昨日の今日じゃぁ余りにも出来すぎで、嘘ッおォー!?の世界だよ。どうせならもうちょっと頭を使って書くべきだな、嫌みメール。あたま悪すぎアンタ(達?)。でもそのバカヤロなメールのお陰で、またまた分かっちゃたことがあるんだなぁコレが…ありがとね。よかったら管理者宛じゃない固定メアド教えようか?なんなら携帯電話番号を教えてあげてもイイよ。で、タイマン(藁)張ろうか?! その場合、私は勿論一人で出向きますが、そちらの助っ人が何人隠れていても驚きません、です。ハッキリ云います。私は「ステージ101」、ちゃんと観たことなんてありません、偶然に少ーしだけ何かをしながら観ただけ。ですからね、アンタ(達?)が「スター」だ「プロ」だと騒いでる誰一人にも、思い入れなんかありゃぁしません。名曲『涙をこえて』を、ただ本当に好きなだけ。悪いか!! 望みもしなかったのに、色々とSHIT!なことを知らされ過ぎちゃったぜ。



10月23日(木):疲れるよぉ、ホントに。帰宅すると理由の分かんない新たな展開があったことを何気なく伝えられるが、話の流れが見えてこない。で、質問するも要領を得ない母。そんなことがここ数日続いていて参っちゃってる。父の死から一年目が近づくにつれ、自分達の価値観が正しいことをコッチに認識させたいらしい親類縁者が、余計なことを云ってくる。母に確認を取り私が電話し、アチラさんを表面上だが納得させても、私が不在の昼間にまた電話があるらしく、トシの所為で判断力がとんと衰えた母はその度に右往左往しては、イイ加減な対応をしてしまうらしい。そのトバッチリをくうのは当然ながらこの私だ。父の遺志を100%とは云えないまでも貫徹した「お別れ会」をやったのだから、今更、世間様の常識とやらに振り回されるのは止めて欲しい。今まで通り、私が悪者になれば話は円滑に進むはずだから、口先だけの奴らに振り回されないでよ、お願い!母。


10月20日(月):昨日の室内場面は順調に撮影が進んだが、本日は太陽が雲の間に微妙な感じで入ったり出たりで、ライト未使用のロケ現場は翻弄され続けた。その所為もあって撮り残しが出たが、余程のことがない限り来週の日月曜両日で撮影は終了するだろう。さて帰宅後、食事をしながら五月蝿くないTV番組はないものかとチャンネルを次々に変えていたら、あッ!シャイン!?という画面に遭遇。まさしくピアノを弾く男性は映画『シャイン』http://www.sankei.co.jp/mov/review/97/0321shine.htmlの実在モデル、デヴィット・ヘルフゴッド氏で、今年7月に来日した彼とギリアン夫人へのインタビューと公演映像も織り交ぜながらのNHK教育「福祉ネットワーク」という30分番組だった。夫人が語った言葉で印象的なものは幾つもあったが、「彼はとても素敵な生活逸脱者」「自由な生活が心の病を癒してくれる」の二つが、なぜか私の心のどこかに強烈に引っ掛かり、今も膨らみ続けている。



10月17日(金):あ、こりゃぁ完全にダメだ。戦略無しの気分でウロウロの悪足掻き。まさかとは思ったけれどなぁんと復活!「土井さんへの注文http://www.doitakako.net/bbs2/」。それも説明皆無。マニフェストhttp://www5.sdp.or.jp/central/topics/touituseisaku/index.htmlを読んでるとコッチがヘンなのかと不安になるのは当然としても、今回の党首のスカスカHP開設といいこのBBSでの一件といい最早マニフェスト以前の問題、つまり政党としては100%感覚がズレズレなのを露呈した。再開後たった一つの管理側の《運営上の連絡》という投稿「0000242 2003/10/17 21:09 (略)管理者Aは18日・19日・20日の3日間、仕事で出張します。出張中は、管理者Bに運営を委託しますが、更新頻度が遅くなるかもしれません。あらかじめ、ご承知おきください」だって。オイオイ、何を誘ってるんだ?アラシの大量発生を狙ってるの?! ン?ココって、党内反・土井派が戦略の一環で開設したのかぁ!?



10月15日(水):昨日の補足。どうも「根性無し」は唐突すぎたな。管理者の投稿はこう続く「そこで、管理者側がご意見を拝見させていただいた上で、後日掲載する方式に、変更いたしたいと考えております。掲載は、当初数日に一度とさせていただきます。」。百歩譲って事実システム上の問題だったとしても他の対処方法はなかったのか? また悪口雑言の書き込みだとしても自分達が自ら求めた「土井さんへの注文」には違いなく、及び腰逃げ腰になった時点で既に様々な負けは確定したも同然だ。この時期にまたもやヒヨッタ社民党(関係者)に未来はあるのか?! まぁ、なんだかなぁ?なのは何も社民党だけに限ったことではない。北朝鮮拉致問題絡みでメディアへの露出度抜群だった安倍幹事長人気に負んぶに抱っこの衆院選立候補予定者のなんという多さよ。本日目にしたポスターなど写真比率が、4安倍>2立候補予定者>1小泉で、一見誰の物だか分からなかった。



10月14日(火):寝る前の楽しみが一つ無くなっちゃったぁ。社民党HPのトップには土井党首HPがまた別にあることを謳っているが、両HPとも内容が空虚と云うのも恥ずかしいナニなもの。しかし同じくトップで堂々と謳う「土井たか子ネットhttp://www.doitakako.net/ 」の売り物は「土井さんへの注文」という名のBBSだった。大盛況のソレは2chBBSが嫉妬するくらいの、祭りだワ〜ッショイ!状態で爆笑モンだったから残念無念 。今、過去形で書いているのはソコが体のイイ閉鎖をしたようだから。いやー短い命だったなぁ。現在「2003/10/13 04:43タイトル:みなさん、はじめまして。投稿者:管理者A」の次に「2003/10/13 04:46 タイトル:おことわり 投稿者:管理者」が「みなさま方の多大なご反響のため、システムに負担がかかり、掲示板本来の機能が失われてしまう恐れがでてまいりました。」だってさ。根性無し! なんだかなぁ?の社民党体質が鮮明に現れているのは間違いない。



10月13日(月):こんな感じは久しぶりだなぁ、という心地よい疲労感。リハーサル最終日の今日は、かなり細かいダメ出しがあったが、こちらの疑問や意見にも真摯に考えて答を出してくれるので、素直に納得だ。監督の頭のなかには、自分が書いたシナリオゆえの「完全なる世界」が出来上がっているようなので、いかにして生身の肉体で、彼のその世界を、イイ意味でブチ壊せるか!? 上手にブチ壊せた時、彼の「シナリオ世界」は、きっと何倍にも膨らみ弾けるはずだと思う。高校時代から湯布院映画祭に関わっているというカメラマン、絵コンテを見ながら私たちの演技を静かにチェックしていた録音担当の青年。今の若者の特徴なのかもしれないが、お祭り的なノリがない分、彼らの拘りが静かにこちらに迫って来た。予期した以上のナニカがやれそう出来そうな予感は、私の久しぶりのドコカを刺激する。なんだか面白くなってきたぞ。カメラがまわる本番の日が待ち遠しい。



