十一面千手観世音菩薩
観音堂
縁起 | 大宝二年(702)文武帝の御連枝真福上人のご開創で、勅願所であったと伝えられている。その後、空海が金剛峰寺を建立した頃、寺号を帝龍寺と称し、真言宗となったと云う。一時、七堂伽藍を配し坊数三百六十坊と云われるが、応永年間(15世紀初)焼失し一坊だけ残した。 観音像は木彫寄木造り丈3尺3寸で、胎内銘は正安二年(1300)となっていて富山県最古の造銘仏である。毎年8月 日の観音祭に寺家公園内の三十三観音石仏に御詠歌をあげて廻った後、昼頃となるが、観音堂を約三十分間開き最後の催事が行われる。この間秘仏が拝観できる。 |
社宝 | 姉倉姫本地仏嵯峨虚空蔵菩薩、木彫不動明王立像、木彫狛犬、木造千手観世音菩薩立像(県文化財)、絹本著色三千仏図(県文化財) |
場所 | 富山市寺家2334 |
連絡先 | TEL 076−467−0094 |
交通 |
|
資料 | 婦中町史 |
トップへ | 霊場参道 | 前へ | 次へ |