Living59 【デッキ塗装】 09/18/2004〜09/20/2004

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我が家のデッキは屋外でありながら,第2のリビングとして,離れとの通路として,日々の生活でなくてはならないスペースです.
デッキ材は耐久性を第一に考え,N建築士のお薦めもあってイペをチョイスしました.
イペの特徴としては, などが挙げられます.
施工やコストの件はクリアーできたため現在のデッキがあるわけですからこの件は\(^^\) (/^^)/コッチニオイトイテ,実際のところイペのデッキを使ってみてどうなのかというと”概ね満足”です.
なぜ”概ね”かというと,確かに木肌は滑らかなのですが,怪我をする程ではないにせよ多少ささくれが出てきているのと,経年変化(紫外線かな?)による色の変化がどうにもしっくり来ない点をマイナスと感じているからです.
土足で使うデッキだったら気にならなかったのかもしれませんが,素足で日常的に使うのであれば,やはりメンテナンスフリーというわけにはいかないようです.

そこで,夏にでも「デッキをメンテナンスするぞ!」と思っていたのですが,今年の夏は暑かった!
とてもじゃないけど作業する気にはなりませんで,ようやく涼しくなってきた9月になって,実際の作業を行いました.

以前は余り気になっていなかったのですが,ところどころデッキ材を固定しているコーススレッドの頭が浮いている部分がありました.(左上の写真)
このままでは気持ち悪いのでインパクトレンチで打ち込もうとしたら,ステンレス製のコーススレッド−ポッキンしちゃいました.(右上の写真)
ステンレスは硬いけれど脆いですね….
しょうがないので打ち込みはあきらめましたが,サンダーは出っ張りのまわりにはうまくかかりません….(下の写真)
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ささくれができている部分もありました.
特にデッキ材のエッジ部分に多かったです.
写真は撮影用にわざとささくれを立たせたのですが,実際には寝ているので足にとげが刺さるということはありませんでした.

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お約束のサンダーがけです.
写真左側がサンダーがけしたところで,未施工の右側に比べると,イペの色合いが復活しています.

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今回のサンダーがけは床面ということもあり,垂直面のサンダーがけをした【デッキ梁・目透板塗装】に比べれば楽勝であろうとタカをくくっていたのですが,イペは非常に硬いので,全然サンダーがかからないんですよね….
初めは#80のサンドペーパーを使っていたのですが,あまりに削れないので#40を買ってきて作業を続けました.
#40→#80→#150と3回かけましたが,1日(実質7時間位)でやっと写真の部分+アルファしか施工できませんでした.

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ささくれが気になるデッキ材のエッジ部分はサンダーがかからないので,写真のように木片にサンドペーパーを巻き付けて手作業で削りました.

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今回使用したのはオスモカラーデッキオイル 010 サーモウッド)です.
2.5[L]缶を準備しました.
これ一缶で約30[m2](2度塗りの場合)塗ることができるそうです.

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奥の方だけ塗り終わった後です.
手前側はサンダーがけし終わっているのですが,比較すると随分白っぽく見えますね.
今回使った010 サーモウッドはデッキオイルの中で最も濃い色です.

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お約束の撥水チェックです.
良い感じですね♪

3日かけてようやく全面を塗り終わりました.
でも,一部2度塗りしていないんですよね….

今回のデッキ材の下処理に於いて,初日・二日目と硬いイペに阻まれてなかなかサンダーがけがはかどらなかったのですが,三日目に【書斎デスク引出補修】の為に来てくれた山ちゃんにサンダーがけを手伝ってもらいました. > ありがとう山ちゃん!! m(..)m
この時山ちゃんは自分で持ってきたサンドペーパーを使ってサンダーがけをしてくれたのですが,Hydeがいつも使っているペーパーとは種類が違ったんですよね.
手持ちのサンドペーパーが#150だったのでそれを使ってかけ始めたんですが,何と良くかかるではありませんか!
#150といったらHydeの仕上げの番数です.
つまり一発仕上げです.
Hydeの二日間はいったい何だったのだろう…とちょっと落ち込みましたが,削れるペーパーを紹介してもらったので良しとしましょう.

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写真左が山ちゃんが持ってきた”空研ぎペーパー”で,右がHydeがいつも使っていた”布ペーパー”です.
研磨剤は同じ酸化アルミニウムなのですが,色も違えば触った時の感触も全く違います.
Hydeがよく行くDIYショップには4種類のサンドペーパーを売っているのですが,一番安価な”洋紙ペーパー”はサンダーがけの最中によく破れてしまったので,裏地が丈夫な”布ペーパー”を愛用していました.
他に今回紹介された”空研ぎペーパー”と,昔金属加工でよく使っていた”耐水ペーパー”もあったのですが,後者は用途が違うので使っていませんでした.
”空研ぎペーパー”は”洋紙ペーパー”や”布ペーパー”に比べて研磨面の凹凸が少なく,削れにくそうだしすぐ目詰まりしちゃいそうだと思って使ったことがなかったのですが,何とこれがベストチョイスだったんですね….
思いこみで損したな〜!
なお,後になってサンドペーパーについて調べてみました.
サンドペーパーの種類と粒度
サンダ・グラインダの正しい使い方:サンドペーパーの粒度と目安
木工関連資料:サンドペーパー(研磨紙)について
あたりが詳しく参考になりました.
サンドペーパー…奥が深いです.


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