定型の用紙に名簿から番号などを読み込み印刷するマクロ

■ Excel豆知識34




 34-4 メッセージを表示させる
 VBAで作業をする時に、メッセージを表示することが出来ます。


下図のように適当な名前で Sub を作り、その中に msgbox と入力し、
「""」の中にメッセージを書きます。
SubとEnd Subの間にカーソルを置いた状態で「実行」ボタンをクリックしてみてください。
マクロでメッセージを出す
[図03426]
下図のようなメッセージが表示されます。
練習メッセージ
[図03427]
作業が終了した時のメッセージとしてはこれで十分です。

でも、印刷を始めていいかどうか選択する場合にはこれでは不十分です。

うっかり「実行」ボタンを押したけど、印刷するつもりはなかった、という場合に「いいえ」
を選択し、それ以降の実行をキャンセルしたい場合は、下記のようにします。やり方はいろ
いろありますが、とりあえず一番シンプルなもので。

下図の「メッセージ2」のようにします。
メッセージ2の中にカーソルを置いて「実行」してみます。
キャンセルも出来るメッセージボックスに
[図03428]
実行すると、最初に「はい」「いいえ」を選択できるメッセージボックスが出ます。
ここで「いいえ」を選択すると、Exit Sub ということでSubを抜けるので先の作業へは進
みません。
印刷を開始していいかどうか聞くメッセージボックス
[図03429]
「はい」を選択すると、次に進みますので、今は下図のメッセージボックスが出ます。
実際にはこの部分に印刷作業のコードを組み込みます。
作業確認のメッセージ
[図03430]
作業が終わると下図のメッセージボックスが出ます。
印刷枚数が多い場合などは結構時間がかかりますので、終了した時にメッセージを表示す
るようにしておいたほうが安心です。
作業終了のメッセージ
[図03431]
では、これを印刷用マクロのコードと合わせてみましょう。
印刷用マクロとメッセージのマクロを合わせる
[図03432]
こんな感じです。(*^-^*)

印刷の用意が出来ていないのにこのコードを実行して「はい」なんて、しないでくださ
いね。^^;


なお、コードを表示するウィンドウの切り替えは、VBEの左上のプロジェクトウィンド
ウで「標準モジュール」と表示されている下にある名前をダブルクリックします。
コードを表示する標準モジュールの切り替え
[図03433]
次はこのマクロをボタンに登録するやり方です。
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