10月11日(土):怒濤の一週間の終わり? 7日間は終わっても、終わんないんだよなぁ…何もかもが。でも、昨日があるから今日があり、そしてまた明日がある。その繰り返しのなかで、生きて死ぬのが私たち人間なんだよなぁ。というより、人間もまた…なんだよね。あらゆる人にとって、毎日が昨日の続きだという、笑っちゃうような当たり前の事実のなかに潜む真実の重み。考えちゃうことが多すぎて、いささか個的な「生」に関するパワーが逆噴射気味な私。
あなたは、毎日を、どう過ごしていらっしゃいますか?



10月10日(金):JRの某駅から商店街を10分程歩くと店舗に挟まれて狭い下り坂がある。坂を降りきったどん詰まりには木造2階建ての朽ち果てんばかりのアパート。一畳程の台所に六畳一間・共同便所という十部屋の中の一室に10年以上一人暮らしを続けているのは60代後半のSさんだ。今日も薄い座布団に座り込み周囲の迷惑になるからとイヤホーンでTVを観ていた。半年以上も入浴をしていないこともありドアや窓を開け放っても部屋に漂う異臭は消えることがなく、あちこちに正体不明の虫の死骸。今日も帰り際に冷蔵庫内のチェックをすると卵3個トマト2個残り少ない味噌の他にはSさんがソレだけは捨てないでくれと云った焼き豚は一欠片も無く、油が包装紙に滲みきった9包みは総数30個近くのメンチカツとコロッケだった。杖を頼りに足を引きずって買い物には行くが、購入したことを忘れてはまた同じ物を買いに行くという繰り返し。私もう溜息など出ない。



10月8日(水):何じゃぁ?というモノ、発見! と云っても、冷蔵庫のなかを漁っていたら見つけちゃったんですけど。「拝啓、賢治先生(行を変え)いい豆乳が出来ました。」と、パッケージにドデカイ黒文字で書かれています。金色の線で囲まれた中には「家庭で早業豆腐 全国ふるさと食品 農林水産省総合食料局長賞受賞」、他には「特濃豆乳(豆腐作り用にがり付き)」。製造日から30日間が賞味期限で200mlが2個入ったコレ、人目に付くことは確かだな。近所に開店して間もない自然食料品店で購入した母は、身体に良さそうだし面白そうだから買った、とのことですが、豆腐を作るのはナンガカメンドウ豆乳として飲むにはリョウガオオスギルとかで、1ヶ月近く私の目に触れることなく、冷蔵庫の奥深くに放置されていたのです。豆乳嫌いの私としては飲む気はおきないので、お豆腐を作ってみます。ちなみに、「賢治先生」でお分かりのように、岩手県は花巻産です。



10月6日(月)今日は高卒後1年間だけ在籍した大学へ、関わることになった卒制映画の本読みの為に、本当に久しぶりに訪れた。特別な懐かしさは何も無し。全員揃っての顔合わせ・衣装合わせ・本読みの予定が、理由あって急遽、私が出演する部分だけの本読みになった。相手役の青年俳優が文字面から作った役のイメージを気分だけで引っ張って、思い入れタップリで台詞を云うのが気になったが、監督が的確に指摘したので、まずはホッとした。こういう映画では、台詞はイイ意味でのノリでテンポを付けて行くことが大切で、余りに気持ちを込めての役作りで台詞を云うと、逆にシナリオ全体のテンポを殺す。場面の雰囲気をポーンと変えるための台詞は、ちゃんと計算されて書かれているのだから、まずは流れに乗ることだ。その流れをコントロールするのは監督の仕事。途中カメラマンがやって来たが、視線をビンビンと感じた。結構しつこいぞ、この監督とカメラマンは…。



10月5日(日):昨夜の文字チャット中、「北朝鮮による拉致被害者の御家族」の、あの「家族の絆」の素晴らしさに、誤解を恐れずに云うと、憧れる日本人は多いのでは? という意見があった。そして本日のこの記事。http://www.sankei.co.jp/news/morning/05na1001.htm
私たちがTVの画面で拝見する時は、いつもちょっとはにかんだような笑みをたたえている彼女だが、その心のなかを想うと、言葉がない。



10月3日(金):「赤い羽根共同募金」、ウザイぞ! 私はずっと以前から時代錯誤も甚だしい「スケジュール闘争」的な、募金活動は大嫌いだ。帰宅すると例のポチ袋のようなものを前にして母が云った。「どうして町会の目標募金額があるんだろうね。おかしいよ」。正しくその通り。私は目標や目的が特化しているところにしか寄付はしない。災害時などの緊急なものは別にして、少額でも同じところへ長年続けていると活動の状況などを含めて様々なことが見えてくるから、スッキリしていてイイ。LAで住んでいた地区ではクリスマスが近づくと、地区担当の消防士が一軒一軒寄付を募って訪ね歩いていたなぁ。彼らは集めたお金を児童施設などに寄付し、クリスマス前の数日間は夜、クリスマス・ツリーと化した消防自動車にサンタさんを乗せ音楽を鳴り響かせながら走り回っていた。あーぁ明日は土曜日だから、「お願いしま〜す」のガキ達の声が五月蠅いはずだ、駅近辺。



10月2日(木):う〜ん、強烈なメール。「何を迷っているのかな。私に言わせればChiroにはもう捨てるものは何もないような気がします。だから思ったように書き、思ったように行動すればいいと思います。ChiroのHPのタイトルはA Piece Of My Heart、エッセイ・ページのタイトルはNot Fade Away。それが全てを語っています。だからいいのです。そのまま行けー。」そして最後のさいごにコウあった。「でもよくもまあ、Chiroという名前を使ったものだ。掲示板を作ったものだ。」と…。ドウイウ意味ジャイ!?、と苦笑いをしながら心のなかで突っ込んだが、このメールと前後しての或る友人との会話、そして複数の別の友人からのメールでも、似たようなことに触れられたことに、想い新た。「自由っていうのは捨てるものが何もないことさ」、そう中川五朗サンが『Me And Bobby McGee』を意訳してたっけ。金無く名も無く絵に描いたような日雇い労働者。ヤッホー!自由じゃん私って。



