4thDay
 カジノでたっぷり儲けて翌日は買い物三昧と思っていた夢もなくなり、ちょっとどよ〜んと起床した。天気も同様にどよ〜んと雲っていた。しかも早くもシンガポール最終日となってしまった。まずは朝食。滞在2日目となり少しホテルの雰囲気もわかってきたので、もしかすると朝食は57階のテラス席で食べることができるのかと、ダメ元でフロントで聞いてみたところやはり1階のみとのことだったので、朝食は昨日と同じ「JIN SHAN LOU」で食べることに。
 今回の旅行で一番のお気に入りとなったチキンライスを見つけたので早速食べてみる。昨日食べた「TIANTIAN」のチキンライスとはちょっと違うような感じ。1階にはこのレストランのほかに同じブッフェレストランの「RISE」もある。
 空を見れば日差しは全くなく、暑い雲に覆われている。でもマリーナベイサンズに来たからにはプールで泳ぎたいので1時間ほどプールで遊ぶ。でも日差しがないとやはり少し寒く感じる。今回の滞在ではプールですっきりと晴れたことはなかった。それでも、このプールからの景色は最高に素晴らしい。
 いつも思うことなのだが、帰る頃になるとホテルのことが少しづつわかってくる。到着してからもう少しホテル内を散策すればよいのかもしれないけれど、マリーナベイサンズは広すぎる。もし次に滞在することになれば、さらに楽しいホテルライフになるだろう。 もっとプールで遊んでいたいけどチェックアウトの時間もせまってきたので部屋に戻ることにした。その途中、昨年に家族で68Sドル(約4500円)も払って入場した「SKYPARK」はプールから出入りが可能となっていたのでこちら側からも見学をしてきた。
 部屋にはエスプレッソマシーンとTWG紅茶があり無料で飲むことができる。しかしながら冷蔵庫は自動課金システムで管理されているので、場所を移動させただけでも課金される。プールから戻り11時のチェックアウトに間に合うようにパッキングをする。部屋でビデオチェックアウトができると言うことが事前にわかっていたので挑戦してみることにした。テレビの画面を確認しながら簡単に進めることができた。最後に明細はe-mailで送付しますと書いてあったのが気にはなったものの画面上ではチェックアウト終了となった。しかし、これはこれで後々ストレス要因になってしまったので普通にフロントでチェックアウトすればよかったかなと。

