エクセル2007からのピボットテーブル
■ Excel豆知識52 |
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52-2 2007からのピボットテーブル(並べ替え)
下図のピボットテーブルで、担当者を「総計」の降順で並べたい時は、「総計」の欄で並べ替
えすることも出来ますし、行ラベルの「担当者」で並べ替えすることも出来ます。
[図05212]
「総計」で並べ替えをする場合、「総計」の数字のセルを選択して「右クリック」。
「並べ替え」で「降順」をクリック。
[図05213]
すると、下図のように金額の総計の降順に並びました。
[図05214]
ここで、「並べ替え」-「その他の並べ替えオプション」をクリックしてみると「値で並べ替え」
ダイアログボックスが出て、現在どういう設定で並べ替えされているかがわかります。
[図05215]
次は最初の状態から「担当者」で並べ替えをしてみます。
「担当者」のセルを選択して、「右クリック」。
「並べ替え」で「その他の並べ替えオプション」をクリック。
[図05216]
出てきた「並べ替え(担当者)」ダイアログボックスの「並べ替えオプション」で「降順」に
チェックを入れそこのボックスの▼をクリックして、「合計/金額」を選択して、
[図05217]
「OK」とすると、金額合計の降順で並びます。
[図05218]
また、列単位にも総計の降順にしてみます。
「列ラベル」の項目で右クリック。
「並べ替え」で「その他の並べ替えオプション」をクリック。
「並べ替え(地区)」ダイアログボックスで「降順」にチェックを入れて、そこのボックスで
「合計/金額」を選択し、「OK」をクリック。
[図05219]
すると、下図のように列方向の総計が降順に並びました。
[図05220]
2003までは下図のように複数のフィールドの集計がある場合には「総計」の数字を選択しての
並べ替えがうまくいきませんでしたが、2007からのピボットテーブルでは結構素直に並べ替え
が出来るようになったようです。
下図の状態で担当者の総計で降順をクリックすると、
[図05221]
担当者が総計の降順に並びました。
でも、担当者ごとに集計されている商品名の総計はそのままです。
なので、次はそれも降順にします。
[図05222]
商品名の総計のセルで「右クリック」し、並べ替えの降順をクリックします。
[図05223]
すると、担当者ごとのなかで商品名が総計の降順に並びました。
[図05224]
今回はこれでおしまいです。