9月30日(火):本日書きたいこと、それはアルコトに関して何も知らずにココを訪れて下さっている方々には、読んだら本当に吐きそうになるかもしれないような、私の暴言です。私は、私の云うアルコトを全く知らない方々に嫌悪されるかもしれないこと、そして、もしかしたら私の大好きな友人をも失うことを、覚悟して書きます。野次馬的な興味でも結構ですが、本当に読みたい方はココをクリックしてください。



9月29日(月):なんかたった一日で、軽〜いペンダコが出来ちゃいました。仕事が休みの二日目・月曜日の過ごし方はというと、余程のことが無い限り少なくとも半分は、今の仕事に関連する資格取得試験に向けての勉強に使うことにしています。今日はその為に受講している通信教育の9月末提出のレポート書きと、久しぶりに引き受けた役者のせいで休日はほぼ全滅になりそうな10月の、その分のレポート書きまでしてしまいました。我ながら頑張ったぁ…。で、筆圧が異常なまでに強い私は、当然のことながらボールペンを握るのもかなりの強さのようで、右手中指に久しぶりのペンダコ出現というわけです。
さぁ、ゆっくりお風呂に入ったあとは、軽くビールを呑みながら、レゲエでも聴きながらのWEBサーフィンでもしましょうか。



9月28日(日):『生命の短いダイヤモンドの国〜黒柳徹子のシエラレオネ報告』。ユニセフ親善大使である彼女の訪問報告TVドキュメンタリーは殆どリアルタイムで視聴して来た。今回もまた目を覆うばかりの涙などは吹っ飛ぶ悲惨さの連続。コレが私達の在るコノ世界の現実、それも幾多のソレの「たった一部」なのだ。そして今までと同じくクリスチャンとしての使命を帯び赴き過酷な状況下で活動する方々の本当に頭の下がる姿があった。しかし本題からは離れるのだが、これまでも放送に接する度に密かに気になったのが画面に映る「十字架」の頻繁さ。今回もムスリム60%(日本国外務省資料)の国で、彼女(彼)らは心の底から信じたものを宣教しているという事実がある。今までもそして此れからも繰り返されて行くのだろうか「西欧文化の普遍化」は? そしてその結果として、キリスト教側からの「異教」打破成功とその地域が育んで来たであろうものの破壊も?



9月26日(金):本日、「Not Fade Away」のエッセイ、本当に久しぶりに更新しました。『それぞれの事情 2』ですが、読んで戴けると幸いです。しかし、書いたモノを最終チェックしモウコレマデッ! と踏ん切りつけたはいいけれど、それをHPにUPするまでの時間がかかることといったらない。今回も、その段階でヘンなことを起こしてしまった。まぁボチボチと学んで行くしかないな。だって、自分のHPを持つなんてこと、去年の今頃はおろか今年の春頃にも、考えてもいなかったことなんだものネ。
明晩は、文字チャットの予定。



9月25日(木):エッ?!なんでこんな時間! 知らない間に寝ちゃってました。HPにUPしようと書いたチョット長めのモノ、その最後の部分がナンダカコウ気にくわないピシッとこないので、少しだけ手直ししたいと思ったのです。でも、一日の労働で身体も頭もドンヨリ状態。で、頭ン中をスッキリさせる為には1時間半ほどの仮眠が必要と…。それなのに、グッスリと寝込んでしまったというわけです。こんな中途半端な時間から起きちゃっても、明日の仕事に差し障りが生じますから、パジャマに着替え、もう一度、いつもの起床時間までは寝ることにしましょう。おやすみなさい。



9月24日(水):何なんですか?!この寒さ。雨降りだから余計に寒さが身に染みる。私の周囲でも風邪ひきサンが数名。月曜日には急遽就寝前に押入から冬掛け布団を引っ張り出し、本日は初冬にしか身に付けたことがないジャケットを着込んで出かける始末だ。それでもパンツはまだ薄手のものだったから、帰りは寒さに震えた。傘を持つ手には手袋が欲しいくらいだったよ。このまま冬に突入なのか?それも想像を絶する程の凍るような日々に。さぁ、そんな季節の到来に備え、皆さ〜ん、何ものにも負けぬ頑健かつ柔軟な肉体を作り上げませんか? その為にあなただけにコッソリと、自信をもってお薦めするのがコレ。きっと精神さえも鍛え抜かれることでしょう。幼稚園児・大衆・老人・少年と、4パターンが用意されておりますので、御自身の体力などを慎重に考慮のうえ、是非とも今夜から始めてください。効果は証明済み? http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=15



9月23日(火):最近、密かな楽しみがある。仕事先から次の仕事先への移動中、中途半端に時間が空いてしまう時、目的地のほんのちょっと先までそのままバスで行き、なんとなく下車してその辺りをプラプラと歩いては、またバスで仕事先に向かうという、なんとも安上がりで気楽なものだ。先日までの炎暑の最中にもソレをやっていたのだから、まぁ物好きもイイところ。で、今日はそんな楽しみには絶好の天候だったので、いつもよりはバス停から離れた所を気持ち良く歩いていると、初めて降りたはずの場所なのに、なんだかヤケに見覚えのある感じに襲われた。 具体的な景色や建物にではなく、空気感というようなものなのだが、歩いていても立ち止まっても、心がざわめく落ち着かなさ。デジャ・ヴュ? 帰宅途中でハッと気づいた。昔々の友人のアパートがあった近辺。何度か私鉄の駅下車で20分以上歩いて訪ねたことがあるが、そうかぁ、あんな所にも近かったんだな。


9月21日(日):充実の2日間。昨夜はOFF会と称しての大呑み会。凄かったぁ…! 皆が本音で喋るから、大笑いになるは真面目にウンウンと頷きながらも話はドンドンと広がるは、料理もイケタけど、本当に気分のイイ友人達と呑む酒がこんなにも美味いものだとは…。私、一部記憶がないくらいに酔っ払いましたが、二日酔い症状が全くありません。そして今晩はコーヒーを飲みながら、一人の青年と談笑しました。映画の現場で働くことを志望の彼、淡々と、でも情熱溢れる想いを語ってくれました。ハッキリとやりたいことがある若者は、やっぱりキラキラとしていて素敵だな。なんだか私の生活に、違った色合いの楽しみが、また一つ増えそうです。役者、やらせて貰います。若者相手に、どんなことが出来るのか? ココは、いま着ているものを思い切って全部脱ぎ捨て、真っ裸から一枚一枚、彼らの用意してくれた新しい服を、楽しく工夫しながら着ていこうと思います。   



