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ねこと暮らす TOPへ よい食事・悪い食事
“出会い”と迎える心構え たまちゃん ボディランゲージ
ねこはどこにでもいます。
しかし、悲しいことに、優しい飼い主さんとキレイで温かいお家で暮らせている子はごく少数派です。

ねことの出会いは「ダンボールに捨てられた子ねこを見つけてしまった」、「野良ねこにエサをあげていたら居ついてしまった」、「ケガや病気のねこを保護してしまった」・・・等様々で必ずしも本意から飼い始めるとは限りません。
でも、出会った人の優しさで、一つの命を救うことになれば、とても有徳なことだと思います。

あなたが「ペットを飼う資格」のある方ならば、是非ねこを飼っていただきたいものです。
「ペットを飼う資格」は、(犬、金魚、亀等、種類を問わず言える事)ペットの命を生涯責任を持って面倒をみることができる人にのみ与えられます。
よって、引越しや就職、結婚、離婚等により飼育を放棄する人ははじめから飼ってはいけません。

健康なねこは10〜20年は生きます。
その間、飼い主さんのライフスタイルが変わる可能性は大きいでしょう。
では一緒に暮らすねこは?無論、飼い主さんのライフスタイルの変化に翻弄されることなどあってはならないのです。

(2004年、私は傷ついた病気のねこを我が家に迎えましたが、不覚にも死なせてしまいました・・・。交通事故だと思われます。猛省しましたが、私こそこんなページでエラそーに述べる資格はない愚か者なのです・・・。でも、すべてのねこと弱い動物たちのためにウンチクをのたまうことをお許しください。)

ねこは散歩の必要もなく、ジャンプーをしなくても無臭で(発情期はクサい)、室内のみで生活でき、トイレもすぐに覚えてくれる動物なので、とても飼いやすい動物です。
性格は育ってきた環境や、種類により色々ですが、心が通じ合えば幼児並みに甘え、よく懐きます。
ただ、ねこはぬいぐるみではないので、食事やトイレの世話は毎日欠かせません。
人間と遊ぶことも大好きなので、スキンシップはとても重要です。
また、病気やケガをしたら人間と同じように動物病院にも連れて行くのは当然のことです。
ある程度の出費は必要ですが、命にかかわることでケチらないでください。

(動物病院の治療費は高いと思っている方へ⇒リーズナブル価格の良心的な動物病院はいくらでもあります。ウチの子の場合、投薬と注射だけなら2,000円〜3,000円くらい、レントゲンを撮ると7,000〜8,000円くらいでした。儲け主義の動物病院にひっかからないよう、事前にリサーチしておきましょう。)

ねこは全身毛だらけなので当然抜け毛も多く、飼い主と愛ねこの快適空間を維持するためにはブラッシングやお部屋の掃除をこまめにする必要があります。
よく、「ねこがいる家に行き、抜け毛とニオイで嫌になっちゃった」的な発言を耳にしますが、それはねこが悪い訳ではなく、飼い主である人間がだらしがないからなのです。
ねこだってキタナイ部屋は大嫌いですよ。

また、ねこは室内飼いが基本なので、運動不足にさせないことが大切です。
スキンシップも兼ねてたーくさん一緒に遊んであげましょう。(特に子ねこ〜若ねこは運動量が凄まじいです)

そんな愛しいねこを置いて長期間の旅行には行けません。
ある程度の我慢は必要になります。
(犬と異なり、ねこは性質上、長期間ペットホテルに預けることは難しい・・・と私は思います)

それでも、ねこと暮らす毎日は素晴らしい!の一言に尽きます。
満たされて、癒されて、ねこはあなたの愛情を理解できるとても賢い動物なのです!


ねこを初めて飼われる方へ

=おススメのねこ=
とかく子ねこを求められる方が多いのですが、子ねこの世話は大変です。
好奇心が最大に旺盛でやんちゃで遊び盛り、伸び盛りで、食べ盛り、食べ物以外でも口に入れ、人間の幼児と同じく目が離せません。(またそれが可愛いのですが・・・)
そこで、ビギナーの方、特にお勤めされていて、ねこと接する時間が比較的少ない方は大人(3〜5才)の避妊済みのメスねこが最も飼いやすいと思います。(個体によってはオスねこも勿論飼いやすい子がたくさんいます。)
当然、こんな大人のねこはペットショップには売っていません。
ねこの「里親募集」記事はその気になればいくらでもあるので是非検索してみてください。
インターネットでは全国規模で多数のサイトが運営されていますし、新聞にも時々載っています。
市役所やスーパーの掲示板でも募集がありますし、動物病院でも年がら年中そういったお話を抱えています。

一度、のぞいてみてはいかがでしょうか?

