2004年2月28日(土)
 松本智津夫一審判決」 

 昨日,数々の凶悪事件を引き起こしたオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫に対する東京地裁の第一審判決が出された。当然の死刑判決である。
 一連のオウム事件では189人が起訴され、一審でこれまで11人が死刑判決を受けていた。
 オウム真理教は、1歳の幼児を始め27人もの人を殺し、数千人の人に傷害を負わせた、まさに宗教活動に名を借りた極悪非道の犯罪集団である。そして、名前こそ変えているが、その信仰とするところは何ら変えず、また、被害者への謝罪もないまま、現在もその活動を続けているから、普通の感覚では到底理解出来ない集団だ。

 1995年3月20日の朝、その時の光景は今でも忘れることが出来ない。
 当時、霞ヶ関で働いていた私は、その朝、いつもより少し早めに出勤していた。
 私の職場の道路向かいの南側には、今回、松本智津夫に死刑判決を出した東京地方裁判所があり、間には東西にとても広い桜田通りが走っている。
 そして、職場のビルの前には、私が通勤で使っている千代田線の地下鉄霞ヶ関駅の出入り口がある。
 その日の朝、私は職場のビルの4階から、あ〜、なんて良い天気なんだろう、今日も1日頑張ろう、と思って窓の外を見ていたら、何だかよく分からない光景が目に飛び込んできた。
 目の前にある地下鉄霞ヶ関駅のA2の出入り口から出てきた人が、よろよろ5,6メートル歩いてばったり倒れた。どうしたんだろう、急に気分でも悪くなったのかなと思ったが、まさか、それが千代田線、日比谷線、丸ノ内線を狙った死者11人、負傷者3800人を出す地下鉄サリン事件の始まりだったとは・・・・。

 その後は、A2から出てくる人達が次々に倒れていった。
 しゃがみ込んで苦痛にもがく人、倒れたままピクリとも動かない人、その数はあっという間に数十人、数百人と増えていった。道路は直ちに完全封鎖されて、多くの救急車が駆けつけ、テントも張られ、さながら戦場の野戦病院化とした。
 大混乱の中、次第に被害の概要や犯行に「サリン」が使われたことが分かったが、何も罪の無い人を無差別に殺し、傷つけるという行為は、最早狂気の沙汰と言うしかない。

 そして、その事件の10日後の3月30日、今度は国松警察庁長官が銃で狙撃された。
 この一連の緊急事態に、私も職場に泊まり込んだりしながらの勤務となった。

 その年の5月16日、山梨県上九一色村の第6サティアンに隠れていた松本智津夫を逮捕。発見した警察官が「そこで何をしているのか」と聞いたら「瞑想をしている」と答えたというから呆れるばかりである。

 その10日ぐらい後、ある用務で拘束された松本智津夫と直接会ったとき、松本智津夫が私にぶつかった。私が動かないで、「○○はあっちだ」と言ったら、松本智津夫は方向を変えた。
 そのとき、この男を多くの人が信奉し盲目的に追従したことが信じられなかった。私とぶつかったその男は、どう見てもただのおっさんである。目の前にいる男は、カリスマもオーラも何も持っていない、ただの一人の犯罪者である。
 そんな男に忠実に従って、拉致、殺人、傷害等多くの犯罪を犯していった共犯者達が哀れに思えた。こんな男のために、1歳の幼児まで殺してしまうという極悪非道の限りを尽くすなんて、その代償は余りにも大きい。

 私も千代田線を使って霞ヶ関駅で乗り降りしており、場合によっては被害の当事者になっていた可能性もあり、今こうやって陸上をしたりして楽しんでいることも無かったのかも知れない。そして、オウム真理教によって殺された27人の無念さ、その遺族の方々の一生消えることのない心の傷、サリンの後遺症で精神的に、身体的に、経済的にも今なお苦しんでいる多くの人達。犯した罪の償いをせず名前を変えて組織の拡大を狙っているオウム真理教の本質、そのような様々な思いが交錯した昨日の判決だった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇疑問◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆

 この8年近くの第一審裁判で松本智津夫に使われた国選弁護人の費用は4億2000万円である。これは全て税金で賄われている。
 一方、殺された人達、サリンの後遺症に苦しむ人達には、公的補償として犯罪被害給付金制度があるが、これで給付の対象と認定されても、その給付は18万円から始まり、最高でも1,849万円止まりである。しかも、例えば2000年度の給付金の予算総額は5億6800万円しかない。
 27人もの人を殺し4千人近い人達を傷つけた犯罪集団の首謀者が、これまでだけで4億2000万円の税金で手厚く弁護され(更に、これに拘禁に伴う食費、医療費等も加わる。)、かたや被害者は最大でもその約23分の1の補償しか受けられない。
 
 松本智津夫の国選弁護人側は、判決を不服として即日控訴した。理由は、事件に至る原因が解明されていないとしている。
 被害者にとって重要なのは「事実」である。事実という根幹部分は解明されている。にも関わらず、ふてくされた被告人のための裁判は今後も継続される。






2004年2月27日(金)
 風邪+花粉症+二日酔い」 

 昨日は鼻水がじゅるじゅる出て,ティッシュの箱を1箱近く使った。
 花粉症のせいもあるが,どうも風邪が抜け切れていなかった。
 しかし,昨夜は,同僚の昇任を祝う飲み会があり,そこでガバガバとジョッキでビールと焼酎を飲んだことと,いよいよ週末でSCCの練習が迫ってきて元気が出てきたことから,風邪は治りつつあるゾ,と思っていた。

 が,今朝になって鼻水じゅるじゅる,頭痛,くしゃみの同時3連発である。喉までもいがらっぽい。
 これは風邪なのか,花粉症なのか,それとも二日酔いなのかも分からない位ぐしゃぐしゃ状態だ。たぶんこの三つの合体攻撃だろう。ぐるじぃ〜。
 今から薬飲んで出勤。早く風邪を治さないと明日はSCCの練習日だ。





2004年2月26日(木)
 風邪」 

 一昨日から風邪気味・・・
 かなりだるかったけど,休めない仕事があったので無理に出勤した。
 昨夜は早く寝たためか,今朝は少しは良くなっている。
 30歳代までは,38度ぐらい熱が出ても「仕事が薬代わり」なんて言いながら仕事をして,いつの間にか治していた。しかし,今は無理して仕事をすれば益々悪化するようだ。これも歳をとったと言うことか。
 この風邪で,一昨日から筋力アップ・トレーニングは休止中。
 
 が,今日は木曜日。既に週末に近づいてきている。
 中年プチスプリンターには,土曜日はSCCの練習の日というお楽しみがある。したがって,それまでに何としてでもこの風邪を完全に治したい。よし,そのために今日から気合いを入れて仕事に行くぞ!(爆)





2004年2月24日(火)
 コリント前書13章」 

 
                  愛 の 讃 歌 


       愛は寛容にして慈悲あり、愛はねたまず、愛は誇らず、
                            
       高ぶらず、非礼を行わず、おのれの利を求めず、憤らず、

     人の悪を思わず、不義を喜ばずして、まことの喜ぶところを喜び

  おおよそ事忍び、おおよそ事信じ、おおよそ事望み、おおよそ事耐うるなり、

              愛はいつまでも絶ゆることなし


                (聖書 コリント前書13章)


 歳を重ねるというのは,良いこともあれば悪いこともある。どちらかと言うと,悪い方が多いのかも知れないが。
 そのことはさておき,良い点の一つに,歳とともに多くの経験を重ねて,広い視点で物事を見ることが出来るようになることがある。
 が,それは,一つの物事を色々な方向から見るようになるということであり,ある意味打算的なものの見方になりやすいとも言える。
 やはり人はいつまでも心に曇りのない純粋な気持ちを持ち続けたい。そう思っているが,それは簡単なことではない。
 そんなときに,時々「愛の賛歌」を読み返してみる。
 これ以上,心を曇らせないために。





2004年2月22日(日)
 「22度」 

 昨日のSCCの練習は,鴨池陸上競技場の隣にある補助競技場の,またその隣にある勝手にスーパーサブと呼んでいる椰子並木であった。
 気温は22度。4月下旬の暖かさらしい。その暖かさに誘われてかどうかは分からないけど,いつもよりたくさんの人が練習に来ていた。こういうときこそ,陸上競技場の中で練習したいものだが,諦めるしかない。