9月19日(金):基本的には、こういうことなんじゃないの? 私のオンナとしての、あのトシでは人生の結果としての手本、そして今でも永遠の憧れの人。彼女のような才能は無いから、コノトシになっても、私は右往左往しながらも生きていられる。彼女のようには、酒にもドラッグにも、ましてやオトコやオンナにも溺れることが出来ないから、恥をかきながら、周囲に迷惑をかけながらも、踏ん張って生き続けなければならないのだ。でも、多分きっと、彼女よりは、私のことを分かろうとしてくれている友人達がいる。
今夜はガンガン聴いている、彼女の曲。彼女の名前はJANIS JOPLIN。
http://www.amazon.com/exec/obidos/search-handle-form/ref=br_ss_/002-7440501-0668051
↑のところでサンプル音源ですからチョビットですが、彼女の歌声(叫び)、聴くことが出来ます。



9月18日(木):オイオイ、卒業制作というものは、なんと云っても学生時代に学んだことの集大成でしょう? 以前の出演作を観てキミが卒制の映画に私をキャスティングしてくれたこと、既に現場を離れている身としては、正直なところ複雑な思いはありますが、まぁそれなりに嬉しいことかもしれない。が、なんか手順が違う気がするよ。フィルムの中の私は勿論ワタシではあるけれど、ナマの私に会わなくてイイの? 話を持って来る前に、まず会うべきじゃぁないの? 不安じゃないのかなぁ? それとも監督として、役者など、どうにでも料理が出来るという絶大な自信なんかがあるわけ? こっちの方が、なんか不安になっちゃうよ。ホンがそれほど酷くなかったら勿論出演しますから、キミが現場で考え込まない為にもサ、ちゃんとしようねェ色々とさぁ。役者志望の同級生に頼み込んで出てもらうんじゃないんだから、ソコントコよろしくネ。プロ志望なんでしょ、キミ?



9月17日(水):日朝平壌宣言から丸一年の今日。何がどう、この一年で進展したのかしなかったのか? 誰がどう、拉致問題解決に関わってきたのかこなかったのか? 云いたいこと書きたいことが有りすぎて、言葉は空回りするばかりだ。このHPのトップには、「ブルー・リボン」を貼り付けさせてはもらっているが、ただのポーズになってしまってはいないかと、反省することが多々ある。地道に自分が無理なく関われる範囲のことしか出来ない私だが、拉致被害者の御家族の胸をうちを思うと……。
是非、読んでください「蒼いことばの絆」。最新号は、拉致被害者松木薫さんの弟・松木信宏さんがお書きになっていらっしゃいます。



9月16日(火):なんだか泣けちまってしょうがない。今夜は久しぶりの泣き虫Chiroだ。人間って、やっぱり凄い!素晴らしい! 自分の深層的な問題点に気づき、それをどうにかして少しずつでも解決しよう、その為にはかなりの軋轢が生じようとも生きていく為には努力してみようと決意した時、人間は想像もしなかった不思議な力を自ら生み出すことが出来るんだネ。愚痴ってばかりじゃ駄目なんだ他人に頼ってばかりじゃ駄目なんだ。そんな当たり前のことを出発点にして着実に自分を見据えた時から、多分その人は確実に自分自身と闘い始めたのだろう。以前のその人のイメージを引きずっていた私は脳天をガーンと殴られた感じだ。きっと様々な偏見や常識という名の仮面を被った偽善などと、これからも嫌というくらい出会わなければならないだろう。無理して頑張らなくてもイイんだよ、でも、踏ん張り続けては欲しい。そう心の底から願う私。まだ、涙が止まらない。



9月15日(月):(書いたが自ら削除)



9月14日(日):昼近くまでたっぷり寝て、掃除をした後ごちゃごちゃとした雑用をこなしていたら、もう一日が終わっちゃう。今週は、たった一日の休日しかないのに、だ。以前なら、そんな一日の終わりには意味もなくイライラしたし、加えて、予定していたのに出来なかったコトへの強迫観念のようなものまで生まれてきたものだが、この頃はかなり平気にはなってきた。全て、なるようにしかならない、のだもの。
さて、友人の医者が云うには「毎日外来には、熱中症の患者さんが来るし、夏バテで食べられなくなったお年寄りが入院してくる」そうだ。私も身体の芯の怠い感じがとれず、ちょっと夏バテお疲れ気味。でも、もう少しで涼しくなるはずだ、そう自分に言い聞かせながら、今週も一件一件の仕事に対し、「慣れ」という一番の危険をおかさないように気を付けながら、楽しい気分で働こう。



9月13日(土):仕事で歩くから、この暑さで頭ン中はウニ状態の2日間だった。物好きにも真夏のPalm Springsに行ったことがあるけれど(そんな時期に行くオバカは殆どいないからホテルなどが超格安)、湿気が無い分この東京の数日と比べるのが失礼なくらいに快適だったことが想い出される。本日↓に書いた『According to THE ROLLING STONES』を入手。これ、『ブリタニカ百科事典』の一冊と同じ大きさと厚さで片手で持ったら手首を捻挫するのは間違いない。でも、パラパラと捲るだけで感動! Brianの余りにあまりな繊細で憂いに満ちた表情に久しぶりに出会い、Keith、Mickがらみの三角四角五角それ以上の関係などやフロントをMickに譲らざる得なかった彼の心中を勝手に想い、FENで流れた彼らの曲にショックを受けて以来のファンとしては、今夜はBrianの歌声を聴かねば収まらない。例え天才でも早くに死んじまっちゃぁ駄目だ。どんなことをしても生き残った方が勝ち。 



9月11日(木):2年前の今日、NYへのあのアタック。その日のことをまざまざと思い出す。アタックが報道された直後から、NY在住の友人を案じた世界のアチコチに散らばった元・クラスメート達の間では時差もなんのそののメールと電話が、彼の無事が確認されるまでの二日間飛び交った。そして今日、仲良しのドイツ人F君から長文のメール。この2年間の世界で起こった様々な不条理な事柄に対する、彼らしく理路整然とはしているが静かな怒りがこもったお便りへの返事に、私は11日に「アーリントン墓地を訪れた北朝鮮による拉致被害者家族ら四人」の新聞記事を英文にして、付け加えた。Fは以前私がメールで伝えるまで、北朝鮮による拉致というテロを全く知らなかったが、その事実を知った後、周りの友人知人にそのことを語り続けてくれている。時々、余りにも英語で説明するには困難な質問メールが届き四苦八苦するが、彼の真摯な拘りには、本当に頭が下がる。



9月10日(水):今日は淡々と仕事をこなした一日だった。ちょっとした空き時間に、とある駅ビル内の文房具屋と本屋へ。LAの姪におねだりされた文房具以外に、なんだか余りにも美しかったキラキラ・シールやらなんやら、使う当てが余りなさそうなものばかりを、自分のために細々と買い込んでしまった。本屋では、平積みされた本の題名を読んでいくだけで、ただただ疲れ切って溜息ばかり。心惹かれるもの、何も無し。その不満爆発で、結局帰宅後、この間から気になっていた洋書を一冊ネット注文。かなり分厚いハード・カバーだけど、読み切れるはずだ。だって、私の愛してやまないThe Rolling Stonesの、メンバーが曲づくりの裏話をはじめプライベートな写真を含む資料を公開した自叙伝、という触れ込みの『According to the Rolling Stones』だから。楽しみが、また一つ増えた。なんだか幸せな気分で、今夜は寝られそう。



