いろいろな皮膚のトラブル

手あれの治療実践編、これで治るあかぎれ・手あれ

角質層 治療のめざすところは、角質層の保存。
1ヶ月で新しい角質層が再生されます。

皮膚の表面が角質層です。

生活の工夫:角質層をこわさないこと=手を水にぬらさない。

洗剤を使わない

手洗い回数をへらそう!

トイレのあと
外出して帰宅したとき
食事の前
おむつ交換のあと
  手を洗わないで!!

どうしても洗う時は、水だけで洗いましょう。洗剤は使わないで。

ヒント!使い捨て手袋を惜しみなくつかいましょう。

使い捨て手袋を捨てる

手袋をして、オムツを替える、トイレにはいる、そのあとは、手袋を捨ててしまいます。手は汚くないよ。

手が良くなるまでの間、一枚一円以下ですから、おしみなく使って下さい。
トイレ後に手を洗うよりも、手袋を使って、捨てましょう。そうすれば、痛んだ手が水にぬれずにすみます。

大切な手のために

治療として:

ワセリンを塗る

洗剤を使う前に、ちょっとワセリンを手にぬりましょう。

入浴の前、シャンプーの前、皿洗いの前に。

ちょっとのワセリンで大丈夫。

食器洗浄機もおすすめの品です。
皿洗いも、水だけで、お湯や洗剤に触らなければ手あれは改善していきます。

治療を成功させる秘訣を伝授 「手は素のままでねましょう」

夜ねるときには、ワセリンもハンドクリームも何も手にぬりません!手袋もしません。
手は「素」のままでねましょう。

皮脂の出かたの比較

こんなことしていませんか?どれも手あれが治らない大きな理由です。

シャンプー

シャンプーを荒れた手でしていては良くなりません。シャンプー回数は週に1回にするか、人に洗ってもらいましょう。

子どもを洗う

子どもと風呂に入り、子どもを洗ったり、子どものシャンプーをしていると良くなりません。

手袋をして寝る

夜にハンドクリームや手袋で保湿をするのは、せっかくの治る時間をつぶします。夜は何も塗らないで寝ましょう。

手袋で蒸れる

ビニール手袋で風呂に入ると、洗剤はつかなくても手袋の中で手指が蒸れて手あれは悪化します。

「こんな生活できないわ」という、きれい好きの清潔なあなた!

お母さんの手がすべすべ

たとえばインドでは、1日中、飲む水も十分になく、生きている人はたくさんいるでしょう。

ちょっと、手洗いをしないくらい、大丈夫大丈夫、心配はいりません。

さくらんぼ