 でも,練習場所が違うからこそ,普段しないような練習もできる。
 昨日の30Mスピード・バウンディング4本×3セットなんて,普段はするようなことはない。こんなにスピード・バウンディングを集中的にするのは,体全体を使って走ることが出来ていない中年プチスプリンターにとっては大変貴重な練習になった。
 
 5時前に補助競技場が使用できるようになったことから,場所を移動してタータンの上で練習。
 ならし走の2本目に,1週間前の2月14日に痛めた右脚の膝裏に,再び痛みが出た。
 その後もう1本,様子を見るために軽く走ってみたが,やはり痛いので練習を切り上げた。バウンディングをしているときは痛みは出なかったのに,何故だろう?走り方が悪いのかな?



     
  おおた理事長の指導に真剣に聞き入る子供達。学校も学年も性別も違う子供達が一つのことに集中している。仕事柄毎日のように社会の負や闇の部分を見ていると,このような光景は,大げさだが地域の未来に希望を感じる。素晴らしい!


          
 まだ啓蟄でもないのに,陽気に誘われて練習に出てきたSCCの虫達,あ,いや失礼,練習の虫達でした。
 ナント,まだ2月というのに,練習前から半袖の人が何人もいる。




 

2004年2月20日(金)
 「ミルク」 

 雨上がりの今朝は寒さが緩み暖かい。
 これから先,ひと雨ごとに暖かくなっていく。梅の花のつぼみもほころび春の足音がそこまで来ている。

 ところで,下の写真は我が家の冷蔵庫の一部である。
 1リットルパックの牛乳が6本。牛乳は大体いつもこんな感じで冷蔵庫に入っている。
 別に我が家に赤ちゃんがいる訳ではないし,食料不安にとらわれて買い溜めをしている訳でもない。我が家では普通のことだ。

 1日に私が冬の今の時期であれば2本近く飲み,妻と娘達が合わせて2本近く飲む。家族4人で1日に4本近く飲むのだから,普通の家庭としては多い方かも知れない。夏は私一人で3本近く飲む。
 こんなに牛乳を私が飲むようになったのは,もちろんSCCに入ってからだ。今では水代わりに飲んでいる。できれば,ビールや焼酎代わりに飲むようになればもっといいかも知れない。でも,それは無理な話と言うもの(笑)

 中年プチスプリンターとしては,牛乳を飲むときに気になるのが脂肪分だ。普通の牛乳には脂質が結構含まれている。だから中年プチスプリンターは低脂肪牛乳を飲むようにしている。これだと脂質が普通の牛乳の4分の1程度だから,脂肪分を気にせずにガブガブ飲める。しかも,嬉しいことに低脂肪牛乳はタンパク質が多い。
 タンパク質が多いということは,筋肉の生成に繋がる。SCCに入って2年目,目標に欲が出てきた中年プチスプリンターにとっては筋力強化に嬉しい話である。

 と言うことで,昨夜も焼酎を飲む前と飲んだ後に,牛乳をガボガボ飲んだ。
 ビール・焼酎を飲む前に牛乳を飲むなんて,SCCに入る前は絶対に考えられないことだ。SCCに入る前までは,午後は3時のお茶を少し飲むぐらいで水分は極力摂っていなかった。何故ならビールと焼酎を美味しく飲むためには,喉をカラカラにしていた方がいいからだ。ホントに,人は変われば変わるものである。言い方を換えれば,SCCは人をガラリと変えるところであるようだ。
 

    
 低脂肪牛乳は私用。ほかの普通牛乳は妻と娘達用。妻に低脂肪牛乳を勧めるが,味が薄くてマズイと言って飲まない。





2004年2月18日(水)
 「筋力アップ・プチ再開」 

 先月25日から休んでいた自宅での筋力アップ・トレーニングを昨日から再開した。
 ハムに肉離れを起こしたことと肩の痛みが取れないことから、静養のため約3週間自宅でのウェイト・トレーニングを止めていたのだ。それと「酒」も結構あって(笑)
 肩の痛みは昨年の9月ごろから出た。その後、だましだましやってきたが、なかなか痛みが取れない。
 静養していたこの3週間で少しは痛みが軽くなったものの、完全に取れた訳ではない。しかし、このまま静養していても、いつ完治するのかも分からないから、ま、余り無理せず、トレーニングを再開することにした。肩に負担のかかるメニューは出来るだけ避けるか、あるいはウェイトを軽くすることにして。