【明細はemailでと書いてあったので、そう言えばホテルにはメールアドレスなどは登録していないしどうやって送付するのだろうと考えていた。そこで、札幌に帰ってからネット検索をしてみると、「1 テレビでチェックアウトしてからカードキーとそのケースに必要事項を記載してフロントにあるBOXに入れてくる」とか、「2 テレビでビデオチェックアウトしてカードキーのみをBOXに入れてくる」とか、「3 テレビでビデオチェックアウトをするだけでよい」と言った様々な方法が書かれていた。正解はいまだもってわからない。でも、「2」が正解なのかと思いつつ、チェックアウトがされていなかったどうしようと、翌日予約をお願いした現地代理店に確認をお願いした。(結果は問題なくチェックアウトされていた)】
 スーツケースはベルディスクに預けて、もう一度行きたいとMTRでビーズ屋さんへ行ってみることに。ベイフロント駅ができてからMTRでのアクセスが格段によくなった。クラークキー駅にてMTRを降車してショッピングセンターの「セントラル」へ行って見ると、オフィス棟もあり、昨日は随分と賑わっていたような感じなのなのにどうにも活気がない。
 何となく不思議に思いながらビーズ店へ行ってみると、なんと「CLOSE」となっていた。土曜日はやっていることになっているのだが。考えられることは祝日しかない。確かに周りのオフィスはどこも閉まっている。(ガイドブックも持ち歩いておらず、札幌に帰ってから確認したところ祝日だった)予定が狂うとテンションも下がり気味に。ビーズを売ってそうなところは他にあるのかなと考えて、ブギスへ行ってみることに。
 「ブギス」にはこれまで行ったことがなく、ガイドブックも持っていないので、とりあえずMTRで「ブギス駅」まで行ってみた。感を頼りに歩いて行くとそれらしい通りがあったので中に入ってみた。こちらは逆に祝日だからなのか歩くのも大変なぐらい人がたくさんいた。品ぞろえはチャイナタウンのパゴダストリートとそれほど変わらない感じだった。ひととおり見て回ったので昼食をアルバート・センター・フード・コートで食べることにした。こちらもものすごい人で席を見つけるのが大変だった。ここでも、またまたチキンライス。ここでは「スチーム」と「ロースト」の両方のチキンライスをいただく。どちらもおいしかった。大盛で3Sドル(約200円)は安い。しかもこの大きなスープ付。
 チャイナタウンで買った記憶があるアイスクリームを販売していた。アイスクリームをウエハスではさんで1S$となかなかお得な値段。定番のバニラがなかったのでコーンフレバーをいただく。ガイドブックがないとさすがにこれ以上の散策はできないかなと思ったので、以前に行ったことがあるファラーパークにある「ムスタファセンター」へも行ってみることに。
MTRファーラーパーク駅から地上にでると2006年とあまり変わっていない景色が広がっていた。唯一変わっていたのは公園だったか空き地だったのか記憶にないが、その場所に大きなショッピングモール「CITY SCUARE MALL」ができていた。ちょっと立ち寄ってみたい気もしたもののさすがに時間がなにので今回は外から見ただけとなった。そのムスタファセンターはショッピングセンターができたからでもないのだろうけど、以前と比べて店内がずいぶんと整然となっていた。
 ムスタファセンターを出る頃にはちょうど夕食の時間になったので、PARK ROYAL HOTELの隣にあるホーカーズで食べることに。ここは2006年にシンガポールに来た際にも利用させてもらった場所だ。ここでもまたまたチキンライスを食べてみる。ここのチキンライス(3Sドル)もおいしいけれど、やはりTIANTIANだろうか。
前回食べた時にもおいしいと思ったカレーも同じ場所に店舗があった。少し辛いもののナンとの相性も抜群。でも6ドルと比較的高い。これと中華のもやし炒めとから揚げ定食(3.5Sドル)、そしてシンガポールと言えばもちろんタイガービール。
「CITY SCUARE MALL」を眺めながらMTRファーラーパーク駅へ。ここから2回乗り継ぎベイフロント駅まで約30分。乗り継ぎでかなり歩くため意外と時間がかかる。
 TWGにておみやげの紅茶を購入してから、KARINリクエストのスケートへ。札幌からシンガポールに来てスケートもどうかなとは思ったものの、なかなか経験できないことなので、家族全員でチャレンジすることにした。30分もやれば十分とは思いつつも料金は1時間単位。リンクの使用料が大人一人7ドルで子供が一人6ドル、そしてスケート靴のレンタルが一人3ドル。さらにソックスを履いていなければソックスが一足6ドルなので、家族全員で50ドルを支払った。(子供用のソックス2足を含む)もちろんこの暖かい場所で本物の氷のリンクがあるはずもなく、特殊な樹脂でできたリンク。一応札幌では年に何回かはスケートをしているので完璧なはずだったのだが、エッジが全くきかず、スケートのようでスケートではない感じだった。まあ一度経験できればよいかなという感じだ。
 スケートで散財したので、ホテルからは予定を変更してシャトルバスで空港へ向かうことにした。夜中の時間帯を除き30分ごとに出発しているのでとても便利に利用することができる。ベルディスクからバスまではベルマンが荷物を運んでくれた。バスは20人ほどの乗客を乗せて空港へ。
約20分ほどで空港へ到着した。目の前に中国国際空港のカウンターがあったのでこれはラッキーと思ったまではよかったが、すでにものすごい長い列ができていた。並んでいるのも暇なのでTAXリファンドの場所を確認したところ、何とセキュリティの前にあるのがわかったのであわてて行くと、「品物も持ってきてください」と言われたので、並んでいる列まで戻りスーツケースを開けて品物を持って走ることに。書類を作成してもらい列に戻るとパスポートチェックができずにカウンターの入り口手前で待っていた。荷物も入れて準備万端と「これが書類なんだ」と話していると4つの対象商品に対して3つしか書類がない。「間違ったのかなあ」とまたまた全速力で走る。「間違っていないですか」と書類を提出すると「先ほど作成した書類とDFSの書類が1つで間違いはないよ」と言われたので、またまた全速力でカウンターまで走る。疲れた。

 まあ実に面倒なもので、だいたいわかったことは次のような感じだろうか。
○手荷物で持ち帰る場合は制限エリアのTAXリファンドでOK。
○スーツケースに入れて預けてしまう場合は制限エリアの前のTAXリファンドで証明をしてもらい、スーツケースに入れてカウンターで預ける。返金は制限エリア内のTAXリファンドで。
○DFSで購入した品物はDFSで証明書類を作成してくれるので、TAXリファンドで品物のチェックのみを受ける。
○証明書を持って制限エリア内のTAXリファンドのカウンターで現金又はカード(10日ほど時間がかかると言っていた)で返金してもらう。
 
 そして、出国して制限エリアでのんびりすることに。まずはGST Refundで消費税の返金をしてもらうことに。カウンターが2つありよくわからなかったので、近くのカウンターで先ほどの書類を見せると、「もう確認をしていますのであちらのカウンターで返金してください」と言うことを言われたので、隣のカウンターへ。ここでようやく手続きの方法がわかった。スーツケース等に入れて預けてしまう場合は出国前のカウンターで品物を見せて証明してもらってからスーツケース入れて預ける。手荷物で持っていく場合は出国後に手続きを行う。と、こんな理解でよいのだろうか。消費税の返金は、その場でシンガポールドルでもらってもよいし、クレジットカードに返金することもできるとのことだったので、クレジットカードに返金してもらうことにした。
 今回は中国国際航空なので利用するターミナルは第1ターミナルになる。昨年は第2ターミナルだったので、施設もショップも違うのかなとその違いも楽しみにしていた。KARINは子供の遊び場を楽しみにしていたようで、インフォメーションで聞いたみたところ第1ターミナルにはなく第2ターミナルにしかないとのことだった。そんなわけで後はショッピングしかないのだけど、いわゆるブランドショップばかりで買うものもなかった。今回もチャンギ国際空港の世界有数の便利さはよくわからなかった。出発の時間になったのでゲートへ。

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