年が明けて基礎工事が開始されました.
重機が入ると聞いていたので見に行きたかったのですが,あいにく時間が取れず見学できませんでした.
T社H氏が写真を送ってくれましたので,現場の様子をうかがうことができます.
中ほどの地面から頭を出しているのが鋼管杭です.
右にある木の板はバカ棒と言うそうです.
基礎の実物大設計図といったところでしょうか?
下の写真のように,レベルを合わせる際に使用するそうです.
Gallery 01/09/2003
ひっそりと看板が置かれていました.01/09/2003
10[Ton]ダンプに掘った土を積んで捨てに行くそうです.01/09/2003
重機は間近で見ると迫力があります.
真ん中に盛られた土は埋め戻しに使うそうです.01/11/2003
01/09/2003
上の写真は母屋側,下の写真は離れ側のバカ棒です.(縮尺は違っています.)
母屋側の1Fには居室があるので断熱材としてスタイロフォームを設置します.
離れ側の1Fはビルトインガレージですので,断熱材は入りません.
01/09の夕方,ちょっとだけ見学することができました.
翌日も続きをやるそうです.
手前が母屋側で割栗石が敷かれています.
○部で一部土が見えているところが気になります.
割栗敷きの厚さは設計図面によると150[mm]だそうですので,次回見学に行った時に確認してみようと思います.
↑↑↑確認しました↑↑↑
鋼管杭による地盤補強をする際に基礎形状が変更になっており,この部分は図面上垂直に立ち上がることになっているのですが(バカ棒の形状参照),施工上垂直に土を切り出すのは困難なので斜面になってしまっているそうです.斜面が緩いところには割栗石を敷いていますが,この部分は逆に斜面がきつく,言い換えれば図面の形状に近い施工がされており,割栗石を置かないで良いそうです.図面通りに施工されている部分の方が少ないのも気になりますが,一般的な施工方法ですから問題ないのでしょう.
Gallery 01/09/2003
職人さんが割栗石を手作業で積んでいきます.
Hyde・Kumadon・Ha-chanの3人で現場に行ってきました.
工事が開始されてから全員で現場に行ったのは初めてだな〜.
午前中に捨てコンが打たれていて,午後の見学時は型枠を組み始めたところでした.
捨てコンが打たれ,外側の型枠が一部設置されていました.
型枠(12[mm]合板ウレタン3回塗)の表面はツルツルで,「これを使うと基礎の表面が鏡のようにきれいにできるんですよ.」との事でした.
捨てコンから立ち上がっている鉄筋は,内側の型枠(未設置)を固定するのに使うそうです.
鋼管杭の位置が合わなかったようで,型枠の一部を切り欠いてある場所がありました.
この部分は根伐りの時にシャベルで引っかけたのか,杭頭プレートの頭もえぐれていますね….
↑↑↑連絡ありました↑↑↑
T社H氏からN建築士に報告があったようで,N建築士は以下のような対応を検討しているそうです.
Hydeの方から特に連絡したわけではないのですが,このように報告がなされ,それに対しての対応を連絡していただけると安心できます.
杭頭の芯ズレ測定結果をお送りください。
48mm程度のズレとのことなので、問題は無いとは思いますが、念のため地中梁のフカシを検討したいと思います。
↑↑↑連絡ありました2↑↑↑
01/21/2003 N建築士と構造の方による配筋検査があり,夜メールが入りました.
現場で確認したところ,構造上問題ないとのことだそうです.
これで安心できました.
Gallery 01/11/2003
「重いから一人じゃ運べないんだよ.」01/11/2003
工事現場らしくなってきました.
1週間ぶりに現場に行ってみました.(正確には週明け早々深夜に見に行ったのですが週末と変化がほとんど無かったもので…)
T社H氏にはお会いできませんでしたが,3人の方が作業をされていました.
昨日ベースにコンクリートを流したそうで,本日の作業は型枠外し・配筋・防湿シート敷きをしていました.
型枠が外されたコンクリートの表面です.
左側に立ち上がり部分の型枠があり,型枠とこのコンクリート面の間の溝にこれから配筋されていくことになります.
…ですので,ここは最終的には再びコンクリートに埋まってしまう部分です.