 痛みさえなければ、トレーニングに取り組むモチベーションがもっと上がるのだろうが、そのようなマイナス要素のある中で如何に工夫しながらトレーニングを続けていくか、とうことも中年プチスプリンターの課題であるとしよう。
 
 と,以上を書いた後,掲示板を見てびっくりした。
 ナント「筋力アップ・ダイアリー」を見たかわばったさんが,ウェイト・トレーニング再開を祝って下さっているではないか!!
 有り難いことである。ともすれば享楽的になりがちな我が心に,大きな「喝」と暖かい励ましをいただいた気がする。感謝!
 




2004年2月17日(火)
 「ナイター陸上」 

 SCCが練習の拠点にしている鴨池陸上競技場は,夜になると夜間照明が点灯される。
 私がSCCに入会したときには,既に夜間照明が灯されていた。県営の競技場であるから,そこを県民が利用するならば,暗くなったら練習がし易いように,あるいは事故防止のためにも照明を点ける,それが当然と思っていた。
 多分,私の後から入会した人も同じように思っているハズだ。
 
 でも,当然と思っていたそれは違っていた。
 以前は暗くなっても夜間照明は無かったのである。
 それを,おおた理事長の汗と涙の尽力で、今のように夜間照明が灯されるようになったのだ。おおたさんがいなければ、そして、SCCがなければ、だぁ〜れもナイター陸上を楽しむことは出来なかったのである。
 初点灯は、確か2002年12月4日だったかな。えっ、ということは私が入会する三日前!むむ、夜間照明は私のSCC入会を祝う、花束代わりのプレゼントだったのかも知れない。有り難いことである。更に練習に励まないと。

 ま、それはともかくとして、お陰で,仕事帰りに夜間照明で明るく照らされた競技場で,ナイター陸上を楽しむことが出来る。とても幸せなことだ。
 出来れば,メインスタンド前だけでなく,両コーナー付近にも照明を点けてくれればもっといいのにと思うのは欲張り過ぎかな(笑)
 さらに,照明時間も,仕事帰りの遅い人達がもっと練習ができるように,9時まで延長してくれらたいいのになぁと思うのも,欲張り過ぎかな(笑)
 
         
   夜間照明のお陰で夜も練習ができる。でも,両コーナー側は暗くて,危ない思いをすることがある。





2004年2月15日(日)
 「冬季特別練習」 

 昨日のSCCの練習でやった120M走+50Mバウンディング×4本,これはキツイ練習だった。
 120M走って直ぐに50Mのバウンディングをするのだが,疲労のためバウンディングにならない。でも,このような練習が肉体の成長に繋がるのだと思うと,何とか最後までやろうという気が起きるから不思議だ。


 今日はSCCの冬季特別練習の日。今回は吉野公園。
 気温15度,時折風が吹くものの素晴らしい快晴。
 こんな中で練習出来るなんて,それだけで気分爽快になる。
 
 昨日のウォーク走のとき,張り切りすぎて右脚の膝裏の靱帯を痛めたので,今日の練習は力を抜いてやった。
 特に痛みが強かった下り坂走のときは,途中から小刻み走に切り替えて,膝裏への負担を軽くした。
 こんな工夫が出来るようになるなんて,中年プチスプリンターもSCCに入ってこの1年と2ヶ月,漫然と練習をしてきた訳ではないことが証明された。別にどうでもいいことだが(笑)
 
         
           雲一つ無い青空の下,思いっきり走る。手前左端はおおた理事長。

         
 子供達も元気いっぱい走る。子供達の後に見える青いシャツのご婦人は,おぉ,我が妻ではないか!(笑)





2004年2月13日(金)
 「花金」 

 古いが,金曜日が花の金曜日,花金と呼ばれていた頃があった。翌日は休みだから,金曜日の夜は飲んで騒いで楽しめる,だから花の金曜日と言われていた。
 私には,その頃の花金は縁が無かった。ひたすら仕事の毎日で,金曜日に至っては,翌日が休みだから朝まで仕事をする,というような生活だった。こんなんで金曜日が楽しかったハズが無い。

