5thDay
 ビールのおかげでぐっすりと眠り、23時30分にセットした目覚ましで起床する。フライトは2時30分なので空港へは2時間前に到着できるように0時15分にホテルの送迎サービスを予約しておいた。
 グアム空港までの送迎サービスは45ドルと決して安くはないので、一応レンタカーの空港返しやタクシー利用も検討してみた。タクシーでもチップを入れると30ドルぐらいにはなりそうだし、レンタカーも空港乗り捨て料金や手間を考えると必ずしもお得ではないような感じがした。
 そんなわけで予約してあった送迎サービスのバンに乗り、一路空港へ向かう。
 まずはWiFiを返却。特に問題もなく返却手続きを終了した。そしてチックインカウンターへ。一応プライオリティレーンが用意されていたもののカウンターはガラガラ。
 チェックインを終えて、スーツケースを自分でX線検査の場所まで運ぶ。次にセキュリティチェックのためにエスカレーターで3階へ上がる。ビジネスクラス用のレーンが設けられていたので待ち時間はなかった。 
 それにしても、夜中の12時から免税店は全てオープンしている。深夜から早朝発の便が多いので、それだけ儲けがあるということなのだろうか。一応、ちらりと免税店を見てからラウンジに向かう。大韓航空が利用するサガンラウンジは大韓航空の出発ゲートとは反対側に位置している。
 入り口にでラウンジ券の確認がある。このラウンジ券はチェックイン時にもらっているのだが3枚しかなかった。まあビジネスのボーディングパスは4枚もらっているので、それをコピーして入ることができた。中に入ると先客が5組ぐらいおり、子供が走り回って運動会状態になっていた。 
 ラウンジには、フルーツ、ケーキ、カップ麺、ビール、ソフトドリンクなどが用意されていた。日本の雑誌も用意されて待ち時間も退屈することはない。
 時間になったので、出発ゲートに向かう。ラウンジは出発ゲートの反対側にあるので出発ゲートまではそれなりに歩く。ゲートに到着するとすでに搭乗が始まっていたものの、プライオリティレーンから機内へ乗り込むことができた。 
 ホテルで数時間寝てはいるもののさすがに2:30なので眠たい。離陸してシートベルトサインが消えるのを待ってすぐにフルリクライニング。まるでベッドのように眠ることができる。こんなに機内で寝られたのは初だ。シートでこんなにもちがうのだろうか。照明が明るくなったので目が覚めた。気づけば鹿児島上空まで来ていた。 
 朝食は粥をオーダーした。子供たちはパスタをオーダーした。ディナーと違って容器がプラスチックではないだけでエコノミークラスと味は変わらないような感じもした。フルーツはおいしかった。
 インチョンへは、定刻の6:10より少し前に到着した。到着便は多くないのだろうか入国のイミグレーションもトランジットもあまり並んでいなかった。
 出発フロアに上がりラウンジを目指して歩いて行くとまだ免税店もオープンしておらず、とても閑散とした雰囲気だった。そんなわけでラウンジに直行する。ラウンジも半分はまだ開いておらず、往路とは逆側のラウンジに案内された。ガラガラなので出発までの2時間あまりを快適にすごせそう。
 目の前に食べ物があると食べずにはいられない。さすがに辛ラーメンは食べれなかった。このラウンジはハイアットリージェンシーの食事が提供されているので、2度目の朝食をいただく。
 パソコンコーナーに開いているスペースがあるので、ブログでも更新しようと試みたところ、コンセントの形状が合わないということがわかった。みんなアダプターみたいなものを使っていたので、ラウンジのカウンターで聞いてみたところボーディングパスと引き替えに無償で貸し出しをしてくれた。 
 ラウンジでゆっくりと休んでからゲートに向かう。22番ゲートは一番はずれに位置しているので、ラウンジからのんびり歩くと10分ぐらいはかかる。札幌便はすでに搭乗が始まっていた。ビジネスクラブは全員で10名ぐらいで空席が多かった。
 朝食を2度食べたばかりなのに、またまた食事タイムとなる。運動もすることなく、食べては映画を見て寝るという行動パターンになってしまう。毎日、こんな生活をしたいとは思わないけれどたまにはよいかも。
 帰りは偏西風の関係もあるのか往路よりさらに短時間のフライトになる。そんなわけで急いで映画を選択して見る。見たい映画はたくさんあったのに、日本語に対応していない映画が多くて、結局消去法の選択になってしまう。この区間はザ・ギルト・トリップを見た。ひょんなことから母親と自分の開発した商品をセールスしながらドライブ旅行をすることになる映画で、なかなかおもしろかった。
 何とか飛行時間内に映画も見終わったところで函館上空まで来ていた。
 サン駐車場に連絡をして迎えに来てもらう。千歳は雨模様でまだまだ寒い。昼間便は帰ってからおみやげを整理したり洗濯をする時間があるので翌日からが楽だ。また、旅行に行けるように節約生活をしなくては。
 「長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。」

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