河合果樹園 Insede Farming

Inside Farming Vol.117

オークション初体験。心臓はバクバク。

　ＭＩＮＩのネットオークションの締切日には、締切時間の３０分前からＰＣの前に座して待つ。今日だけは、子供も寄せ付けないという徹底ぶりで、オークションに臨むことにする。ＰＣの電源を入れる前からもう心臓はバクバク！。さっそくアクセスだっ！。
　
　オーッ！。昨日は３５万だったMINIアニバーサリが、今日は既に３６万になっている。ちょっと波乱の予感。待ちきれないから３８万入札！。と、入札した次の瞬間には４０万の入札がある。まあいい、４１万だ。などと思っていると次次の入札であっという間に４５万になっている。熱い。ネットオークションは熱いっっっっ！！！。
　４７万を超えたあたりでやっと「安全装備」と「年代」と「価格」を天秤にかける自制心が働きだした。もういい。ギブアップだ。降りよう。心臓に悪い。
　その後も価格は上昇を続け、５０万を数万超えたあたりで落札された。このオークション、出品者も落札者も中古車販売業者だったようである。そう考えるとかなりの掘り出し物だったのかな？

　３５万で欧州車が買えるという当初の目論見はまったく外れてしまったが、ちょっとした白熱バトルを体験し、気分は高揚している。面白いけど、危ない。予算をしっかり決めてオークションに臨まないと、勢いで高額入札しそう。

　オークション経験２日で、大きなことはいえないが・・この初入札で判ったことは、
（１）人気商品は値上がりする(オークションだから当たり前だが、入札開始額と落札額は必ずしも連動しない）。
（２）締切時間直前に頻繁な入札が行われる（心理作戦に近いものがある。園主のように最後に一発で決めてやろうという意気込みの人が多いのか？）。
（３）予算が潤沢にある自動入札者にはかなわない（自動入札とは、他者の入札に対して、設定した予算内なら、直ちにそれより僅かな高値で入札するシステム。自動入札者がいる限り、オークション価格はその予算まで延々と上昇していくのだ～）。
（４）最低落札価格に届かないと落札できない場合がある（入札がいくら低価格から始っても、出品者の希望する落札価格に届かなければ、そのオークションはキャンセルになり落札はできない。この価格を公表している出品者もいるし、公表していない出品者もいる。入札額がその価格に達するまでは、幾らが最低落札価格か判らない場合もある）。

　入札する側の心構えとしては、
（１）冷静に、冷静に（勢いで買い物をすると後悔するのは、ネットに限らないものね）。
（２）入札の上限額を確実に決める（勢いで入札額を上げてしまう危険性大。あと少し、あと少し、とやっていると、落札後に相当後悔すること請け合います）。
（３）落札できなくても悔やまない（この方が、精神衛生上よろしいか、と）。
（４）本当に欲しい商品にのみ入札する（冷静に考えてみれば、上記のMINIの場合、価格を除いて、園主の中古欧州車購入の条件に全く合致していなかった。車検もなかった（大笑））。

　しかし、ネットオークションならば、運さえ良ければ、予算価格に近い価格で欧州者をＧＥＴできるような気がしてきた。次なる入札は、本当に欲しい欧州車を十分に吟味してから、チャレンジするとしよう！(続く）

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