3rdDay

 早くも3日目の朝。空を見ると明るい感じもするけれど、すっきりと晴れという天気でもない。朝食を食べてから早速行動開始。九州は、歴史の教科書に掲載されている史実も多く、歴史の息吹を感じる場所でもある。
 その中でも、ぜひ一度、訪れたいと思っていた「太宰府天満宮」へ行くことにした。

早くも3日目 天神から西鉄に乗車 特急に乗車 わずか12分で西鉄二日市に到着 ここで乗り換え7分ほど 太宰府駅に到着

 地下鉄の1日きっぷを購入し天神へ。ホテルのある「渡辺通」から「西鉄」に乗り換える方法としては、いずれも1区間の「天神南」へ行くか、「薬院」へ行くかいずれかということになる。せっかくなので始発駅である「西鉄天神駅」から乗車することにした。太宰府までは直通電車もあるが、本数は多くないので、今回は「西鉄二日市」で乗り換えることにした。ちょうど「特急」が停車していたのでこれに乗車した。
 乗車、わずか12分で「西鉄二日市」に到着した。ここで、太宰府線に乗り換え7分で太宰府駅に到着した。

参道にはたくさんのお店が並んでいる 1100年の歴史を感じる みんなで参拝 お隣には遊園地があった そして国立博物館も

 太宰府駅の改札を出ると、1100年の歴史を感じる町並みが広がっていた。表参道にはたくさんのお店が並んでおり、その中には、梅ケ枝餅を販売しているお店がたくさんあった。参道を5分ほど歩くと総合案内所があり、そこから少し歩くと御神牛が祀られていたので、もちろんみんなで撫でた。たくさんの鯉を見ながら太鼓橋を渡り、境内をのんびりと歩き、本殿へ到着した。本殿ではみんなで参拝をした。
 それから、境内を国立博物館の方へ歩いたところ、太宰府遊園地が見えてきた。ゴールデンウィークと言うのもあるのだろうが、大勢の方々が入り口に並んでいるのが見えた。そのお隣は、国立博物館。当然歴史好きのPAPAとしては、見ておきたいところ。しかし、AIAI&KARINには展示内容がまだ難しいのではと考えて入り口を見るだけにした。

梅ケ枝餅を食べる 1個105円 そしてせんべいも食べる 太宰府駅から 薬院までは乗り換えなしでのんびりと それでも35分ほどの電車の旅 地下鉄に乗り換え一度ホテルに戻ることに

 参道を歩き、次は梅ケ枝餅を食べることに。どこのお店がおいしいなど、わからないので、「かのや」さんで食べることに。店の前で立って食べようかなと思っていたところ、「店の中でお茶でもどうぞ」と声をかけていたただいたので、店内でいただくことにした。できたての梅ケ枝餅はなかなかおいしかった。と言うわけで、おみやげの梅ケ枝餅もこちらで購入した。おみやげもの屋さんを見ながら駅に向かって歩いて行くと焼きたてせんべいの店が見えてきた。
もちろん、1枚ずついただくことに。
 お昼が近くなってきたので、福岡市内に向かうことにした。駅に着くとちょうど電車が停車していたので乗車した。電車の行き先は「福岡(天神)」。途中の二日市で急行電車に接続しており、乗り換えると福岡到着が12分ほど早くなる。しかし、急ぐ旅でもないので、薬院まで35分の電車の旅を満喫することにした。
 薬院から地下鉄に乗り換え、一度、ホテルにおみやげを置いてから昼食にでかけることにした。 

昼食はラーメンに決定 行ってみれば長蛇の列ができていた 何と結局2時間待ち なかなか進まないのかようやくわかった 卵ごはん おいしい

 この福岡の旅を決めた理由の一つは、「福岡は食べ物がおいしい」と言うこと。ラーメン好きのTAKEFamilyとしては、おいしい食べ物の中でも特に本場のとんこつラーメンを食べ歩きたいと思っていた。二人でガイドブックを見ながら探していると、ラーメン紹介のトップに大きな写真入りで「麺劇場 玄瑛」があった。他にも行きたい店はあったけれど、お腹もすいていたので、地下鉄七隈線薬院大通駅から徒歩3分と言う立地がとても魅力だった。
(とその時は思った。)地下鉄の駅を降り、少し道に迷いながらも店の前に着くと長蛇の列が見えた。「行列ができるような店がこのあたりにあるのかなあ」などと言いながら近づいてみると、な、何とその列はこれから行こうと思っている玄瑛の前から始まっていた。
 ざっと見て列は10メートル以上あるような感じだった。
 札幌ラーメン横丁のようにラーメン店がたくさん並んでいれば、隣の店に入ったと思う。しかし、周りにはラーメン店どころか飲食店は見あたらなかった。それにもまして、ラーメン店意外と回転が速いではないかと、その列に並ぶことにした。待つこと1時間、暇なので入店間隔をカウントしてみると20分で二人、10分で5人ほど。いったいいつになったラーメンが食べれることやら。

