鋼管杭を36本打ちました.
Planning48 【地盤補強】では34本と書いてありますが,N建築士の指示で2本増え,36本になったようです.
これらが打たれる鋼管杭.
杭長4.5[m],直径114.3[mm],肉厚9[mm]の一般構造用炭素鋼鋼管STK-400です.
手前が地面に入る方でドリルの先のようになっています.
回転圧入しやすく,地中での強度も高いと聞きました.
10[ton]以上ある重機(名前知りません…)で回転圧入していきます.
横腹に Capacity:4.9ton と書かれたプレートが張ってありました.
かなりうるさいと思いきや,打ち込む訳ではないので思ったより静かでした.
回転圧入が終わったところです.
若干地面が盛り上がるだけで,ほとんど土は出てきません.
なんでも杭先端のドリルの先のようになっているところがポイントだとか….
これが付いていないとかなり圧入がしんどいそうです.
杭を圧入した後先端を交換し,杭の周囲の土を人の腰程度まで掘りかえします.
上の写真はドリル先端に付いた土を落としているところ.
1箇所につきこの作業を3回位繰り返すと目的の深さになります.
杭頭レベル調整を行います.
センサー部(図中黄色の○の部分)がレーザー光を受けると音が鳴って基準点を知らせてくれます.
基準点からの深度をマークして,この後杭を切断します.
杭のマークされた部分をアセチレン−酸素バーナーで切断します.
かなり無理な姿勢で頑張ってくださいました.
スパッときれいな切断面でした.
使用した機器です.
本日の作業終了です.
残すは杭頭プレート溶接です.
そこら中穴だらけになってしまいました….【追記】
12/25の午前中に現場に行ったら既に土が埋め戻され,杭は土の中でした.
何でも朝一で作業を開始したら思いの外はかどって作業が進行したらしく,私が到着した時には既に作業が完了していたようです.
事前に連絡の一本も欲しかったです.(前日に行くと話しておいたわけだし….)
…というわけで,2002年の工事はこれにておしまいだそうです.
2003年は基礎工事からのスタートです.
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