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サービス
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- 入 所 70床
- 短期入所生活介護(ショートステイ) 9床
- 通所介護 30名/1日
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スタッフ
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- 施設長1
- 事務職員4
- 生活相談員(介護支援専門員)1
- 看護職員4
- 介護職員35
- 管理栄養士1
- 調理員6
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入居/退居
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入居率
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入居定数70名の平均入居率は97.1%となっています。また、平成19年3月末現在の入居希望待機者は210名となっています。
(平成19年11月現在の待機者は255名)
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入居者の状況
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平成19年3月末現在の入居者平均年齢は86.0歳で、90歳以上の方が26名、107歳の方が最高齢者です。平均年齢の上昇とともに、平均要介護度も「4.41」と高くなっています。
男女比は、男性18名、女性53名となっています。(1名特例)また、平均入居期間は、4年1ヶ月です。
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退居時には
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利用者が亡くなられた時は、深夜でも必ず施設職員が自宅まで搬送しお別れをし、告別式にも参列しています。また、朝礼時にその人の一生、共に生活した日々を振り返り、「哀悼と感謝」の気持ちで全職員でご冥福を祈り黙祷を行っています。
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サービス内容
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適切なサービスの提供
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一人一人のライフスタイル、ニーズにあった介護サービス計画(ケアプラン)を専門職員がケアカンファレンスにより提案し、食事・入浴・排泄といった基本的なサービスの提供だけでなく、利用者の皆様に生きがいを持って心豊かに生活していただけるよう援助しています。
また、医療面では週1回の医師の回診と日常的な看護職員による健康管理で早期発見・早期対応を心がけ入居者が安心して生活してゆけるよう医療機関が母体という特性をフルに生かしています。
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寝たきりゼロへの取り組み
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開設以来、「寝たきりは寝かせきり、施設の寝たきりは施設の責任。」と離床対策に力を注いできました。朝・昼・夕の食事はもとより、おやつやレクリエーションなども全員離床に努めています。
更に、目的のない離床で座りきりを作らないために、料理クラブやフラワーアレンジメント、習字クラブなど行事だけでなく趣味活動にも力を注いぎ、加えて、個別ケアの実現として個別のお出かけ(外出)ができるだけ多く実施できるよう力を入れています。
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身体拘束廃止への取り組み
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不潔行為がある方に対して使用する「改良着」というツナギ服がありますが、「それでは根本的な問題解決にはならない」と開設時から使用していませんでした。
平成13年4月に身体拘束廃止検討委員会を設置し、順次見直しを行いながら、身体拘束は全て廃止しました。
そのために重大事故につながらないよう、平成12年度より転倒事故や「ひやり・はっと」事例を年度毎に全て抽出し、事故の可能性の高い人・場所・時間を全ての職員が把握し、事前に事故を察知し予防することに努めています。
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サービス向上への取り組み
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苦情処理に対応するため施設内に「樋谷荘福祉サービス向上委員会」を設置し、更に外部に第三者委員を委嘱しています。
福祉サービス向上委員会では、サービス向上に結びつけるために「安心して身内を託せる施設の条件」というテーマで介護職員の意識調査を実施。皆が共通して挙げた項目を周知し、できる事から取り組んでいます。
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ターミナルケアへの取り組み
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ターミナル(終末期)を迎えた入居者には、「樋谷荘ターミナルケア指針」に基づき、本人及びご家族の希望により、「人間としての尊厳を守った安らかな最期」が施設で迎えられる様、援助しています。
そのため医師・看護職員・介護職員ほかスタッフ全員が十分に連携を取り日々の状況を確認しあっています。最近では高齢化したこともあり施設での安らかな最期を望まれる方が増えています。
樋谷荘の大きな特徴の一つとして、ターミナルケアが制度的(加算対象)となる約10年前から取り組んでいます。
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栄養ケアマネージメントの実施
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管理栄養士を中心に栄養スクリーニングとアセスメントを行い、リスクの把握に努め一人ひとりの栄養ケア計画を立案しています。計画を元に多職種が協働して栄養ケアを実施しています。
一人ひとりにあった食事を提供するだけでなく、「医食同源」の観点から毎月1回の「誕生会食」、季節に応じた「行事食」、メニューから食べたいものを自由に選ぶ「選択食」を週2回取り入れ、食事への楽しみを持って戴いています。また温冷車の導入により「温かいものは温かいまま」「冷たいものは冷たいまま」いつでも出来立ての食事を提供しています。