 しかし,今は違う。
 金曜日が来るのが楽しみである。何故ならSCCの練習日なのだ。
 金曜日だと言うのに,飲み会だって出来るだけ避けるようになった。飲み会を断ったことがない私が「あ,いや,今日はちょっと」と言って,SCCの練習を優先させることがあるから驚きだ。
 しかも,金曜日は仕事の能率が上がる。早く職場を出られるようにビシバシ仕事を片付けていく。SCCのある日は仕事のスピードが格段に速くなるのだ。毎日SCCの練習があったら凄いことになるのは間違いない(笑)

 そう言うことで,本日の金曜日も鴨池陸上競技場でのSCCの練習に行った。
 職場を6時50分に出て,7時前に競技場に到着
 既にみんなは練習の終盤に差し掛かっていた。私はそれからストレッチ,アップを念入りに実施。何しろ,最近,ハムの肉離れが続けて起きたので,じっくりと体を温める。
 100Mの流し走を5本して,ハイ,本日の練習はこれで終了。中年プチスプリンターにはこのぐらいが丁度いい。

 ところで,流し走のときはアップシューズで走って,スパイクは履かなかった。
 どうも今の時期,スパイクを履いて走るとハムに来やすいのだ。だから,スパイクはしばらく封印して,もう少し暖かくなってから履くことにしよう。 



         

2004年2月11日(水)
 「文部科学省の新体力テスト」 

 先週の金曜日(2月6日),職場で行われた体力測定にチャレンジした。
 この体力測定は,文部科学省がそれまでの測定種目を見直して,平成11年から実施している「新体力テスト」と呼ばれるものだ。
 もちろん中年プチスプリンターも参加した。
 元来,テストと名が付くものには無意識のうちに拒絶反応が出て避けようとしてきた。でも,今回については,例えば測定種目の「シャトルラン」なるものは相当キツイ種目らしく,であればSCCでやっている陸上の練習の補強運動になる。そう考えたら,テストなのに自ら積極的に参加することにした。
 ん〜,テストに前向きな気持ちで参加しようとするなんて,SCCに入って私も進化したな〜(笑)

 測定種目は,1:握力,2:上体起こし(腹筋),3:長座体前屈,4:反復横跳び,5:20メートルシャトルラン,6:立ち幅跳びの6種目。
 そして,各種目の測定値を1〜10点の得点に置き換え,それらの総得点から「総合評価」と「体力年齢」が決まる。
 
 で,私の結果はというと総得点が53点!
 この点数は,年齢別でAからEに区分される総合評価では,一番上のA
 そして,体力年齢の評価は,もっとも体力がある区分の「20歳〜24歳」が46点以上だから,53点の私は軽〜く20歳〜24歳の体力ということになる。
 ま,この体力年齢の基準は,国民一般の体力を基準としているから,日常的にスポーツのトレーニングをしている者と比較するのは早計ではあることは分かっているが,それでも中年プチスプリンターは,最も体力があるランクの結果が出たことを一人で限りなく嬉しく思うのである。にひひ(笑)
 
 このテストを受けたのは今回が初めてである。
 もしも,SCCに入る前であれば,絶対にこのような結果は出なかったはずだ。SCCに入って僅か1年と1月ではあるけど,今回の体力テストは,図らずもSCCでのトレーニング効果を確認することが出来た。
 ん〜,テストというものがこんなに楽しいものとは知らなかった。1年後のテストが今から楽しみである(笑)
 ちなみに,6種目中3種目において満点の10点を獲得。
 上体起こし(腹筋,30秒間,両肩を床に着け腕組みにした肘を膝につけて1回)が33回,反復横跳び(20秒間)が61回,20メートルシャトルラン(決められた時間内に20メートルを往復する。その時間が段々短くなっていく。)が95回。この3種目が満点。
 これらはSCCの練習でやっていることである。腹筋はおおたさんが「はい,100回」と言ってさせるし,反復飛びはラダーでやっている敏捷性の動きだし,シャトルランは言わずもがなSCCの練習そのものである。
 