9月9日(火):朝から怒られた。初めて会った知らないオジサンに、マイクを通して怒鳴られた。遅れにおくれのバスだったんですよぉ、いつも空きずきなのに珍しく満員で、バス停にも私の前にも後にも何人もの人だったから、乗るにも時間がかかる。で私、自分の番になったので料金箱にお金を入れようとした途端、「待ってろと云っただろッ!」って運転手さん。お年を召した御婦人が1000円札を出したので、それで手間取りイラついていたようなんですよぉ。でもさぁ、云われてないよぉ、聞いてないよぉ、私、待ってくれなんてさぁ。ビックリしてお金を落としちゃったじゃないのさ! 走りだして分かったんだけどソノ運転手さん、停留所の説明は「ン〜ウニョフニョ」で何を云ってんだか全然わかんないし、降りきらないのにドアを閉めかけたりと、まぁ無茶苦茶。きっと、お疲れもイイとこなのねぇ。でもさ、アンタだけじゃないと思うよぉ、疲れてんのは。真面目に働け!



9月8日(月):いやぁ、参ったなぁ。昨日ココを更新しなかったら、御心配メールを頂戴しちゃいました。大丈夫ですよぉ、御心配くださったようなことは一切起きてはおりません。BBSに書いたように、昼間に一度PCを立ち上げた後、お出かけ→爆睡だっただけです。お心にかけてくださって感謝感激です。あと数日で開設後1ヶ月になるこのHPですが、そういう方々に支えられていることを改めて実感しました。有り難う御座います。知られちゃ拙いことや根拠希薄な誹謗中傷などは書いてはおりませんし、チャットでも、覗かれて読まれたら問題になりそうなことは、アタシを含め皆さん、語ったりはしていませんでしたから。万景峰号のことに触れた時には、抗議というか非難というか、ヨクワカラン・メールを戴きましたがね。ま、そういうこともあるだろうと覚悟を決めてHPを立ち上げたし、BBSも設けたわけで、大丈夫です。私、結構、腹すわったオンナのつもりです。



9月6日(土):本日のチャットは、本当に有意義だった。参加してくださった方々に感謝! それにしてもWebの世界で、「会員制秘密クラブ」を気取ってみたところで、秘密クラブの「合い言葉」や「鍵」は容易に入手可能なのは、私のようなWeb世界の初心者でも、違法行為無しで、それほど難しいことではない。私が私のHP上に書いたことを、自意識過剰ゆえなのか、謂われ無き無垢な被害者にでもなったように、可愛いぶってお嘆きの方がいらっしゃるようだが、もし、少しでもナニカを自分の身に引き込んで考え想像するならば、そんな風には軽口はたたけないはず。私は私が日々のなかで感じたことを、これからも書き続けるつもりだ。それは、ちゃちな個人攻撃ではなく、あくまでも問題の根元を、徹底的に探し求めるためのものを目指すし、それこそソレは、過去の私自身の汚点や失点を再認識するという、辛くも哀しくお笑いなモノに、間違いなくなるだろう。



9月5日(金):自分で意識してソウしてはいないのだが、どうやら、ジンジンと痛む足の指を庇いながら歩いているらしい。その結果、どこかに不自然に力が入ってしまうのか、思わぬ身体の何箇所もに、ただの肉体疲労とは明らかに違うドーンと重苦しい感じがあり、ソレが寝て起きても抜けずに残るのだ。シャワーを浴びたあと、呼吸のリズムをコントロールすることに意識を集中しながら、ヨガ風ストレッチを久しぶりにやってみた。けれども、なんだか全身がギクシャクとして伸びきらないし、逆に重苦しい箇所が鮮明になって来てしまったようだ。
たった一本の足の指のトラブルが、こうも身体に悪影響を及ぼすとは…。本当に、無駄なモノってないんだなぁと、中途半端な痛みのなかで、感心している自分がおかしい。



9月4日(木):本日は一日中、タコなのか?はたまたウオか?と、脂汗を滲ませながら真剣に悩んでおりましたので、それ以上の心に引っ掛かったコトなどは、幸か不幸かありませんでした。結果は、ニワトリ。
なんだかお分かりにならない方は、どうぞ「Chiroの小部屋」へいらしてくださいませ。
なぁんてことを云いながらも、やはり一言。またしてもやって来た北朝鮮の貨客船「万景峰号」!  政府よ!あらゆる角度から吟味し尽くした、「『できること』の処方箋」を速やかに我々に提示せよ、そして、実行せよ! 以上!!



9月3日(水):観念の世界で遊ぶのも嫌いではない私だが、やはり、「禅問答」のようなことは苦手であることを実感した。ましてや、BBSにおいては尚更だ。
ある方が昨日付の日記に書いていらっしゃったのが、「『できること』の処方箋を提示する」ということだった。つまり、議論ばかりするのではなく、具体的な何かを、教育や政治や経済などの局面で提示することの大切さを述べていらっしゃったわけなのだが、まさに合点する文脈だった。私のようなものは、処方箋を出すなんて大それたことは出来ないが、処方箋のヒントになるようなことならば、少しは考えられるかもしれない。でもそのためには、少なくとも、具体的な症状なり何なりが必要ってわけである。私の文章解読の能力不足のせいで、訴えている内容が読みとれないのかもしれないが、ただの言葉遊びになりそうなことは、極力避けたいものである。その方が、お互いに消耗しないし分かり合えるかも。



9月2日(火):「不良」はネ、「非行」とは違うんだよ。ましてや、「不良少年少女」ってのはさぁ、「非行少年少女」とは全くの別物だ。なぁにが「ちゃんとした家の子」だ、なぁにが「清く正しく美しくだ」。はッ、お臍が茶を沸かす! 元・真性不良少女かつ早熟な文学少女だった私は、あの混沌とした熱き想いが渦巻きながらも、日々刻々と極めて純なナニカが凝縮され続けていた街・新宿、そしてそこで出会った懸命に何かを模索し創造し続ける人々が、人生や芸術の教師だった。今時のガキがやってるようなお手軽な「非行」は御法度の世界だったし、そんな非行に走るガキを相手にするようなオトナは、私等のようなませたガキにまでトコトン馬鹿にされたもんだ。ある種の人々は嫌悪したであろう、あの時代のあの街やあの人々。少なくとも私の周りで蠢いていたオトナ達の生き残りは、「人間としての想像力」だけは、今も捨てたり忘れたりは、してはいないだろうと思う。