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年間の様々な行事
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それぞれの季節にあった行事をご家族、職員はもとより地域の皆様と共に楽しく実施しています。また、行事を施設が一方的に決めるのではなく、入居者一人一人のお声を聞き、可能な限り実現できるよう計画、実施しています。
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地域福祉の拠点として
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地域福祉の拠点として、柔軟で適切なサービスを提供すると共に、年間の様々な行事を通して地域の皆様との交流を深め、「開かれた施設運営」「魅力ある施設作り」を行っています。
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人材育成
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職員の資質向上
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職員一人一人の資質向上を目的として、定期的に施設内勉強会を開催しています。また、外部研修会への積極的な参加を通じて各種資格(社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員等)取得へチャレンジしています。
(※参考 平成19年3月末現在有資格者数 社会福祉士4名、介護福祉士35名、介護支援専門員11名)〈通所・支援・居宅を含む〉
これまで職員に対し行ってきた意識改革は、「樋谷荘倫理綱領」と「樋谷荘職員行動基準」として明文化し、福祉職員としての自覚と責任を持った行動がとれるよう繰り返し指導を行っています。
また、様々な業務のマニュアル化を行い、業務の標準化に取り組んでいます。
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将来のマンパワー養成
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人材育成として、前年度は延べ775名の研修生、ワークキャンプ等を受け入れ、将来のマンパワー養成に努めています。
また、「施設実習マニュアル」を作成し、これに基づき、実習生一人一人に適切な指導を行うと共に、職員個々の指導力アップを行っています。
平成14年2月OPENの新館には、バス、トイレ、ミニキッチン付の研修生宿泊施設(ゲストルーム)を設け、充実した研修環境を提供しています。
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朝礼スピーチの実施
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毎朝、朝礼(ミーティング)の最後に、その日の当番職員が身の回りの話題や為になる話などテーマは自分が決め、約1〜2分間スピーチを行います。普段見ることが出来ないその人の考え方や新しい一面を垣間見ることが出来ます。
また、スピーチを通し、人前での話し方、表現力の向上と聞く力を養うことを目指しています。定期的に小冊子として発行し、いろいろな方に配布し好評を得ています。
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通所介護事業所「樋谷荘」のサービス内容
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施設案内
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樋谷荘の2階に併設されているデイサービスセンターでは、介護が必要な方に対して、可能な限り在宅で個々の能力に応じ、自立した日常生活を営むことが出来るよう支援する「通所介護」と状態の維持、改善の可能性の高い軽度者の方の状態に即した自立支援と目標指向型のサービスを提供する「介護予防通所介護サービス」、特定高齢者の「介護予防デイサービス」の3段階のサービスを同時に行っています。
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人員配置 |
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- 所長1(兼務)
- 生活相談員2(兼務1)
- 介護職員5
- 看護職員3(兼務1)
- 管理栄養士1(兼務)
- 調理員1(兼務)
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利用者の状況
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平成19年3月末現在登録者数78名。1日約22名の方が利用されています。
平成20年1月より祭日も実施しています(土、日、年末年始は休み)
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その人にあった送迎スタイル
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お一人お一人の身体状況、居住環境を勘案し、最適な送迎スタイル(寝たきりの方には、寝台車。自宅までの道が細い方には、軽自動車で送迎など)を提供しています。
『ベッドtoベッド』を実施することにより、少しでも利用者、ご家族の皆様の負担を軽減するよう努力しています。
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みんなが楽しめるレクリエーション
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ご利用者一人一人、自分らしく生きがいのある快適で豊かな日常生活を送ることが出来るよう、レクリエーションや体操、創作活動などのアクティビティサービスを実施して、ご利用者自身の仲間作りや体力作り、心身機能の維持、向上を図ります。
また、レクリエーションで作成した見事な絵画、手芸、フラワーアレンジメント等を年に1回文化週間(毎年11月中旬実施)時に展示し、外来者に見て戴いています。
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季節にあった行事等
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季節にあった行事(お花見、七夕まつり、盆踊り、お月見、クリスマス会等)を始め、管理栄養士が季節にあった献立を提供しています。また、利用者の提案、希望を尊重して献立にも取り組んでいます。
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