データを扱う時のいろいろな操作 1

■ Excel豆知識23




 23-2 VLOOKUP関数 2
データと同じシートに参照表があると不便なこともあるので別シートにお引越ししましょう。^^
[説明02313]


 こうなっていると、例えばデータ表の行を削除したり挿入したりする時や、表にいろいろ手を
加えたりする時に、横にある参照表が邪魔になる時があります。そういう時は、参照表を他のシ
ートに作ればいいと思います。最初からそうすれば良いのですが、今は既に同じシートに作って
しまっています。なので、これを「参照表」シートにお引越しをしましょう。^^


1.シートを挿入
参照表用のシートを挿入
[説明02314]


2.表を切り取って別シートに貼り付ける
参照表の範囲を選択し、「切り取り」
[説明02315]

参照表用シートを選択し、「貼り付け」
[説明02316]

参照表用シートに貼り付けられた参照表
[説明02317]

データシートの参照表はなくなっている
[説明02318]

表中のVlookup関数の引数の範囲を確認。「参照表!」と範囲の前にシート名が入っている。
[説明02319]


3.「!」マークは

上の式の「参照表」の後ろについている「!」は「シート」ということを表しています。
「!」は「シート」ということを表している
[説明02320]


4.参照表の範囲に名前をつけて、その名前をVLOOKUPの範囲に使う

豆知識第9回で「名前定義」について説明しましたが、参照表の範囲にこの名前定義を使って名
前をつけその名前をVLOOKUPの「範囲」に使ってみましょう。
参照表の範囲に「地区リスト」と名前をつける
[説明02321]

参照表の範囲に「単価表」と名前をつける
[説明02322]

Vlookup関数の引数をセル番地表示から「地区リスト」という名前に変更。式を下へコピー
[説明02323]

Vlookup関数の引数をセル番地表示から「単価表」という名前に変更。式を下へコピー
[説明02324]


 このように名前を使うと、セル番地で示された範囲よりは内容がわかりやすい式になります。
わかりやすいだけでなく、いろいろな利点があるのですが、それはまたそのうちご紹介できる
と思います。
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