越中一国観音巡拝～45

越中一国観音霊場　45

真言宗大同山清水寺

千手観世音菩薩

清水寺観音堂画像
観音堂

ご詠歌	おもきみを　みちびきたまえ　かんぜおんむすぶこころは　ここきょみず
縁起	本尊千手観世音菩薩は仏工春日の作と云われている。平城天皇の代の大同年間（８０６～８０８）、弘法大師が行脚の砌、当地に夜な夜な紫雲たなびくを見て霊地と思い訪れたところ、この像が草むらに立っておられたので､七堂伽藍と１６坊を建立されたと云う。しかし､永禄天正（１５５８～１５９１）の頃、兵火で悉く灰燼と化しまい､本尊は山中に埋められてしまった｡慶長６年（１６０１）８月１７日の夜、明日山千光院第７世秀證大和尚が夢のお告げで草庵にこの像を安置し、供養したところ人々の信心を得る事となった｡
寺宝	毘沙門天立像（県指定文化財）、千手観音座像（町指定文化財、清水式）、江戸彼岸桜（町指定天然記念物）

場所	下新川郡朝日町南保４７４０
連絡先	ＴＥＬ　０７６５－８２－１２５３
交通	鉄道ＪＲ泊駅よりタクシー８分富山地鉄バス桜町下車徒歩１０分車北陸道朝日ＩＣから１０分
資料	参拝者向しおり