2004.01.31開始/2005.01.09更新
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フレットとインレイの製作/Frets& Inlays
●データ紛失! しかたないので他のウクレレのやつでお茶を濁すことに・・・。 製作の順番も「その5」が後なんですが、まあ いいしましょ・・・。
●フレットを切る

フレット切り用のジグを使い切っていきます。ノコ歯の向きは日本と逆で、押切。どうも苦手です。フレットの位置は計算式からではなく、使用する弦を張りチューナーで実測して決めます。各弦のピッチの違いを考慮しサドル位置での弦長調整と、フレット間隔の調整をします。フレット高は約1mmなので、同じ直径のピアノ線でE側とG側で位置決めをし、マーキングをします。その誤差が大きければ、サドル位置を修正し弦長を変えます。10%程度は誤差ということでご勘弁。

 

ワイドにあわせフレットをカットします。

ポジションマークをMother-of-Pearlから切り出します。既製品で丸型とか星型もあるのですが、楕円形のオリジナルを製作。それを斜めに配置します。

このような感じでポジションマークが埋め込み、表面が指板と同じレベルになるように削ります。 そのあとはフレットを打ち込み、引っかかりのないようにヤスリで仕上げます。これで一応フィンガーボードは完成。