3rdDay ユニバーサルスタジオシンガポール、ナイトサファリ

 昨日はのんびりとシンガポールの滞在を楽しむ今回の旅のコンセプトと異なりハードな行程となってしまった。そのようなわけでこの日はユニバーサルサービスのオープン時間の10時に間に合うようにゆっくりと起床することにした。そうは言っても一人だけ7時には目が覚めてしまったのでホテルの付近を散歩する。7時になると空が明るくなってくる頃で、海を見れば所狭しと貨物船が停泊している様子が見える。さすがは世界有数の貨物取扱量を誇るシンガポールだけのことはある。 
 ホテルの目の前にあるシロソビーチを歩いてみる。朝も早いのでジョギングしている人が2、3人いる程度でとてものどかな雰囲気だ。ビーチに面して小さな島があるので、そのうちの一つに歩いて渡ってみる。この島は「メガジップ(山の上から450メートルロープにそって滑空するもの(29ドル(1900円(家族で8000円は高いので乗らなかった。)))」の終点になっている。この島は人口で作られているのかこの島自体が消波ブロックの役割をはたしているような感じだった。
 ホテルの前はホテルのプライベートビーチのようになっている。カヤックや自転車なども借りることができるらしい。(利用していないので有料なのか無料なのかはわからない)一度部屋に戻りラナイでタイガ−ビールをグッと飲み干す。寝起きのビールがリゾート滞在の楽しみの一つでもある。
 ユニバーサルスタジオは宿泊ホテルと同じセントーサ島にあるのでバスで10分ほどなので、逆算すると9時30分に出ても十分にオープンに間に合う。そこで8時に3階のレストランへ朝食を食べに行くと、席が空くのを待っている人がたくさんいた。TAKEFamilyもそんなわけで10分ほど待ってから席に案内された。毎日、それほどメニューに変更があるわけではない。中華料理のコーナーにおかゆがあったので見ていると目の前でおかゆに何か入れていく人がいた。それが上の右の写真になる。「こりゃきっとおいしい食べ方なんだろう」と楽しみにしていた。実際に食べたところ「うっやめておけばよかった」。苦手な香辛料だった。
 バスでユニバーサルスタジオまでは5分程度。島内のバスはブルーライン、イエロライン、レッドラインがあり、ユニバーサルスタジオに行くバスはイエローラインかレッドラインになる。バスを降りてからユニバーサルスタジオまでは10分ほど歩く。入り口にはすでにかなりの列が出来ており、なかなか人気があるようだ。今回はインターネットのマスターカードプロモーション20%割引で事前に購入して、印刷した紙を持ってきた。なかなか便利なものだが、これで本当に大丈夫なのだろうかと少し不安もあった。でも、全く問題なく入場をすることができた。
入園すると、みんなが目当ての場所に行き、入園者が分散するからなのか、入場口の混雑が嘘のようにアトラクションの待ち時間はどこも0だった。まずは事前の勉強のとおり一番奥になる「ジェラシックパークエリア」へ行く。やはりここでも誰も並んでおらず待ち時間は0だった。
 ジェラシックパークのアトラクションはかなり濡れるのはわかっていたけれど、座席配置の関係からなのか一人だけかなり濡れてしまった。とは言え、シンガポールの日差しを考えれば少し水をかぶっていた方がよいのかも。
 「キャノピーフライヤー」も人気アトラクションとのことなので先に乗っておくことにした。こちらも待ち時間がなく到着するとすぐにスタート。
 AIAIからはジェットコースター系はもう乗りたくないとリクエストがあったので次は4D映画を見ることに。シアター形式なので一度入場してからも意外と待ち時間がある。4Dと言うのは立体(3D)+座席の仕掛け(1D)で4Dなのだろうか。
次にシンガポールにしかないと言うアトラクションのマダカスカルの列へ。40分待ち。表示されている待ち時間はかなり正確でちょうど40分待ったところで船に乗り込む。雰囲気としてはディズニーランドで言えばイッツアスモールワールドのような感じだろうか。
 バトルスターギャラクテカへ。何とKARINは入口で身長制限で乗れないことがわかった。KARINは「ジェットコースターは全て乗るんだ」と張り切っていたのでかなりのショックだったようだ。事前にざっと調べた限りではあまり身長制限にひっかかるアトラクションはないと思っていたのに。すっかりやる気モードが低下してしまったようだ。
 そんな訳で申し訳ないながら二人に留守番をお願いしてMAMA&PAPAだけが乗ることになった。待ち時間はあまりなくすぐに順番となり、出発を待つだけのところで点検のため一度全員に降車するようにアナウンスがあった。5分、10分と時間がすぎて待っていた周りの人も待ちきれないのか出て行く人が多くなってきた。しかもずっと英語で同じアナウンスが繰り返されるのみ。そんなわけで、いつ直るのかもわからないのであきらることにした。
 気を取り直してリベンジオブマミーへ。何とここも身長制限でKARINだけが乗れないことがわかった。暑い上に張り切っていた緊張感がなくなったのか、帰りたいモードになりつつあるような感じだった。とは言えせっかく来たのでAIAIにはMAMAとPAPAと1回ずつ乗ってもらうこととして、まずはPAPAとAIAIで乗ることに。アトラクションの雰囲気と実際の乗った感じの両方が怖かったと言うことでAIAIは2回は絶対に乗らないと言うので、2回目はMAMA&PAPAの二人で乗ることに。何度もディズニランドのとの比較で申し訳ないが、このアトラクションはテーマは別として乗った感じはセンターオブジアースとスペースマウンテンを足して2で割ったようなアトラクションだった。
 暑い上にお腹が空いてきたので昼食タイムに。シンガポールではあえてアメリカンフードを食べずにアジアンフードを食べるようにしてきた。しかし、暑いのでそんなことは考えていることもできず、ハンバーガーレストランへ。もっともユニバーサルスタジオはアメリカなのでアジアにこだわる必要もないか。
 食事をしているとAIAIが「ナイトサファリに行きたい。」と言っているとのこと。乗れる物はほとんど乗ってしまった感もあるので、少し早めにユニバーサルスタジオを出て、予定にはなかったナイトサファリにも行くことにした。
 昼食後はエンチャンテッドエアウェイズへ。子供用のジェットコースタだがKARINも楽しんだようで好調モードへ。そこで、待ち時間が長くて並ぶのをやめていたトレジャーハンターへ。10分ほど列が短くなっていたので最後に乗ることにした。意外と進みが遅くて結局40分ほど待ったが、全然おもしろくなかった。メジャーアミューズメントパークでここまで時間がかかっておもしろくないアトラクションは初めてだった。
 いよいよ次ははAIAI&KARINが一番楽しみにしていたショッピングタイム。アミューズメントパークのギフトショップで最も品揃えがよいのは東京ディズニーランドではと思う。その感覚で中に入ると少々がっかりする。海外ではクッキーなどのお菓子類はほとんどない。この辺がおみやげ文化の違いとでも言うのだろうか。
 一度ホテルに戻り少し休憩してからナイトサファリに出発した。ホテルからハーバーフロントへの移動はホテルのシャトルバスが一番便利。夕食はVIVOシティB2のフードコート。とても広いフードコートで中華系が一番多いように感じた。他に日本食やイタリアンなども。
 ペッパーランチなので日本食入かな?ビーフライスWithチーズで5.9ドル+0.9ドル。そしてカレーと酢豚丼?を食べる。
 
