データを扱う時のいろいろな操作 1

■ Excel豆知識23




 23-1 VLOOKUP関数
 [図2301]の表の「地区」と「金額」の列にはデータを直接入力するのではなく、VLOOKUP関
数を使って値を参照しています。今回は、このとても良く使われるVLOOKUP関数について説明を
してみたいと思います。
VLOOKUP関数を使って「地区」と「金額」を求める
[図02301]

「得意先」と「地区」の参照表 「商品名」と「単価」の参照表
[説明02302]



1.VLOOKUP関数とは

 縦方向の表からデータを検索して抽出する機能をもっています。
VLOOKUP関数とは縦方向の表からデータを検索して抽出する機能をもった関数
[説明02303]

「関数の挿入」ボタンで関数ダイアログボックスを出し「検索/行列」の分類から「VLOOKUP」を選択
[説明02304]

引数「検索値」には「検索したい値」のあるセルを
[説明02305]

引数「範囲」には「参照表」のある範囲を絶対値で
[説明02306]

「列番号」には欲しい値がある列が参照表の左から数えて何列目にあるかを
[説明02307]

「検索の型」には「false」か「true」を必要に応じて。この場合は「false」
[説明02308]



2.「データ」シートの表にVLOOKUP関数を入れる

 VLOOKUP関数についてだいたいおわかりいただけたと思います。
次に「データ」シートの表の「地区」と「金額」の欄に数式を入れてみましょう。
データの表にVlookup関数を設定
[説明02309]

入力したVlookup関数を下へコピー。 絶対参照にしたことで参照表の場所がずれていないのがわかる
[説明02310]

「金額」の欄に最初にVlookup関数で単価を求め、それに数量を掛けて金額を出す
[説明02311]

金額欄の数式を下へコピー
[説明02312]

次はもうちょっとこの参照表について説明をしてみたいと思います。
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