歯周病って、どんな病気？
平成17年（財）８０２０推進財団調査
歯周病は、どのような病気かというと、歯の歯肉に近い部分についた歯垢（プラ ーク）の中にいる細菌によって炎症が引き起こされる病気です。
歯周病が進行するにつれて歯槽骨（歯を支える骨）が溶けてきます。他にも歯ぐきから
血が出る、膿が出る、口臭がひどくなる、歯がグラグラするなどの症状があらわれます
また、歯を失う原因はむし歯や外傷などいくつかありますが、
歯を失う最大の原因は歯周病です。そして歯周病は30代から徐々に増加がみられ成人の
およそ8割の方が歯周病になっていると言われています。
また、歯周病は放置しておくと歯周病菌が気道や血管から内臓に入り込み右の図のような
身体全身に影響を及ぼすことが近年の研究で明らかになってきました。
歯周病治療・予防はお口の中の健康を保つだけでなく、全身疾患の予防に繋がります。
歯周病の進行
| 進行段階 | 症状 | |
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歯肉炎  |
歯周ポケットの深さが3mm程度で、歯ぐきが赤く腫れた状態です。 歯みがきの際に出血することがあります。 |
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軽度の歯周炎  |
歯肉だけでなく歯を支える組織にまで炎症が進んだ状態です。 歯周ポケットの深さが4mm程度になり、歯ぐきが下がって歯が長く見える ことがあります。出血も増えてきます。 |
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中等度の歯周炎  |
歯周ポケットの深さが6mm程度になり、歯ぐきが黒っぽく腫れて 膿が出ることもあります。 口臭がきつくなり、顎の骨が溶かされるために歯がグラつくことがあります。 |
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重度の歯周炎  |
歯周ポケットの深さが8mm程度になり、膿や出血がひどくなります。 痛みを感じたり、口臭がさらに悪化することがあります。 そのまま放置すると歯が抜け落ちることもあります。 |
このような症状が出たら要注意です。
歯ぐきが赤く腫れている 歯と歯の隙間が広がってきた
ブラッシング時に出血する 口の中がネバつく
歯がぐらぐら動いている 口臭が気になる
歯が長くなったように感じる
お早めにご相談ください。