越中一国観音霊場 第三番

摩頂山国泰寺

聖観世音菩薩

観音堂画像
国泰寺観音堂

ご詠歌いへとんで さんじおこれる こくたいじ
にはのかしはも いろまさりけり
縁起 慈雲妙意(清泉禅師慧日聖光国師)開山。 慈雲妙意は行脚中の孤峰覚明のすすめにより、 紀伊由良の興国寺の法燈国師に参じて豁然大悟、その印記をうけた。 慈雲時に24才。
 その後、二上山へ帰り、正安年間(1300頃)摩頂山東松寺を創開。 嘉暦2年(1327)後醍醐天皇より「清泉禅師」の号を賜り、 翌年には「護国摩頂巨山国泰仁王萬年禅寺」の勅額を下賜され、国泰寺と改めた。
 寺は、応仁(1470頃)以後の戦乱で荒廃したが雪庭和尚が再興し、 天正年間(1580頃)に二上山より現在地へ移った。
 西田幾多郎、鈴木大拙が若き日に、雪門に参じている。
寺宝後醍醐・後村上・光明・後奈良天皇の御宸筆。 御醍醐天皇勅彫肖像。肉付払子。 霊芝天然如意(無門慧開禅師愛用の品と言う)山岡鉄舟の屏風その他。
場所高岡市太田184
連絡先 TEL 0766−44−0610
交通
鉄道
JR北陸本線高岡駅より
・氷見行バス(守山まわり)国泰寺前下車、徒歩20分
・タクシー20分
国道8号線より国道160線(氷見街道)入り上田子交差点東へ(右折)
資料参拝者向しおり

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