山形手打ちそば 羽前屋

 

 そばについて 

 冷たいもりそばを汁につけて食べるという習慣は日本独自の食し方ですが、そばは全世界に栽培されており、その地域地域で食しまた利用されている食物なのです。

 さて、平成元年に長野県松本市に仲間と研修旅行にいって驚いたことがあります。松本では、殆どのそば店のそばが白っぽいのです。黒いのはそばではないということです。出雲そばも有名ですが、まだ行ったことがないのですが、多分ここではそばは黒いものであって白いのはそばでないと言うのではないでしょうか。

 うちのそばはどうかといえば、普通の一般的な色の少し平たくて太めのそばといったところでしょうか。蕎麦の実を製粉すると、概ね一番粉・二番粉・三番粉そして甘皮の部分を挽き込んださなごに分かれます。一・二・三番粉の比率は大体5・3・2の割合になるそうです。当店のそば粉もこの割合に配合してもらっています。私の使っている麺棒の長さは150cm以上ありますが、この麺棒でできるだけ昔ながらの製法を守りながらもそれなりに改良を加え、毎日そば打ちが出来ることに喜びを感じながら、あたりまえにそばを打ち続けています。以前、山村のおばあちゃんが打っていたそばのようなどこか素朴な普通のそばを打ちたいと思っています。

 そばについての思い、山形のそばへのご質問、そばのことで解からないことなどなど どんなことでも結構ですのでお便りください。

 またお願いがあります。これから高齢化社会に向かって行くにあたって、食材・環境・提供の仕方・メニューなどでご提案・ご意見ございましたらよろしくお願い申し上げます。

E-mail  uzenya@xpost.plala.or.jp

(ご提案・ご意見などお聞かせてください。)

 

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