3rdDay
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翌日、6時頃に目が覚めたので一人で57階のプールを散策した。まだまだ暗くてどちらかと言うと夜景モードながら、ここから見る景色は本当に素晴らしい。来てよかったと実感する。プールのオープンは6時から23時までとなっており、こんな早い時間なのにもう泳いでいる人がいた。 |
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プールでまったりと30分ほど待っていると空も明るくなってきた。海側を見ればものすごい数の船が停泊しているのが見える。資源もなく大規模な製造業もないこの小さな国が繁栄している理由は何だろう。中継貿易?金融?観光?と考えているうちにお腹が空いてきたので一度部屋に戻り朝食を食べることに。 |
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プールや部屋から外を見てもそれほど高い場所にいる実感はないものの、こうして53階の廊下から下を覗くとその高さを実感する。向かいのタワー2を見て上に見えるのがプールフロアの底面でその下に明るく見えるのがフィットネスクラブになっている。朝食は1階のレストラン「JIN SHAN LOU」へ。このレストランは中華がメインで洋食もあるブッフェとなっている。南国にしてはフルーツが少なく、サラダの種類も少ないかなと思ったものの他はかなり充実していた。 |
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大人の分だけをすでに支払い済みだったので子供の分だけを支払う。と言ってもサインするだけ。お値段は子供二人で21ドル(1400円)ほどとホテルのグレードの割には安いのではないだろうか。子供用の朝食を大人と同じように宿泊料金とセットにしてもらうことも検討したが、大人と同額の一人30ドル(1朝食)だったので別料金にしてもらった。 |
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食事の後はついにみんなであこがれのプールへ。プールの入り口でルームキーのチェックがある。そしてタオルを借りてからチェアを探す。まだ時間が早いからなのかプールはとてもすいており、どこでも座ることができた。それにしてもこうした発想は日本の屋上露天風呂の方が先ではないかと思いつつ、その景色の素晴らしさにあらためて感動する。 |
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プールは57階にあるにも関わらず全く恐怖心がないのはなぜなのだろう。プールは3つ+子供用に分かれており、そのうちタワー3側が大人専用になっている。風で吹き飛ばされることを考慮してなのか子供用を除くプールでは浮き輪の使用が禁止されている。(腕に付けるものは可)
水温はかなり冷たく感じる。でも1時間でも入っていられることを考えれば実際の水温はそれほど冷たくないのかも。本当はサマーベッドに横になり、雑誌でもみながらビールを飲むなんて感じで行きたいところなのに、写真を撮らないともったいないとか泳がないともったいないとかを考えてしまい、普段やり慣れていないことはなかなかできないものなのだなと痛感する。 |
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プールを3時間ほど楽しみ午後からはまずAIAI、KARINが最も楽しみにしていたビーズ屋さんへ。ビーズ屋さんは香港に行った際に「ビーズ街」を散策して以来、すっかりAIAI&KARINkの趣味になってしまった。昨年のシンガポール旅行の時もWebを探したのだが見つからなかった。今回も同じようにWebを検索したところ今回おじゃやました「Koi Ming Enterprise」を見つけることができた。限られた滞在日程なので時間を節約するためにタクシーで向かう。シンガポールのタクシーは本当に安くて便利だ。10ドルほどで店の前に到着した。 |
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日本でビーズの値段をリサーチしたことがないので価格はよくわからない。ストラップ、ブレスレットなどなど組み合わせを考えながら買い物をするのも楽しそうだ。そんなわけでTAKEFamilyの女性3名は狭い店内をまめに見て回り、男性1名は何もすることがなく店の前をぶらぶらする。 |
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30分ほどショッピングを楽しんだ後は昼食の時間。昼食はチャイナタウンのマックスウェルフードセンターでチキンライスを食べるのが今回の旅の楽しみの一つ。さすがに昼時でもあり空いている席も全くない上にお目当ての店がなかなか見つからない。どうしようかと思っていたところそれらしきものを食べているひとがいたので「どこで注文するの」と聞くと「ビハインド」とのことだった。何と2列になっていることに気づいた。さすがに人気店だけありすでに10人ぐらいの人が並んでいた。 |
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3ドルと3.5ドルの2種類がある。他にもたくさんのメニューがあるが、今回はとにかくチキンライス。何とか外に席を見つけて食べる。「おいしい。」とAIAIとKARINもたくさん食べるので、追加でもう1皿購入してきた。次はチャイナタウンを見て回ることに。 |
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ここはAIAIとKARINの買い物ゾーンでお気に入りの店もあり、とても楽しそうだ。いつもと言っても3度目のシンガポールだが、このパゴダストリートは少しずつ規模が縮小されているような、整然としてきているような印象がある。平日の昼間と言うのもあるのだろうか。 |