準備するものぐれちゃん
【 必 需 品 】人間とねこが快適に暮らすために必要なもの
飲み水 きれいな器を用意し、水は毎日替えましょう。
ウチのQちゃんは、洗面器やバケツの水しか飲んでくれません。(Qちゃんは前の飼い主さんの元でお水は洗面器で飲む習慣ができていたと思います)
ほとんどのねこは年を取ると腎臓疾患に罹りやすくなります。水分摂取が少ないとその確率がより高くなります。普段から水を飲める環境を整えておきましょう。
また、お水は人間が飲めるレベルなら水道水で十分です。ミネラル成分の高い水は、尿結石の原因になることがあります。
きれいな飲み水
ごはんの器 ともかく清潔に保ちましょう。
軽くて裏底が滑りやすいものは×です。
Qちゃんは固形のカリカリフードが大好きですが、固い器では上手く食べられません。よって、ウチでは「ふきん」の上にごはんを置いて食べさせています。
清潔な器とフード
キャットフード 年齢や体型に合わせて選びます。
後述の「よい食事・悪い食事」も読んでね。
寝床 市販のねこ用ベッドやダンボールに小さな座布団を入れてもOKです。(Qちゃんは3ヶ所寝床があり、お気に入りの場所になっています)
冬は暖かく、夏は涼しい場所に置いてください。
タンスの上など、人間の視線より高い所も好みます。

*抜け毛はコロコロテープ等でマメに掃除し、ノミの糞を発見したら即、退治&フロントライン等処方してもらいましょう。
ねこ用ベッド
爪とぎ 柔らかい木やダンボール製の物が市販されています。
これを与えると大人のねこは大喜びして爪をとぎます。子ねこは練習期間を経て上手にとげるようになります。

家具や柱で爪をといでしまう子は、爪とぎを用意して爪をとぐ場所を教えます。(やさしくね!)
ねこのストレス発散にもなりますので、必ず用意してあげましょう。
爪とぎ(これはダンボール製)
ブラシ 長毛種は毎日、短毛種でも週1〜2回はブラッシングしましょう。
愛ねことのスキンシップと同時に体調チェック(脱毛箇所、できもの、腫れ、痛み等無いか)も忘れずに。
おススメのブラシは100円ショップにある、靴用ブラシです。ペット用のブラシは針金等でできている物が多く、どう見ても痛そうです。靴用ブラシは豚毛でねこも気持ちよさそうにしてくれます。
ブラシはくつ用、くしはノミ取りくし
ノミ取りくし ノミ駆除剤(動物病院で処方)と併せて使いましょう。
ノミ取りくしで捕らえたノミはつぶすと卵が飛び散ってしまうので、洗剤をはった水に沈めるか、ガムテープにくっつけて処分しましょう。
おもちゃ

またたび
ねこは運動が大好きです。ねこ用のおもちゃで毎日運動させましょう。
我が家ではフエルトで作ったネズミ型のおもちゃに“またたび”の実を入れて遊ばせています。
大人のねこはビックリする程またたびに反応します。子ねこの間は反応しないようです。
またたび と ねずみのおもちゃ
トイレ 市販のねこ用トイレは1,000円くらいからあります。
トイレは壁に面した静かで落ち着ける場所に置いてください。
(トイレ掃除は頻繁に!汚れているとねこは我慢してトイレ以外の場所でしてしまったり、膀胱炎、膀胱破裂など病気になってしまいます)
※トイレのそばに蓋付ゴミ箱、ほうき&ちりとりを置いておくとたいへん便利です!
ねこ用トイレ
トイレ砂 紙砂、ひのきチップ等いろいろな種類があります。 
ねこは砂が気に入らないとしてくれません。
(ウチは4種類試しました・・・) 
【必要に応じて用意するもの】
ケージ ねこを入れる小屋のようなもの。 (来客時や寝床として使用)
ケージにベッドを置くとねこは自分から入るようになるそうです。
キャリー
ケース
動物病院に連れて行く時など、あった方がいいです。
(ウチは当初これが無かったので、座布団袋に入れて連れて行きました。)
首輪 ねこ用を選んでください。 (強い力がかかると外れる物が◎)
爪切 家の中を傷つけないため、飼い主さんやねこ自身が思わぬケガをしないよう切った方ベターだと思います。(完全室内飼いねこの場合)
爪は先端の白く半透明な部分を切り、根元は血管があるので切ってはいけません。
ねこ用の爪切もありますが、人間用でも代用できます。

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