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Inside Farming Vol.118


仕切り直し。オークションにむけて再び欧州車を絞り込む


 前回のようなことがないように、今回は、ネットオークションの入札に入る前に、落札条件をじっくり吟味するとしよう。それには、当初の購入条件に戻ることが肝心だ。(1)車検あり(2)タイヤ山あり(3)安全装備あり。追加条件として、(4)99年以降登録(5)AT,パワステ,右ハンドル。そして最後の予算だけは、ちょっとだけ条件を緩めて(6)50万+アルファ。

 候補となる車種も、オークションの出品を見渡しながら、もう一度初めから選択だ。年式と装備の充実度と予算のバランスから、フォルクスワーゲンポロ、オペルビータはやっぱり候補。フィアットパンダ、ルノートゥインゴは予算内で程度も良さそうな出品がいくつかあるが、全て左ハンドルなので対象外(かなり残念)。ローバーMINIはエアバッグが付いたモデルになかなか出会うことができない(これも残念)。プジョー206、フィアットプントは現行モデルだけあって予算圏内に価格がこなれるまで、あと少しという感じ(やはり残念)。プジョー106、シトロエンZX、ローバー114はどんな車か実際に見たことないので(笑)、とりあえず入札はやめておこう(ごめんなさい)。

 そうなると、候補はプジョー306、ルノールーテシア、ポロ、ビータに絞られてきた。
 306はトンガリ目系になった206、307と比べてもそれほど古さを感じさせないルックスがいい。ただ、プジョーを購入するとなると、プジョーのブレイクに乗る友人とちょっとだけバッティングする感じ。少々照れくささを感じるなあ(照)。
 ルーテシアに関しては、実は、昨年(2002年)の夏、まだ車選びがこれほど切羽詰る前に試乗した経験がある。試乗車は候補年式の一つ前の年式モデル(角目が特徴)であったが、インプレッションはかなり良く、真剣に購入を考えるほどであった。ただ、最終的に、年式の古さと左ハンドルということで取りやめてしまっていた。シートがフカフカで気持ちよかったし、今でも好印象は残っている。

 よし、車種も決まって仕切りなおし。再び、オークションの出品車の物色開始だ。

 買う気マンマンで気持ちははやる。しかし、ここでも念には念のチェックをしよう。まず、商品紹介の内容と写真から内外装の程度と傷をチェック。最低落札希望価格がある出品はそれが予算内かもチェック。その後に、出品者の(評価)欄を吟味に吟味、必要以上に吟味を重ねる。そして最後にもう一度エアバッグ、年式、車検、何処からの出品で陸送が可能か、これらをチェック。これだけチェックすると自然に候補は絞られ、だいたい以下のようなものとなった。

(A)11年VWポロ5ドア車検長い 即決価格590000あり
(B)赤字覚悟 ビータ AT 女性に人気の赤 売り切り450000
(C)プョー306スタイル ワインレッド ディーラー車 520000
(D)99年ルーテシア。稀少色 右ハンドル5ドア 50万から
(注:商品紹介のコピーは正確には再現できていませんが、こんなニュアンス)

 なかなか掘り出し物ぞろい、粒ぞろいと見た。この候補の中で、さらに園主が欲しい順序を決定し、その順に入札していくことになる。第一候補は(D)のルーテシアとしよう。締切は3日後の朝だ。もしルーテシアが予算内で落札できない場合には、次はどれにしようか。と、思っていたら、(A)(C)はルーテシアの締切日前に締切がやってくるために入札できないことが判明。これは仕方がない。

 いずれにしても、現所有車の車検というタイムリミットが迫りに迫ってきた。一日も早く、落札しなくては!。(続く
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