 考えてみれば,若い頃は結構激しいスポーツをしていて体力には自信があった。でも,その自信からか,20年近くほとんど運動らしい運動をせず,それでも自分は体力がある方だと思っていた。
 しかし,体力の低下に不安を覚え始めた1年前,健康管理のためにSCCに入ったときに驚いた。腹筋でさえ連続20回出来なくなっていたのだ。想像以上の体力低下に愕然とした。それから徐々にSCCで体力づくりをして,そして,今回の体力テストでは30秒間に33回できるようになった。しかもまだ余力があった。これには自分自身でもびっくりである。
 (30秒間に33回→1秒に1回以上の計算。やっていると脳が振られて目が回ってくる。笑)

 一人の中年に,自信と楽しみを与えてくれたSCCに感謝である。





2004年2月9日(月)
 「桜島冠雪」 

 おととい(2月7日)はSCCの練習日。
 小雨が降ったり止んだりの時雨模様で、とても寒かった。
 この天気のため、鴨池陸上競技場のスタンド越しに見える桜島も冠雪していた。いつもの年は珍しい景色だけど、今年はもう見飽きた(笑)
 そして、この寒さは中年プチスプリンターにとって大敵だ。
 この日の練習で、また左脚のハムの部分が少しおかしくなったので、途中で250M走を取り止めた。中年プチスプリンターとしては、早く暖かくなって欲しい。 
 ただし、最後のバーベルを使った補強はしっかりやって、思いっきり走れないうっぷんを晴らした。 


     
             鴨池陸上競技場のスタンド越しに見える桜島

     
 250M走×3本のラスト。先頭からマッスルばばっちさん、かわばったアベベさん、ミッドナイト○らぞのさんの激走。みんな40歳代とは信じられない。
 ついでに、写真右端に小さく写っている上下白っぽい服は我が妻である。私は1本でアウトだったのに、最後の3本目も気合いを入れて力走している。参りましたぁ〜(笑)

 それにしても,2月8日の「人とわんこのダイアリー」に書いたが,結婚記念日の日に,夫婦一緒に同じ場所で,同じ陸上の練習が出来て幸せである。こんなステージを作ってくれたおおたさんに感謝!




     

2004年2月7日(土)
 「お暇希望」 

 先週は在京テレビ局の某有名スペシャル番組からの取材を無事終えホッとしていたら,今週はテレビのニュース番組に3回出るはめになった。
 もちろん悪いことをした,という訳で無い。お仕事で(笑)
 そのほかにも,何時にも増して新聞記者の皆さんからの取材も多く,また,つかささんからはお断りできないお話(笑)もあって,今週は報道機関の皆さん達と濃いお付き合いをした一週間だった。

 でも,私が忙しいというのは,いいことでは無い。
 私の仕事と,そして医者と消防は暇な方がいいのだ。暇だから人を減らせ,そんな良い時代になって欲しい。
 

   
       2月3日 KTSスーパーニュース(ネットオークションの被害相談急増中)


   
               2月6日 KYTニュースプラス1(強盗事件多発)


   
          2月6日 MBCニューズナウ(おれおれ詐欺,今年に入って激増)





2004年2月5日(木)
 「妻の進化4」 

 妻は、先週はSCCの練習に3回行った。
 しかも、金、土、日(冬季特別練習)と三日連続してである。
 1年前までは200メートルを1本も走れなかった主婦が、三日連続して練習に行き、そして、その練習メニューを完全消化している。その上に「最近、筋肉痛がないわ。」なんて平然としている。
 私は二日連続して練習に行けば、直ちに筋肉疲労に陥りハムに肉離れが起きるというのに。
 何という妻のタフさ、気力だ。恐るべき進化である。
 
 40うん年間、まったくスポーツに縁が無く、体重は42キロしかなかった妻を、ここまでパワフルに進化させたSCCの力は凄い。


 妻がSCCのホームページの交換日記に書いた文を、進化の記念にここにもぺったんこしておこう。
...2004/01/28(Wed)
ご指名ありがとうございます。
あっぷるてぃさん、リレーも幅も絶対いけますよ!がんばれ〜!マスターズデビュー?この私が・・・?人生最大の出来事になりそうです。

