お米の中には、炭水化物(約76%)とタンパク質(約7%)をはじめ、わずかですが脂肪、ビタミ
ン、ミネラルなども含まれています。炭水化物はエネルギーの元となるものです。
 1日に必要なエネルギーの約半分近くはご飯からから取る事が出来ます。また、お米と牛乳や
大豆を一緒に食べると、体の中でたくさんのたんぱく質が合成され、効果的です。

 玄米とは稲のモミ殻を取ったものです。ぬか層、胚、胚乳から成り立っています。白米は、ぬか層
と胚の一部を除いたものです。
 白米は、栄養的には米の大事な部分をわざわざ手をかけて取り除いてしまったものといえます。
それが分かっていながら白米が普及したのは玄米に、消化・吸収が良くない、煮えにくい、味が白
米より劣る等の短所があったからです。その他、見た目も真っ白に炊き上がったご飯の方が、食欲
をそそられるせいかもしれません。

 ◎玄米は、よく噛む必要があるため、白米ほど多量に食べられないので過食しません。
 ◎玄米に含まれている繊維質は、便秘の解消にもなります。
 ◎体内に過酸化脂質ができることを防いで老化を予防するほか、血管の強化に役立つビタ
   ミンEも含まれています。
 私達が普段食べている白米から取り除かれている「ぬか」や「玄米」には、身体に良い成分(ビタ
ミン・ミネラル・リン・カルシウム・鉄・食物繊維 など)がたくさん含まれています。健康 を考えた場合
は、玄米食が大変理想とします。炊き方のポイントは、水の量を玄米より約1.2倍くらいが基本で
す。自然塩を少々入れて炊くと、味が良くなります。
●当農園の米の食味値は、公的農業関係機関より計測の結果85以上で、平成13年に
  は
91でした。
タンパク スコア 水分 アミロース 脂肪酸度 老化性
6.4 91 15.1 18.5 15 75