さすがはこれだけ並んでいる人気店 おいしかった
(玄瑛流ラーメン 650円)
ちょっぴり並び疲れたものの 次はどんたく見学 福岡市役所 どんたく本舞台へ 歌や踊りで盛り上がっていた 次はどんたく広場にて どんたく隊を見学

 2時間ほど待ち、ようやく店内へ。しかし、店内で待つだけ。さらに10分ほど待ちようやくラーメンを食べることのできる観客席に入ることができた。どのような店なのかを知らずに並んでいたのは我々だけだったのかもしれないが、中はステージに向かって客席がスクール形式で並んでいる。そのステージではラーメン作りをしており、客席でその様子を見ることができる。そのようなこともあり、店の広さに比べて客席が少なく、ざっと20席ほどとなっている。
しかも2席(通路)2席で、相席はさせないようにしているようだった。
 そのお味は、トンコツベースに魚介類のだしが利いているスープと細ストレート麺と絡みが絶妙だった。周りをみると「たまごご飯(300円)」をオーダーしている方が多いようなので、TAKEFamilyもオーダーしてみた。このシンプルな「たまごご飯」がこれまたおいしかった。 

 13時すぎに店へ到着して、ラーメンを食べ終わったのは、結局15時30分をすぎていた。そこから、地下鉄で天神へ戻り、「どんたく」を見学することにした。どんたくは、大きく演舞台、パレード、花自動車になるのだろうか。明治通りのどんたく広場に向かって歩くと福岡市役所の「どんたく本舞台」が見えたので、そちらを見学することにした。どんたく隊が演舞を繰り広げていたのが見えた。すでに多くの方々が見学されており、最後列から見ていたので、じっくり見ることはできなかったけれど、どんたく祭りの雰囲気を十分に味わうことができた。その後、どんたく広場のパレードを見学したところ、沿道はすごい人で、移動するのも大変だった。それでも、なかなかよい見学場所を確保することができ、楽しいパレードを見学することができた。

待ち合わせ場所までは地下鉄で移動 すぐに鉄なべへ 店内の写真撮影はNGだったので 名物焼餃子だけをパチリ 帰りはキャナルシティ経由 那珂川を見ながら 

 気が付けば17時になっていた。夕食は、MAMAのお友達と祇園の鉄なべ。さすがは人気店だけあり、店内へ入ると18時前と言うのにほぼ満席だった。壁一面に、たくさんの芸能人の色紙や写真が飾られていた。店内の様子をいつもとおりパチリと行きたいところ、店内の撮影は禁止と書かれていた。多分、壁に飾られている芸能人の写真を撮影する方々が多いと言うことなのかと。
 そのようなこともあって、鉄なべでは「餃子」を撮影したのみだった。訪れた日は特に混んでいたからなのか、「ぎょうさ」の注文は、1回のみで追加注文はできないとのことだった。(壁の貼り紙に「追加は2人前以上でお願いします」と書かれていた。)その餃子は、皮はぱりぱりとしており、とてもおいしい。鉄なべのまま出てくるので、時間が経ってもアツアツのぎょうざを食べられるのもよい。
2時間ほど飲んで、食べて満足、満腹となり、お店を出たところ、お店の前には20メートルほどの列ができていた。人気のあるお店に行っているからなのか、それとGW中という時期的なものなのかはわからないけれど、飲食店には活気があるように感じた。

やはりどこでも屋台が大盛況 天神まで歩いてきたので ホテルまで歩くことに 昨日に引き続き スーパーでお買い物 そしてどんたくの舞台を見学

 「明日はキャナルシティに行く予定」とお話ししたところ、「この近くなので行ってみましょう」とのことで、歩いてキャナルシティにむかった。10分ほど歩いたところで到着。ちょうどイベントの最中だったので、すごい人だった。2日間、福岡を歩いてみたけれど、位置関係や距離感はよくわかっていなかった。聞いてみれば、ホテルまでは徒歩圏内とのこだったので、ひとまず天神に向かい歩いてみることにした。
途中に、有名な中州を見ながらのんびりと歩いて行くと、川に沿うように屋台が所狭しと並んでおり、どこの屋台も超満員だった。このように屋台が並んでいるのは活気があって良い雰囲気。
 結局、ホテルまで歩くことに。子供達の歩く速度でも約30分と、心地よい夜の散歩となった。
 ホテルに着いてから、またまた昨日と同じスーパーへお買い物へ行き、福岡の地物「いちご」などを購入し、ホテルで明日の計画などを立てることに。

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