入会してもうすぐ2年。根性も体力も普通の人の半分しかない私が、まさかこんなに長く続くとは思っていませんでした。自分でもビックリ!太田さんはもっとビックリ!?
母は
「えぇぇぇ!!!あんたが?り・く・じょ・う?」と驚き、そして今でも
「陸上なんて危ないことはやめなさいよ。ころんで怪我でもしたらどうすんの!」と心配します。
まさか、私がスパッツとスパイク履いてあの激しい練習を、しかも中・高生と一緒にやっているとは夢にも思っていないでしょう・・内緒(笑)
金曜日の度に筋肉痛になり苦しい練習にも耐え、気分が悪くなるまでがむしゃらに走る。何でそこまでするのかと思っていたら、主人が一言
「走るのが好きなんだよ、きっと」
そうかぁ、納得!
いつになく素直に頷く私。

マスターズの方々のような立派な目標はありませんが、健康のためそして少しでも皆さんに近づけるようこれからも頑張ります。
入会して間もない頃、皆で100mを走るとき泣きそうな顔の私を見て
「大丈夫、遅くても怒られないから」と、優しい言葉をかけてくれたさとみちゃん。とっても嬉しかったよ。
次は、人一倍努力家の彼女にお願いします。


 

2004年2月3日(火)
 「今年初ダウン」 

 一昨日の日曜日,おおたさんご推薦の「○っくりドンキー」にチーズ・ディッシュ・バーグを食べに行った。しかも,20年ぶりに妻とデートというおまけ付きで。
 ところが店は順番待ちの客が外に溢れんばかりに並んでいた。断腸の思いでチーズ・ディッシュ・バーグを断念し,結局失意のまま帰宅。
 チーズ・ディッシュ・バーグを食べられなかったことと,20年ぶりのデートがおじゃんになったダブルショックで昨日は熱が出てしまった。それでも何とか起き上がって仕事に行こうとするけど,頭痛がひどいし体の関節も痛い。仕方なく休暇をもらい丸1日就寝。
 そのお陰で,今朝はなんとか出勤できた,と言うより妻に無理矢理車に乗せられて職場まで送りつけられた(笑)
 元気でいることの有り難みを改めて感じた1日だった。

 今日は節分。
 ささやかに悪疫退散、招福を祈り,ついでに100M及び200Mの記録更新,家内安全,交通安全,無病息災,子供の成績低下ストップを祈った(笑)





2004年2月1日(日)
 「冬季特別練習」 

 今日の磯であったSCC冬季特別練習に参加した。
 練習開始の午前10時頃の気温は13度。やや風があり,風邪気味の私は動いていないと寒くなる。中学生,大学生には半袖もいたというのに。このあたり、やや年齢を感じてしまう。

 変形スタート、スタートダッシュをやった後、最後は全員参加によるスキップリレー。一人3回×2セット。
 スキップのはずが早く走ろうとしてみんなフリーレッグになった。フリーレッグで約60メートルを一人合計6回である。
 段々きつくなり、最後の6回目は脚がつってしまって、20メートル位をヨタヨタ歩いてやっとこさバトンをリレーした(笑)

 練習後は、みんなで両棒餅(じゃんぼもち)を食べて解散。

 お昼ご飯は、おおたさんご推薦の「○ックリドンキー」に行って、チーズ・ディッシュ・バーグを食べることにし、いざ○ックリドンキーへ。
 ところが店内に入ってビックリ、ざーと見ただけで30人以上が順番待ちで並んでいるではないか。
 こりゃ待ちきれん、ということで退散。チーズ・ディッシュ・バーグは次の機会までお預けになった。残念。
 
 今夜はさっそく両方の太股に筋肉痛がきた。中年プチスプリンターが肉体の進化を実感できるときである。いつまでも痛みが続いて欲しいが、そういう訳にもイカンのでアイシング実施。

         
       今日の磯は曇り。時折日差しが差し込むものの、中年プチスプリンターには冬の風が冷たい。

         
         メニュー名スキップ・リレー、実際フリーレッグ・リレー。
         おおたさんが「楽しく笑いながら走りましょう。」と言うけど、笑うの膝だけだった(笑)

 


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(2004年2月分)
SCCトレーニング・ダイアリー
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