Living20 【フローリングワックス】 11/22/2003〜11/24/2003

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我が家の床はSPF材です.
もともとSPF材は安価な構造材でフローリングに使ったりすることは無いのだと思いますが,それ故コストダウンの効果は大きく,我が家の床は全面れっきとした無垢のフローリング仕様となっています.
最初に言われていた通り,傷は付きやすいし暴れもします.
最近では乾燥したせいもあって随分痩せちゃってきましたね….
欠点も多い材ですが,素足での感触は暖かみがあって気に入っています.

さて,Planning41 【減額案#1 N建築士の提案】の減額案の時,床ワックスを別塗りからクリーニング時のワックスに変更することによって\115,000減額しました.
クリーニング時のワックスは,多分水性のワックスだったと思います.
引っ越してすぐの時でも「ワックスかかってるのかな?」って思うくらい存在感のないワックスです.(笑)
新居に引っ越しても3ヶ月が過ぎた頃,いい加減フローリングの汚れを見るに見かねて「そろそろワックスかけるか!」ということになりました.
特に気になっていたのがキッチンシンク・脱衣所・トイレなど水がかかる部分とガスコンロ前の油汚れ.
折角ワックスを塗るのだからメンテナンス性が良く,撥水性が継続してくれるものが良さそうです.
木目をつぶしてしまうのは嫌でしたし,塗る面積も広いことから無公害塗料を謳った製品が望ましいです.
Hydeが以前から気になっていた商品に”オスモカラー”がありました.
今回はフローリング用ということもあり,”オスモカラー フロアークリヤー”をチョイスしました.

この”オスモカラー フロアークリヤー”は二度塗りが基本です.
また途中乾燥時間に12時間必要なようです.
よくよく計画してから塗り始めないと,家の中で逃げ場が無くなってしまうことが予想されます.
今回は次のような順番で手がけてみました.

【1日目】 【2日目】 【3日目】 流石に全居室いっぺんには処理し切れそうもありませんので,子供部屋・寝室・書斎はまたの機会に….


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キッチンのガスコンロ前の床です.
油はねでかなり汚れてしまっています.
どこまできれいにできるか…?

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造り付け収納や塗り壁の部分は養生テープでマスキングしておきました.
写真はキッチンの収納ですが,普段引き出しが入っているところは焼けていませんね.

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デッキテーブルを造ったときに使ったサンドペーパーで下地造りを始めました.
日焼けしたり汚れたりした木の表面をきれいにするという理由の他に,引き渡し前のクリーニングで塗られたワックス(多分水性の物)を除去する必要がありました.
「きれいな塗装はきれいな下地造りから!」
…なのですが,さすがに手作業では効率が悪すぎます.

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そこでDIYショップにいき,電動サンダー(\3,980)を購入してきました.
さすが文明の利器! 早い! 簡単!
今まで手作業でやっていたのは何だったのだろう….

上の写真は付属の集塵袋を付けた時のものですが,これだけでは集塵効果はほとんどありませんでした.
サンドペーパーや養生テープの買い足しも必要になってきたので,再びDIYショップへ….
耐圧ホースを買ってきて掃除機に繋いでみたのですが効果は抜群です!(下の写真)
ほとんど粉塵が舞いません. やったね!
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AVIファイル (1,182,844 バイト)
こんな感じでフローリングの一枚一枚にサンダーをかけていきました.
きれいになっていくのが目で見て分かるので励みになりますが,なかなか進まないので気が遠くなります.

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ガスコンロ前の油じみもきれいに取れました.
入居したときよりきれいかも….

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掃除機の紙パックの中です.
結構な量の粉塵が集まっています.
これが家の中に舞っていたらと考えると….
掃除機に繋いでおいて良かった!

