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<実車について>
WRC(世界ラリー選手権)で勝つこと、そして常に進化(Evolution)することが義務づけられた2リッター最強のマシン。それがランサーエボリューションである。
このランエボYは、第二世代のボディの中ではトミ・マキネンエディションを除けば最も進かしたモデルであると同時に、最後のグループAカーとしても活躍した。
エスクリアでまず目に付くのは、その大きなリアウィングであろう。これは、デルタ型ウィッカーをトランクから離し二段式にすることによってより高いダウンフォースを実現している。
またエンジンは三菱伝統の4G63型をさらに改良し、最大出力280馬力(実馬力は320馬力を超えるとも言われる)最大トルク38.0Kg-mを搾り出す。
足回りは、フロントにヘリカルLSD、センターにビスカスLSD、リアにAYCと呼ばれるアクティブデフを装着することにより最高のパフォーマンスをドライバーに与えている。

トミ・マキネンがこのランエボにより前人未到のWRC4連覇を成し遂げたことは、皆さんご存知だと思うが、すでにグループAでは、他のWRカーに押されつつあり翌年のWRCではついに三菱もWRカーの規定も少々取り入れる(グループAプラスと呼ばれる)ことになった。 つまり純粋なグループAのラリーカーは三菱にとっても、WRCにとってもこのランエボが最後だったことになる。そんな中で改造範囲の広いWRカーに負けず見事総合優勝を果たしたこのランサーエボリューションYに私は特に魅力を感じる。
<模型について>
さすがタミヤって感じでしたね。
とっても作りやすく、ランエボの迫力あるボディがあますとことなく再現してあります。
ただ不満なのは、ヘッドライトが付属のホイールに合わせて、つや消しのメッキになっていること。それと、リフレクター部分がツルッとし過ぎていかにもおもちゃと言う感じです。私はメタルックを少々しわができるように貼り対応しました。キットよりはましですがもう少し研究の余地がありそうです。
内装は、恐ろしくマスキングが大変でしたがそのかいあってなかなかよい感じになったと思います。(内装の画像は、こちらこちらを参照してください。)
外装は、今回ムラも無く、よい艶が出たのですが白いボディカラーだとうまく写真に取れませんでした・・・。
この艶は、やはりホルツの実車用コンパウンドのおかげでしょうね。これは皆さんも試す価値があると思いますよ。
MITSUBISHI LANCER EvolutionY
制作記はこっちだよ。