Planning36 【見積要項書の再確認・打合せ】

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前回の【建築確認申請・見積要項書等の確認】以降の進捗状況としては,財形融資の設計審査に合格したことにより,”設計審査に関する通知書”が郵送されてきました.
また建築確認申請も無事通過して,”建築基準法第6条第1項の規定による確認済証”が発行されています.
申請書の副本自体は当座N建築士と将来契約した工務店の間を行ったり来たりするとのことで,Hyde達の手元にくるのは工事が終わった後になるそうですが,その他の融資等で必要なことから写しを貰っておきました.

今回の打合せに先立って,数日前に郵送して貰った”見積要項書”を自宅で再確認し,内容のチェックと疑問点の洗い出し,そして少々の要望をピックアップしてみました.
内容チェックでは”特記仕様書”・”内部仕上表”・”各種図面中の指示”の整合性に若干の矛盾がありましたが,今までも打合せと説明により判断するに,転記ミスや書き換えが漏れたなどの単純な錯誤であると思われます.
あれだけの膨大な資料ですから,人間である以上如何に経験豊富な建築士であろうと,数カ所の確認漏れは出てしまっても仕方ないでしょう.
判断に苦しむ点については疑問点として直接確認を取ることとします.
また,前回の打合せでは時間的に余裕が無く,十分な説明を受けることができなかった仕上げについても確認することにしました.
こちらの要望としては「今更言い出すのは悪いかな?」と思われる変更が二ヶ所,細かいところがチョコチョコ(主にコンセント・各種配線・照明関係)といったところです.

大きなところは今までのやりとりの中で納得したつもりだったり散々打合せでやりとりして方向性を出した内容だったのですが,それだけに「やっぱりそれでいいのか?」と考え出すと「ここはやはり変更して貰いたい!」と思ってしまうんですよね.

1点目はビルトインガレージへのスロープについてです.
これは【実施設計打合せ#3】でNGを出して【建築確認申請・見積要項書等の確認】でも1時間にも及ぶ検討をしてやっと落ち着きどころを見つけたと思っていたのですが,どうもしっくりこなくって….
前回の打合せで落ち着いた方向性は,今回送ってもらった図面の中にその断面図があったのですが,250mmの段差を解消するために6900mmの奥行きで均一な傾斜をつくってしまうという内容でした.
でも図面を見ると,ガレージ内の傾斜が結構きつく見えるんですよね.(下図上部)
そこでガレージドアの部分で2段階の傾斜にしていただく方向で検討していただこうと思います.(下図下部)


2点目は今まで話に出していなかったんですが,書斎の幅が当初の案より455mm削減されていたのですが,これでは椅子の可動スペースが少なくなってしまうので,隣室とのかねあいで可能な限り元に戻したい(書斎を広くする方向)という要望です.
これら2点は建築確認申請が下りてしまっているので,もしかしたら簡単に変更できない可能性がありますが,後々悔やむよりはダメモトで変更可能かどうかを相談しようと考えたものです.


…で,打合せに行って来ました.
今回もHa-chanはお留守番.
先方に行く前に久しぶりにKumadonと土地に立ち寄りましたが,かなり雑草がすごいことになっていました.
昼過ぎにN建築士のお宅で打合開始です.
先方には既にY建築士もいらしており,4人で早速打合せを行いました.

まずは大きな変更希望を可能かどうかということを含めて相談です.
心の中で「またかよ!」と思ったかどうか分かりませんが,こちらの話を聞いて「申請書類を変更する必要があるが変更は可能」との事でしたので,細かい数値について詰めました.
本当にたびたび済みません….m(..)m

転記等のミスと思われるところは双方で確認しましたので,次回の図面には反映されることでしょう.
見積に大きく影響するかどうかは分かりませんが,そのあたりの対応もお願いしますね.

仕上げ等については質問が主になりましたが,説明を受けて理解し,納得したつもりです.

今回の打合せは約6時間.
Hyde達にしてみれば意外とすんなり終わった方でしょうか?
あと2〜3週間で見積が出てきます.
さて,予算内に収まるのかな?
まあ無理だろうな….
ここまで細かく検討したので,なかなか捨てきれない部分は多いと思います.
予算へ向けての減額提案をされた時,どこまで捨てきれるかはっきり言って不安です.
う〜ん,どうなることやら….


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