5thDay チャンギエアポート、成田国際空港、千歳空港
 0時すぎに出発ゲートへ到着した。チャンギ空港では出国審査の前にセキュリティチェックはなく搭乗ゲートの入り口でチェックを行う。ゲートごとに金属探知機や警備員の配置が必要になるためあまり効率的ではないと思われる。でもこれにより出発と到着旅客が同じフロアを利用することができるため免税店で買い物ができるなど利便性はよさそう。
 優先搭乗が始まったところで係の人が来て「どうぞ搭乗してください」と案内していただいた。アナウンスでは2歳以下の幼児と言っていたが、せっかく声をかけていただいたので優先搭乗をさせてもらった。
 機内に入りプッシュバックが始まるころには家族全員が眠りについていた。しかし、離陸してから1時間ほどで近くの子供さんが泣き出してしまい目が覚めてしまった。「うわあ、これでまた眠れぬ夜をすごすのか」とこちらも泣きそうなった。
 ちょうど飲み物軽食サービスが始まったところなので、「ビールを飲んで映画でも見るか」と夜更かしの準備を開始した。軽食はクッキーとチップスとペットボトルの水がビニール袋に入っているだけで、中には「朝食の時には起こさないでください」と書かれたシールも入れられていた。深夜便なので、到着まで寝ていたいと言う人も多いのだろう。
 ところがビールを飲んで映画でもと思ったところで睡魔に襲われぐっすりと眠ってしまった。疲れていたのか、歳をとったからなのか、はたまた体質に変化があったのかわからないけれど、これまでにない展開に寝ていた本人が一番驚いた。
 起きたのは沖縄上空の少し手前。そこで、シンガポールへ向かう機内で途中で終わってしまった映画の途中からと新しい映画をみた。朝食はオムレツのみで選択はできなかった。往路便と比べるとあまりおいしくはなかった。(左がチャイルドメニュー)
 成田には定刻から30分ほど遅れで到着した。この時間は到着便が少ない時間なのか入国審査も税関もほとんど待ち時間がなかった。
 成田から国内線の乗り継ぎで、すでにチケットを持っている場合は税関を出てすぐの場所でスーツケースを預けることができる。千歳への乗り継ぎ便は10時20分の出発なので1時間の乗り継ぎ時間。このぐらいの乗り継ぎ時間がちょうどよい。
 搭乗時間になったところで急に土砂降りの雨が降ってきた。バスで飛行機まで向かう。すぐに到着するだろうと思っていたところ、ちょうどIBEXエアラインのCRJが出発するところで、5分ほど待つことに。さすがは空港。飛行機が最優先。
 千歳空港へ到着して、荷物をピックアップしてからサン駐車場の迎えの車との待ち合わせ場所に向かう。今回はスーツケースが2個と他に荷物もあるのでカートで移動することにした。しかしこれだけの規模の空港にも関わらず、到着エレベータが両端に2台しかなく、しかも我が家のマンションのエレベータよりも狭かったのでカートが1台と4人が乗ると満員になってしまう。
 空港が改修されて温泉やドラえもんなどのアトラクションもできたようだが、肝心の飛行機利用者のための設備については何も考えられていないように思った。駐車場へ戻る途中「エレベータが少なくて車いすの方はとても不便」「出発カウンターに行く前に土産物コーナーを必ず通過する空港は他にはないのでは」というお話しを伺った。全くそのとおりだと思った。
 今回で20回目の利用でスタンプカードがいっぱいになった。次回は無料だ。うれしい。札幌もすっかり夏の天気になっておりとても暑かった。シンガポールと変わらないのではと思いながら、昼はさんぱちでラーメン。シンガポールでいつも辛い食べ物を食べていたので辛いはずのラーメンもなぜか辛く感じなかった。
 「長文の旅行記を読んでいただきありがとうございました。」

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