9月1日(月):8月の最終日は、ほとんど死んでいた。昼近くに目を覚ましてシャワーを浴びたら、なんだか無性に料理がしたくなり、豚の角煮・茄子とシシトウの揚げ出し・豚挽肉と茄子とトマトのカレーなどなど、なんだか脈絡なく作り終えたら、食べる前にはもう疲れ切ってウトウト…、ウトウト…ウトウト。途中で気づいてパジャマに着替えて、続きのウトウトウトウト。で、今朝は7時起き。目一杯たまっていた雑用は8割方終えることが出来たので、本日はもう止めることにした。さぁーってと!久しぶりにウェヴ・サーフィンでもしようかな。あッそうだその前に…どなたかタコの効果的な治療法を御存じでしたら教えてくださいませんか? 右足の親指と人差し指の並び方に癖があって、ここんところ可成り歩くせいか、人差し指に絶えずタコが出来ちゃうんです。いつもナイフで削るのですが、ソコントコが親指に触れるので痛いのなんの…、って痛いんだなぁとても。



8月30日(土):鬱からの脱出。人間、死ぬときはドウアガイテモ死ぬのだから、無理して生きることはない。そう心に決めた時から、私はドーンと落ち込むことが少なくなった。どうしても生理的に嫌いなヤツや、コッチだけがヘンに気をつかわなきゃ話や物事が進まないヤツとは、一線を画する。つまり、自分が誰にどう思われようといっこうに構わない誰にでもイイヒトと思われなくてもイイ!という覚悟。私のようなソウイウ生き方や考え方は世間を狭くする、という事実があるのは認めるが、私はソウイウ生き方をし始めた時からの方が、年齢や仕事やその他諸々に関係のない、心を許せる友人が増えた。これもまた事実。そしてもし、ソウイウ友人の誰かに結果として騙されたり裏切られたりしても、恨み言を云わないで済むくらいには、私は正面向き合って付き合っているつもりだ。だって、全て自分だけの責任じゃん! ソウイウ方が日々の呼吸が楽だし、刺激的でもある。



8月29日(金):「想像力」の欠如した人間は老若男女問わず大ッ嫌いだが、これが医者となると罪が深すぎる。さぞや若い頃はオンナを泣かせただろうなぁという雰囲気が未だ漂う80歳はとうに超えた元・将士のKサンが、先週から元気が無さ過ぎる。本日、理由が判明。8年前に大腸手術をうけたS大学病院の若い医師から電話があったのだという。医師「もしもし私は…と申しますが、大腸ガン手術をされた方の追跡調査をしておりまして…」。Kサン「私がそのK本人ですが、お陰様で未だにこの通り娑婆におります。良性のポリープではなかったことを教えて下さって有り難う御座います。失礼致します」。 若い頃に肺を病んだのが始まりで様々な病気との格闘の日々が続くKサンは結婚歴が無く、S大学病院入院時には甥姪さえも既に全員鬼籍に入っていたという。いつ入院してもいいように様々な準備を整えながらKサンが一言、「アンタに来週も会えるといいなぁ」。



8月28日(木):本日は、ふぅっ〜はぁ〜〜疲れたつかれたぁ…。1時間許されている昼食時間を、30分も取れないようなスケジュールを組むなよな! ネットの「乗り換え乗り継ぎ案内」は、階段登ったり降りたりで別のホームに移動したり、ましてやラッシュアワー時の、あの遅々として進まぬホーム上の人混み状態なんかは、計算に入っていないんじゃあ! PCのスケジュール表、ちゃんと毎日更新しろよな! 自分の決まり切った仕事ぐらい、ヘラヘラ笑って誤魔化していないで、責任持ってちゃんとしろ! 私は一人、だから、同じ時刻にA地点とB地点に、同時に存在することなんか出来ないのさ! でもって、同時刻同時存在不可能だった理由を、私の個人的理由とかいう、ふざけた説明を相手にするな! もう、怒りを通り越して、笑っちゃう世界。
あと二日、あと二日…。我慢がまん…。オバカは相手にせず、ニコニコ笑いながら、楽しく仕事するぞぉ。



8月27日(水):さぁ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 私んチのBBS「Chiroの小部屋」では、本日、我が友人・NANIOさんの「キャバクラ講座」が開催されておりますよ!! ちょっとソコの奥さん、そんなに眉をひそめないでくださいよぉ。あなたが想像もしなかったかもしれない、知ろうと思ったこともないかもしれない御主人のオトコ心理、ちょこっとだけ解るかもしれませんよ。
で、ついでと云っちゃぁなんだけど、『Chiroの○○○ッ○ー物語』も、期間限定(笑)で、BBS に23:00には掲載です。
お代は読んでのお楽しみ〜!



8月26日(火):人間、あまり素直に受け身になっちゃぁいけないな。特に仕事、それも金銭的なことに関しては、コッチが黙っているとつけあがってトンデモナイ要求をしてくる人って、やっぱりいるんだネ、多いんだネ。ちょっとここんとこ、貧すれば鈍するじゃぁないけれど、私らしくなかったと反省しきり。どうせ今までも、一度たりとも月々の収入が保証された仕事や暮らしはしたことがなかったのだから、人生、守りに入っちゃヤバイぞ!と、来月からの契約内容の変更を交渉し承諾してもらった。つまり日給月給ではなく、請け負う「一仕事幾ら」で働くことにしたわけ。スッキリサッパリ。数万の減収って今の私には痛いけど、この方が精神の自由を売り渡さなくてすむ。それになんと云っても、私らしい仕事の仕方、生き方だと確信。ヤクザなオンナだ、まったくもう! 仕事は、口が裂けても楽だとは云えないが、とても面白くてやり甲斐がある。



8月25日(月):本日、新潟港に北朝鮮の貨客船「万景峰号」が7ヶ月ぶりに入港した。北朝鮮に拉致された身内(日本国政府が認定している方々および未認定の方々)をもつ御家族の皆様の複雑な思いや怒りは、私の想像できる範囲を遙かに超えているのは云うまでもないだろう。ネット上では今回の入港に関連して、ピンからキリまで様々な意見が交わされているが、彼の国の国旗をドウニカシテヤロウという意見も多い。そんな中で初めて知った、かつて米社会主義の良心と呼ばれたノーマン・トマス提唱の「国旗清浄運動」。「抗議するなら、国旗を焼くのではなく洗濯しよう。国旗というものは、時に垢にまみれ汚れるから」と彼は云い広場で皆一緒になって星条旗を洗うデモンストレーションを呼びかけたという。権力と自称愛国者の、腐敗と要らぬ説教に対する効果的なRidiculeだ。私は、自分が無理なく関われる範囲のことを「その日まで」、冷静にヤリ続けて行くだけ。



