越中一国観音霊場 44

真言宗中尾山十三寺

千手観世音菩薩

十三寺仁王門画像
仁王門

ご詠歌 ありがたや じぞうなかおの かんのんじ
にわのこぼくも さかるなるらん
縁起  聖武天皇の天平年間、この地を巡錫中の行基菩薩が東の山に不思議な紫雲たなびくをご覧になり、そこにそびえる大杉の霊に従って3観音を彫り安置したのが始まりと伝えられる。
天正(1573〜91)の頃、舟見山の城主飛騨守五郎右近尉の内仏であったが、滅亡の際に山中に埋られた。それを江戸時代中頃、明日山法福寺の清智和尚が夢のお告げで発見し、中尾山に草庵を結んで安置したところ善男善女の信仰を集め、宝暦11年(1761)現在地に移った。  
寺宝 秘仏の本尊千手観音像は十一面四十二臂で頂手を宝髻の上に組んだ清水寺様式、他に聖観音、馬頭観音(以上3体県指定文化財)、持国天、毘沙門天、芭蕉句碑
場所下新川郡入善町舟見1498
連絡先TEL 0765−78−1080
交通
鉄道
JR富山駅より
地鉄宇奈月温泉行き愛本下車入善泊行バス10分
黒部ICから15分
資料参拝者向しおり

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