エクセル2007からのピボットテーブル

■ Excel豆知識52





今回は「外部データ ソース」を利用したピボットテーブルを作成してみます。

52-1 2007からのピボットテーブル(「外部データソース」を使用)
ピボットテーブルを作成したいブックで、「挿入」-「ピボットテーブル」として「ピボットテ
ーブルの作成」ダイアログボックスを出し、そこの分析するデータの選択で「外部データソー
スを使用」にチェックを入れ、「接続の選択」をクリックします。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05201]


すると、[図05203]の「既存の接続」ダイアログボックスが出てきます。

これは「データ」-「既存の接続」をクリックして出てくるダイアログボックスと同じもののよ
うです。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05202]

2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05203]

「既存の接続」ダイアログボックスの「参照」をクリックすると、「データファイルの選択」が
出ますので、
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05204]

そこで、データソースにしたいファイルを選択します。
今回はエクセルブックを選択しましたが、ここでアクセスファイルを選択することも出来ます。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05205]

上図で「開く」をクリックすると、下図の「テーブルの選択」が出ますので、そこでデータのあ
るシートを選択し、「OK」をクリックします。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05206]

すると、「ピボットテーブルの作成」ダイアログボックスに戻ります。
空欄だった「接続名」の所に接続したデータのファイル名が入ってきます。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05207]

上図で「OK」とすると、ピボットテーブルの枠とフィールドリストが表示されます。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05208]

とりあえず、下図のようにフィールドを各エリアに配置しました。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05209]

これで、ピボットテーブルで「更新」をすれば、外部データソースの追加・変更が反映されます。
何分かごとに定期的に自動更新させる設定をすることも出来ます。

「ピボットテーブルツール」-「オプション」-「データソースの変更」-「接続のプロパティ」を
クリックします。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05210]

出てきた「接続のプロパティ」ダイアログボックスの「コントロールの更新」の「定期的に更
新する」にチェックを入れたとえば「1分ごと」として「OK」とすれば、1分ごとに自動的にピ
ボットテーブルが更新されます。
2007ピボットテーブル 外部データソースを使用
[図05211]

外部データの接続に関しては、マイクロソフトサポートの各記事に詳しく解説があります。
Excel2010 データのインポートとエクスポート
Excel2007 データのインポート


なお、2003での外部データソースからのピボットテーブルについては豆知識33に、また、外
部データの取り込みで「このデータ ソースには、表示できるテーブルはありません。」のエ
ラーが出る時については、サイト内FAQに記事があります。
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