8月24日(日):あるコンサートで某歌手が客席に向かってジャンケン大会を始めたという。某氏がグーを出した時、お客さんがチョキを出したら、「某さん、勝って良かったねェ!」と喜ぶというもので、つまり客全員が「自分が負けること」を考えて、グー・チョキ・パーを出す。それは相手に対して「凄ぉ〜い!強いなぁ〜!」と拍手する、「勝ち残るジャンケン」ではない「負け(てあげ)るジャンケン」。感動モンだったらしい。
スミマセン、私コノ何が感動モンなのか、どうしても分かりません。つまり「自分が負けること」にも喜びがあり、それに気づくことで人間としての大切なナニカが呼び起こされ、それがまた、それ以上のナニモノかを促し発展させることに通じる、そういうことなんでしょうか? 私の理解能力不足あるいは本来の臍曲がりのせいなのか、なんだか本当にスッキリしません、分かりません。お願い!どなたか、私をスッキリさせて下さいませ。



8月23日(土):ちょっと用があって先程帰宅。シャワーの前にHPとメール・ボックスのチェックをすると次のようなメールがありました。「キリ番や並び番を踏んだ人にプレゼントなんて事は、ある意味ではHP運営上の悪しき習慣(HP作成者へのプレッシャー)じゃないか?って思っているので…云々」。う〜ん、ある意味ソウカモですが、ほら私って、嫌なプレッシャーになるようなことは今や頼まれてもヤラン人だから大丈夫です。ただ、私のHPを覗いて下さったりBBSに書き込みをして下さる方々と、なんとなく喜びを共有したいだけです。正直に云うと、予期される様々なことに腹が据わらず、BBSもアクセス・カウンタも「隠し」でやろうかなぁ…などという、全くもってセコイことを考えていた時期があるのですよ。その気配を感じた友人達の鋭い御意見に耳を傾けた結果こうなったわけなので、色々とまぁ、私なりの想いがあるんです。ただそれだけなので、貰ってネ。



8月22日(金):今日は実に長い一日でした。仕事で移動中、目の前に無彩色の虹のようなものが出現して、アレ?ドウシタ?と思う間もなく、ふわ〜っと気を失いそうになりました。もしかして、熱中症とかの初期症状だったんだろうか? ボーッとしながらも自動販売機が近くにあるはずだと思い、ゆっくり歩いて見つけ、生温くてベッタリとした甘みばかりを感じながらもスポーツドリンクを飲み干して、やっと人心地がつきました。暑いです、道路からの反射熱も凄まじいです。皆さんもお気をつけくださいネ。
しかし、あの瞬間のヘンな気持ち良さ。そして七色ではない虹は、実にシュールでもあった。話は飛ぶが、ある宗教哲学者がチベットで高山病に苦しみながらも、「曼陀羅」の世界を実体験したらしい。様々その状況を冷静に分析したものを読んだことがあるが、私はその状況をとても憧れ続けて来た。本日、そのことを改めて実感。



8月21日(木):今日いちばん書きたかったこと。それは、BBSに書き込んでくださった「猫の姐さん」へのお返事でした。一気に書いて推敲もしていないので、舌足らずで不充分もイイところだと思いますが、私の考えです。
本当に私は、幾つになっても実に不器用な生き方をしているなぁ…。ちょっと、哀しいかも、ですが、今更ジタバタしたってしょうがない! それも事実です。



8月20日(水):私の先生。夏休みの宿題の作文の題名のようですネ。きっと皆さんは私が学生時代の恩師のことでも何か…と思われるはずですが、ちょっと違います。「BBSで頻繁に出てくるN.J.クンて何者?」という質問を貰いましたが、彼は私が勝手に決めちゃったPC関係の「先生」なんです。思えば、イイトシして再入学した大学で「論理学」の「論理式」が理解出来ず、教えて〜!と泣きついたのが、彼にとっては腐れ縁の始まりだったはずです。未だデキノワルイ生徒ですが、コチラが質問しない限りは決してそれ以上のことは教えてくれない厳しい先生です。そうだよねェ、「質問が出来ないこと」は教えられないもん、教えても無駄だもん。正しい先生の姿です。あッそれと同じく、頭ン中がウニ状態になっていたヒネタ大学生に英語の「Writing」の基礎を丁寧に教えてくれたのは、BBSにも書き込んでくれた「紐育の柴犬」サンです。センセ〜イ! やっぱり恩師だな。



8月19日(火):週の仕事始めの日だったけれど、問題になるようなことは何も起こらず、淡々と過ぎた一日だった。そして明日は、なぜか仕事の開始時間が遅い。遅いってことは、終了時間がその分だけ、遅くなるってことだけどさぁ…。でも、朝が遅くてイイのは、なぁんか得した気分になって、「それぞれの事情2」を楽しんで書いたりしていた。バックにずーっと静かに流していたのは、「COWBOY JUNKIES 」のCDを取っ替え引っ替え。
なんだか、今夜の気分にはピッタリだった。



8月18日(月):密かにHPを覗いてくれているUSA在住の仲良しからメールが届いた。彼女特有の諧謔的な表現で溢れ返った文面の中に、「HPのISPはHPを訪問してくれた人のIPアドレスがわかるサービスなどはしてないのかな? それがあると、「わー、なんとノルウェーから私のページを見てる○○がいるのね…」なんてこともわかって楽しゅうござんすよ。」と書いてあったけど、そういうサービスの有無をチェックしたことがないし、今のところそのサービスの必要性も感じていません。それよりも、彼女の友人らしきノルウェーからの訪問者がいらっしゃることに驚いた。Webの世界の楽しさ!凄さ! でもねェキミ、○○はいけないよぉ○○は…。私の立場はどうなるのさ!? さて本日、HP開設2週目に突入しました。この間、友人達の暖かさ有り難さを痛感すると共に、直接存知あげない訪問者の方々はどんな方なのかなぁと興味津々です。皆さま本当にありがとう! 