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通販で購入しておいたオスモ関連商品です.
左奥から,”ワックスクリーナー”・”ウオッシュ&ケアー”・”#3032フロアクリアー”,左手前から,”オスモコテバケ”・”オスモブラシ(25mm幅)” .
”ワックスクリーナー”・”ウオッシュ&ケアー”はメンテナンス用なので今回は使いません.
↓↓↓こちらから購入できます↓↓↓
フロアクリアー フローリング用 木目を生かしたい場合に最適
オスモコテバケ 力を入れやすく広い面積を仕上げるのに最適
オスモブラシ 腰の強い専用の刷毛 お勧め
ウォッシュ&ケア 日頃のお手入れ用 水拭きの際に少量加えて使う
ワックスクリーナー メンテナンス用 再塗装まではしない場合に
専用刷毛洗浄液 オスモの付いた刷毛等の洗浄用

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「なんかドロッとしてる…」,「なんか変なにおい…」・「なんか変な色…」っていうのが第一印象ですか….
お世辞にも好意の持てる代物ではなかったです….(;^_^A

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とにかく薄塗りが基本と言うことらしいので,広い面はコテバケを使って塗り伸ばしていきました.
塗った感じは「意外にあっさり伸びるな〜」
本当に少量でかなりの面積を塗ることができました.
1回目を塗った後30分後に一旦拭き取り,その後12時間乾燥させて2回目を塗ります.
最初”30分後”のところをうっかりして2時間後くらいに拭き取ったら結構大変でした….(Kumadon談)
やっぱり書かれている通りにしないとダメですね.

夜中までかかってどうにか予定箇所を塗り上げました.
電動サンダーはもちろん手動に比べれば格段に楽なのですが,腕はジンジンするし無理な姿勢で腰は痛くなるし,やはり下地造りは大変です.
それに比べればオスモを塗るのは簡単でした.

一日目の経験から,とにかく下地さえ造ってしまえばオスモを塗るのは何とでもなりそうだということで,二日目は朝から早速下地造りを開始しました.

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養生テープによるマスキングで一番苦労したのは階段部分です.
踏み板は横や下からも見えますので,全面にオスモを塗らないと色合いが変になってしまいます.
この部分の養生だけで一時間以上はかかったんじゃないかな?

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玄関の部分はいい感じに焼けていたので余り手を出したくなかったのですが,隣のトイレ・洗面と見切りができなかったのでサンダーをかけました.
集塵ホースもちょっと改良してあったりします.

トイレ・洗面・階段の下地ができた後,Kumadonはオスモの1度目の塗りを,Hydeはリビングの下地造りに取りかかりました.
しばらくすると,どうもHydeの調子が良くありません.
頭がボーっとしてなんかフラフラする….
熱を測るとあとちょっとで大台に乗る勢いです.
「Kumadon,済まん! 後は任せた….」
哀れKumadonはこの日に行う予定の”リビングの1度塗り”・”キッチン・ダイニングの2度塗り”・”1Fトイレ・洗面・玄関・階段の2度塗り”を一人でやる羽目になってしまいました.
しかも三日目もHydeはダウンしたまま….
”リビングの2度塗り”をし,養生テープを全部はがし,出した荷物を元に戻し…,後処理も全部一人でやる羽目に….

三日目,Kumadonの頑張りあって予定通りオスモを塗り終わりました.
まだ全部屋完成したわけではないのですが大変なところは一通り終わったので,後はチョビチョビ仕上げていこうかと思います.
そういえば今回購入した”#3032フロアクリアー”は2.5[L]缶で,2度塗りで30[m2]が目安だそうなのですが,ゆうに30[m2]以上塗ったにもかかわらずまだ半分くらいしか減っていません….
なんでだろう?

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二度塗りし乾燥させた後の撥水効果です.
「完全乾燥後はワイン、ビール、コーヒー、お茶、ジュース、醤油、牛乳などをこぼしてもシミになりません。」というのもうなずけます.

【今回の教訓】
オスモは下地処理をしないですむうちに塗るべし!


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