この部分の上部は数回は使ったであろう型枠で,下部は上で紹介したツルツルの型枠に接していたところです.(要はツギハギ)
見た目はよく分からないかもしれませんが,手で触ってみると表面のなめらかさが全然違っています.
以前T社H氏が言っていた,「鏡の様な表面」とまではいかないにしても,かなりいい感じです.
鉄筋はSD295Aで,横が16D,縦が10Dです.(Dとは異形鉄筋の略で,太いところや細いところがあり,コンクリートへの付着性が良いそうです.16とか10は直径[mm]ですね.)
この部分は地中梁になる部分で,組みあがった後所定の位置に移動するそうです.
全ての連結部分は番線で結束されています.
まだ固定されていませんが,防湿シート(ポリエチレンフィルム0.15[mm])です.
これをコーキン剤で仮り留めしていくところまで見学してきました.
思ったより厚みは感じました.厚手のゴミ袋位はあるかな?
Gallery 01/18/2003
現場に置いてあった資材です.
鉄筋は5.5[m]あります.
D16はかなり重いですね.01/18/2003
鉄筋を番線で留めていきます.
器用だな〜.
AVIファイル(3,170,544バイト)
Hydeがたまたま近所に行く予定があったので現場に寄ってみたら,休みのはずなのに工事をしていました.
ご苦労様です. あんまり無理しないでくださいね.
昨日組んでいた地中梁の配筋が所定の場所に固定されていました.
まだ立ち上がり部分は配筋されていません.
防湿シートも破れたりしておらず,きれいに敷き詰められていました.
防湿シートは二重(場所によっては三重)になっているようです.
最も配筋が密集していると思われる部分を撮影してみました.
圧巻ですね.
重ね継手も300[mm]以上ありました.
メジャー持って行くの忘れちゃったので計ってないのですが,型枠側(写真上部)のかぶり厚足りてるのかな?
確か建築基準法ではかぶり厚が40[mm]以上必要だったはず.
横に通っている鉄筋がD16,縦のものがD13であることを考慮するとちょっと足りないような気もします….
ここは地中梁の部分で図面上は基礎幅150[mm](実際には180[mm])だから内側は余裕があるようですが,立ち上がり部分の基礎幅は120[mm]だそうですから,そちらのかぶり厚もぎりぎりのような気がします.(立ち上がり部分の鉄筋はD13だから,理論上103[mm]となり足りるはずなのですが….)
まあ,間違えはないと思いますが,気になるので今度質問してみます.
↑↑↑連絡ありました↑↑↑
01/21/2003 配筋検査の実施後にメールで報告して頂きました.
以下,配筋のかぶり厚に関するN建築士よりの報告です.
立ち上がり部の基礎幅120[mm]と設計上の60[mm]のかぶり厚の関係がHydeには?ですが,最低45[mm]のかぶり厚は確保されるようになっているそうですので,問題ないと認識いたしました.
設計上は60mmとしていますが、基礎中心にくる配筋との関係により現場では狭いところで45〜50mmで施工されていました。
最低許容値の40mm以上のかぶりがとれているので下記を指示してOKとしました。
- スペーサ(通称ドーナッツ)をもちいて十分に配置してコンクリート打設時においてもかぶり45mmを確保すること。
- 45mm以下になっている箇所(1箇所あった)は配筋をやり直しすること。
- 土間スラブ筋部分もスペーサー(こちらは通称サイコロ)の追加と打設前に断熱材へのめり込みをチエックするように指示。
Gallery 01/19/2003
ビシッとしていてきれいです.
ずっと眺めていました.01/19/2003
ほんの一部ですが床下の断熱材(スタイロフォーム)を置いてあります.
切る時鋸引くんですね.
Hydeは立ち会いにいけませんでしたが,N建築士による配筋検査が実施されました.
配筋関係と鋼管杭のズレに関しては,上の該当箇所に↑↑↑連絡ありました↑↑↑として記載してあります.
その他,設備配管位置の確認・開口位置の確認・未施工部分・是正部分について確認・指示をして頂いたそうです.
以下の写真はN建築士からのメールに添付されていたものです.
立ち上がり部にも配筋がなされています.
断熱材(スタイロフォーム)も全て敷き終わり,その上にスラブ筋も配筋もされています.
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