8月17日(日):昨日ココに書いた友人と、今日は長電話をした。話せば分かってくれるヤツだということを再認識。そうじゃなかったら、こんなにも長いあいだ喧嘩しながらも付き合ってなんかいないよネ。でも残念ながら、とうとうアルコトに関しては最後まで徹底的に意見は異なったままで終わった。しかし、だからといって長年の友人関係が壊れるわけではないし、少なくとも私達は何かに対しての意見が違ったとしても、アノヒトって嫌ぁよねェ嫌いだわ、ってなことにはならないのだ。日本では、自分の意見に反論されると、まるで自分の存在自体を否定されたように思うのか、態度がガラリと変わっちゃう人って多いじゃない? 何事にもモノをはっきり云ってしまう私は、これまで何度そんな目にあったことか数え切れないくらいだ。ディベートという文化が、この国に根付いていないことが原因の一つなのかなぁ? 私みたいな人間には、かなりその点、生き辛い国だ。



8月16日(土):メール・ボックスを開けると旧友から久しぶりのお便り。彼、仕事ではPCは必需品だがウェブ・サーフィンはやらない人である。でも私がHP開設のお知らせをしたので覗きに来てくれて、感想メールをくれたのだ。そして最後の方でおずおずと、「いつ頃からチロリンは右翼になったの?」 ン!?右翼ぅ?私がウヨ?なんでぇ〜。多分彼は、自分の全く知らない私のWeb上の交友関係に興味を持ち、リンク先を辿ったに違いない。そして、そういう素朴な疑問を持ったのだろう。あのネ、私は右翼でも左翼でもありません。筋の通らないことが大嫌いなだけです。それにサ、今時ウヨだサヨだと云ってるのもチョット…だと思います。ソウイウコトに拘りはないんです。私が敬愛するある方の昨日付けの日記には、「『終戦』は記念になっても『敗戦』は決して記念にはならぬ。」と。でも、アルコトに対しては、全く同じ考えを持っているんです。そういうことです。



8月15日(金):相変わらずの視点と切り口のテレビ・ニュース。街頭インタビューで、今日が何の日なのか知らない若者を登場させたのも昨年と同じだし、赤紙って何ソレ?の若者の登場も、これまた然り。
ココでの昨日の文章に反応してくださった方、どうもありがとう。
今日は、ちょっと以前に書いたものを読んでいただこうと思います。
ここから入ってくださいネ。



8月14 日(木):夜が明けると、この国が敗戦した日だ。想いは様々。でもさ、どうして「終戦記念日」なのよ? どうして「敗戦記念日」じゃないわけ? 戦に負けたことは事実であり真実のはずなのに、何か「敗戦」の二文字を使うことに、ヤバイコトでもあるわけなの? ずっと以前、ある人に同じ様な問いかけをしたことがある。「敗戦では記念日にならない。あなたは理屈っぽいねェ。まぁ、あなたの世代はソウだから、あなたが特別ソウだとは思いたくないけど…」、そんな風な答えが返ってきた。でもネ、心に刻むべき何事も「記念」出来るはずだ。「おもいでに残しておくこと」、それこそ「記念」だし、「MEMORIAL」には「追悼」の意味だって立派にある。「敗戦」が「終戦」という「単語」に置き換えられた時、そこには、本来「戦争」という「言葉」から呼び起こされるべき「言霊」の存在は、一瞬のうちに消滅する。そうは、あなたは思いませんか? 考えませんか?



8月13日(水):昼食時間の混雑はもうとっくに過ぎた、とある駅ビル2階のレストラン。外が見渡せる窓辺の席に座り、久しぶりにゆったりとランチをとっていた私。何気なく外に目をやった途端、飛び込んできたのは言い争っているらしい西欧系外国人男性と日本人らしき女性の姿。二人は大勢の人達が自分達を避けて歩道に踏み出していることに気づいていないらしく、延々と同じ所に立ち続けお互い激しい身振り手振りで何かを叫んでいるようだ。やがて女性は涙を流し始めたのだろう、頻りに右手を目の下に持っていっては滴り落ちるものを拭うような動作をしていた。が、突然、彼女は大きく飛び上がりざま男性の頬を平手打ちすると駆け出し、私の視界から消え去った。一人取り残された男性は、肩に掛けていたバッグから徐に携帯電話を取り出すと、同じその場所から一歩も動くことなく電話をし始めたのだ。珍しくはないだろう、オトコとオンナの一場面。



8月12日(火):日曜月曜と休みの私は、火曜日はいつも、あぁ今日も休みならアレが片づくのにとか、コレも出来るはずだなぁなどと、捕らぬ狸の皮算用なのは解っているのに、ちょっと重い気分で出かけていく。でも今日は違った。不思議なほど気分はスッキリ、さぁ働くぞぉとばかりに、ぐうたらな私にしちゃぁえらく元気一杯の足取りだった。考えてはその気になりまた迷っては考え始めるという、答の出せない堂々巡りの半年が、やっと昨日終了したからだ。何事もソウダッ!と思いつくと、考える暇もなくまずは跳んじゃう私が、何故それ程までに考えあぐねたのか? その理由は沢山あるが、最大のものは、なんといっても、人間というものが哀しいかな抱え込んでいるらしい、「理由無き悪意」というものを、強烈に実感させられてしまったことだったと思う。勿論、同じようなものは私の中でも常に燻り続けていて、噴火口を押さえ込むのに必死なことが少なくない。



8月11日(月):人間諦めも肝心だ。このアキラメルという感覚が、かなり私には欠如しているんだけどさ。まずはホームページ、このあたりでオープンということにしましょう。手直しやらなんやかは、少しずつやって行けばいいんだもの。しかしまぁ、やれば出来るもんだわねェ。ガイド本を読んでもチンプンカンプンで、どこからどう手を付けたらよいのかも分からない混沌お笑い状態から出発。ここ1ヶ月というもの、休日は殆どコレに掛かりっきりだったような気がする。自分でも笑っちゃうよ。
ということで、お越し下さった皆様、本当に有り難うございます。「OKIRAKU&GEKIJYOU」なホームページにして行けたらイイかなぁ…、そう考えております。よろしかったら、御感想やお気付きの点などを掲示板に書き込んで戴けたら、とっても嬉しいです。よろしくお願い致しますね。



8月10日(日):台風一過。今日は朝から青空が広がっているが、空の高さをそれ程には実感出来ないのはどうしてだろう? 昨日は傘なんて全く役に立たないからデイパックを背負った上からアウトドア用レインコートを着込み、全くコノトシになって、なんでこの仕事を選んだのさぁ、などと自問自答しながらも朝から夜まで移動に次ぐ移動。ああいう天候は、普段は隠されているソノヒトの根本的な何かを引きずり出すことに力を貸すのだろうか、目を見張る現象に多々遭遇。筆頭は、常に笑みを絶やさない物静かで御上品な100歳近い御婦人。突然、獣の唸り声のようなものを発したかと思うと、次の瞬間には全身を痙攣させながら大声で泣き叫び始めた。落ち着かせようと近づいた私を悪意に充ち満ちた目付きで睨み据えると、信じられない程の力と勢いで殴る抓る引っ掻く。出来たてほやほやの引っ掻き傷に汗が染みると、ホント飛び上がっちゃうくらい、痛いのよねェ。



2004年の『ッてやんでぃ』へ

『ッてやんでぃ』の最新ページへ戻る