 ナイトサファリへはVIVOシティからタクシーで。途中ラジオで道路混雑状況が放送されており「ヘビートラフィック」の箇所だけ聞くことができた。ドライバーは「オー、ヘビートラフィック」とハンドルをたたいていた。すぐに「どうのこうの」と英語で話しかけられたので多分「渋滞しているから迂回してよいか」と言われていると思ったので「OK」と回答した。(これがよかったのかどうか?)
 時間帯もあるだろうが市内はどこも車の流れがよくない。当然どこを走っているのかわからないが「アンキモ」との地名が見えたので、ぼったくり対策として、どこを走っているのかわかっているぞと思わせるために「アンキモ」「アンキモ」と大きな声で独り言をひとまず言っておいた。
 結局ナイトサファリまで時間にして40分、金額にして36ドル(約2300円)ほどかかった。動物園が近づくと、ドライバーが英語で何かを話しかけてくるがほとんどわからず。「一方通行で通れないからどうのこうの」と聞こえたので、料金が高くなった言い訳?でもしゃべっているのだろうと思ったが、英語でコミュニケーションが取れる訳でもないので36ドル10セントを支払う。40ドルの支払いで4ドルのお釣りをくれた。悪いと思っているだろうか。10セントはまけてくれた。
 (ナイトサファリ内はかなり暗い上にフラッシュ撮影は禁止されているので写真の枚数がとても少ない)
 入場してすぐにチケットを購入する、明日は昼のシンガポール動物園に行く予定なので2-in-1のチケットを購入(ナイトサファリ入場券、ナイトサファリトラム料金、シンガポール動物園入場券)する。すぐに日本語トラムの予約のためインフォメーションカウンターへ。最速の7時20分は満員。そこで次の7時30分を予約して、ぶらぶらと園内を見て回る。時間的にショーは8時30分と9時30分しかない
8時30分からのショーを見る。最初に撮影時のフラッシュについての注意がある。5年前にはなかったこととしてインド語、韓国語、日本語、中国語でも注意があった。
 ショーの後は20分ほどでトラムでの動物見学。日本語のトラムだが、ガイドは日本人ではなくて少し聞き取りにくい感じだった。日本語トラムは本数も少ないので途中駅での乗り降りはできない。このため、途中駅から園内を歩いて見るコースに行くには一度出発地点まで戻ってから再度英語トラムに乗車する必要がある。歩くのは疲れるので徒歩での見学はやめてホテルに戻ることにした。
 AIAI&KARINは予想どおり買い物に夢中になっていた。そこでまたまた新たにぬいぐるみが増えることになった。22時をすぎたところでタクシースタンドへ行く。列もそれほどではなくタクシーもそれなりに来るので待ち時間はほとんどなかった。
 帰りのタクシーはビュンビュンと飛ばしてホテルまで時間にして30分、料金にして20ドル(約1300円)。いくら渋滞していたとしてもこの料金差はどこからでてくるのだろうか。明日はもうホテルをチェックアウトする日。ホテルに戻りタイガービールを飲みながら明日の計画を組み立てる。チェックアウト時間は12時なので午前中にプールを楽しみ午後からはシンガポール動物園に。そしてみんなのリクエストがありチャイナタウンにもう一度行くことになった。

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