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次は頼まれたブランドなどなどを購入するためにMTRを乗り継いでオーチャッドへ。まずはDFSでヴィトンへ。実はマリナベイサンズにもとても大きなショッピングエリアがあり、値段もシンガポール国内では全て同じとのことだった。備忘録として書けばマリーナベイサンズに宿泊する時は食事(フードコート)、ショッピング(一流ブランドからみやげ物まで大して値段に差はない)どこにも行く必要はなくて、ホテルで全てのことすることが可能だった。その分、マリーナエリアでものんびり散歩して歩く方がよかった。 |
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DFSもわくわく感はなく、大好きなポロも高くて買えなかった。次に向かったのがCROCSショップ。結局、これもマリーナベイサンズのショップの方が品ぞろえもよかった。それからヒルトンホテルのショッピングエリアでブルガリ、ポールスミスを見て回った。日本との価格差はどれほどなのかわからないものの、品揃えは圧倒的に日本のショップの方がよい感じがした。 |
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それほど広い範囲を歩いているわけではないが疲れてきたので、次はサンテックモールへ行ってみることにした。考えてみれば移動はタクシーでと思っていたのも忘れ、いつもの日常生活に戻りMTRで行くことに。MTRは渋滞もなく便利なのは間違いがない。しかし、上に下に歩くのはまだよいとしても、路線の乗り継ぎ駅間はかなり距離があり、時間もかかるし疲れる。さらにチケット券売機の数が少ない。しかもデポジットの返却も同じ券売機なのでタイミングによってはとても時間がかかる。駅間ではないけど今回もシティ駅からサンテックモールまでは地下通路で結ばれているものの距離が長すぎる。目的地はカルフールだったのだけれど、サンテックモールに着いてからもこれまた遠い。リサーチ不足だった。シンガポールのスーパーの雰囲気を楽しみたかったのとみやげ物を安く購入できないかと思ったが、結果から言うと本当に安く購入したければムスタファセンターへ。そして1ドル2ドルで時間をつぶしたくなければマリーナベイサンズのコンビニエンスストアで十分だった。 |
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夕食はサンテックモールのフードコートで食べることにした。一番最初にシンガポールに来た時にカヤトーストを食べた場所だということがすぐに雰囲気からわかった。 |
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家族で最初に来た時にはAIAIとKARINを抱っこして回った記憶がある富の噴水へ。ここからホテルまではそれほど距離はないのでタクシーで移動する。乗車5分ほどの割には10ドルを超えていた。全体として安いタクシーも場所によって追加料金があったりと到着して請求されるまで実際に支払う料金はよくわからない。部屋に戻るときれいにセットアップされており、ダッフィーと前回購入したあらいぐまのぬいぐるみも気持ちよさそうに寝ていた。 |
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お次はマリーナベイサンズにあるヴィトンへ。ヴィトンのショップを見て回ることはほとんどないが、マリーナベイサンズのヴィトンはとにかく広い。店に着くまでに動く歩道に乗っていくほど広い。そして次はCROCSショップへ向かう。それにしても、もし行きたい店があるのであてもなく探すのは止めた方がよい。電子案内板が何カ所かあるのでそこで確認した方がよい。ようやくたどり着くと目の前にフードコートとスケート場があった。札幌にもCROCSショップが近所に誕生し、そこで購入するべきかどうか悩んでいたが、シンガポールの方が安くて品揃えがよいのではと購入を我慢していた。はっきり言うと、品揃えも札幌の方がよくて値段も札幌の方が安いのではと思った。そんなことを言っているとショッピングも楽しめないような気もするけど。
ここから、ホテルに戻るのが一苦労。決して方向音痴ではないと思うのだが、なかなかたどりつかず。ようやくたどり着いた先もタワー2だったので、全然見当違いのルートを歩いていたのかもしれない。 |
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お待ちかねのプールからの夜景を見学することに。かなり混んでいることを想像していたけれど、一番最前列のチェアも空いていたりして余裕の雰囲気だった。とにかくここからの夜景は素晴らしい。単に高いからだけだはなく「夜景のポイント」となる目の前に暗い海が広がり、その向こう側に高層ビルの夜景が見える。それを泳ぎながら見ることができるなんて最高だ。これで暖かければ時間を忘れてしまいそうだが、水温も冷たく、風も吹いているので1時間ぐらいで十分な気がする。
そして本日のラストはカジノへ。一応ドレスコードを考えてジャケットを着ていったが、中に入ると短パンTシャツの方々もたくさんいた。ブラックジャックやポーカーなどのカードゲームはレートも高いので最初から考えていなかった。スロットは一攫千金もあるのだろうけどジャスコのメダルゲームと変わらない気もしたのでルーレットへ。ミニマムレートが5ドルの台でまずは50ドルほどをコインへ両替した。両替されたチップはわずか10枚。赤、黒とか偶数、奇数は5枚以上でなければかけることができない。はっきり言うと10枚では1ゲームで終わってしまう可能性がある。そんなわけで一時だけコインは4倍に。と行っても3500円が14000円になったぐらい。欲には勝てずここで止めることができず、結局0円でフィニッシュ。1時間7000円(1度50ドル追加)で遊んだと思えば・・・。
それにしてもブラックジャックなどは、ミニマムレートが50ドルなので、そこではこれまで見たこともなかった1000ドル札(約65000円)が飛び交っていた。世の中には金持ちがたくさんいることを痛感した。 |
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Planning 1stDay 2ndDay 4thDay(Next) 5thDay アコモ編
旅行記index
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