1993年9月13日〜9月17日
成田からパリ そしてベルリンへ | 天皇陛下のドイツ訪問が重なって・・・ |
ベルリン 博物館の町 | 文化施設は佃煮にするほどあります・・・ |
結婚式が12日。その翌日にいきなり出発しました。ほんとはドイツへの直行便をとりたかったのですが、ちょうど同じころ天皇陛下のドイツ訪問が重なって、どうしても空きがなく、やむを得ずパリ経由のエール・フランス便に乗ることとなりました。
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![]() 写真にカメラのストラップが写っちゃいましたね・・・。 |
![]() コンコルドが並んでいたので撮りました(ただし撮影は帰国の時)。これが数年後、衝撃の墜落事故を起こすとは・・・。 |
![]() ちなみにこのテーゲル空港、近い将来、同じベルリンにあるテンペルホーフ空港とともに旧東ベルリンのシェーネフェルト空港に統合され、廃止される運命にあるのだそうです。 |
さて、とりあえず旧東側に入る前に最初の訪問地ベルリンを堪能しましょう。ここはさすがにドイツの首都(当時はまだ予定)だけあって、文化施設は佃煮にするほどあります。壁もなくなったので、旧東ベルリンへの行き来も楽であります。
まずはペルガモン博物館(Pergamon Museum)へ。ここは紀元前3世紀から2世紀にかけて栄えた古代小アジアのギリシャ植民都市ペルガモンにあったゼウス神殿をそのまま持ってきて館内に復元展示してある(!)のです。文化財の収奪もここまで来るとすごいものがあります。今ペルガモンの遺跡に行っても、ゼウス神殿の跡地にあるのは基礎部分だけなんですから。
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![]() 前にいる人々と大きさを比較してください。高さ10mくらいはありそうですね。 |
![]() ドイツに本物をぶんどられたおかげで、バビロン遺跡の現地には、レプリカのイシュタル門があるばかり。でも、先のイラク戦争後の略奪騒ぎなど見ていると、ほんとに文化財が現地にあった方がよかったのか、考えさせられます。 |
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次にエジプト博物館(Das Aegyptische Museum)へ。
![]() ここに限らず、ドイツの博物館ではいくつかのきまり(フラッシュ・三脚使用禁止など)を守れば展示品の写真撮影OK。 |
![]() ネフェルティティは古代エジプト新王国第18王朝の王、イクナートン(アクエンアテン、アメンホテプ4世)の妃で、有名なツタンカーメン王の義母でもあります。古代エジプト最高の美女ともいわれているそうですが、この胸像を見るとそれもうなずけますね。 |
![]() 最近、ネフェルティティのミイラが発見されたという報道もありましたが、ほんとかいな・・・? ちなみに、これが作られたころ、日本では縄文時代後期です。 |
![]() もちろん日本でもさかんに行われていますが、なかなかこれ、きれいに剥ぐのは難しいんですよね・・・。 |
ベルリン編はいっぱいあるのでまだ続く・・・。