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9月議会報告(8) 決算認定反対討論(3)

反応があった決算認定討論

 (前号より)
 一般質問で取り上げた高校の統廃合は新聞で報道され、両方の高校が耐震工事もされていないことが明らかになりました。驚くべき県の怠慢です。ただちに実施するよう要求すべきです。

「方言集」改訂版は市の責任で
 この5月、都留市郷土研究会の方たちが「都留市の方言」を出版されました。決算とは直接関係ないのですが、他の自治体に学び、より良いものにするために、教育委員会が主宰して改訂版を出すことを求めます。

あたたかい市政を
 最後に、市の財政が厳しいとはいえ、市政の仕事の中心は市民のくらしを守ることです。市民が困ったときになんでも相談したくなるようなあたたかい市政の実現を求めて討論を終わります。

 

反応の中心は西室氏の処遇
 どの市長の時代にもいわゆる「側近」はいたのかも知れませんが、小林市政における西室氏の処遇はこれまでにないものです。その西室氏に取り巻きの職員がいて、「西室会」などと称していることは昨年の7月、この「手紙」で触れました。今回、決算討論をテレビで見た人から、西室氏が課長試験の面接に立ち会うという事実に驚きの声が寄せられました。これが普通の人の感覚でしょう。
 市長はその西室氏を大学の理事長予定者に任命しました。「西室会」の職員が予告したとおりです。大学の法人化は、検討委員会も準備委員会も西室氏が委員長、すべて西室氏のリードで進められました。そして推進本部を立ち上げたとたんにホームページで公開されなくなりました。一気に闇の中です。市長が、推進本部で決めたという理事長選任の手続きが適正かどうか、外部からは窺い知れません。民主主義を大切にしてきたこれまでの都留大では考えられない進め方です。

笛吹市議選支援を終えて
 10月の初めから笛吹市の市議会議員選挙の応援に通いました。笛吹市は東八代郡の石和町を中心に一宮町、御坂町、八代町、境川村、それに東山梨郡の春日居町が合併してできた市です。2年遅れて芦川村が合併しました。ご存知のように観光とモモ、ブドウの町です。同時に行われた市長選の新聞論評にもありましたが、住民負担の問題など合併後の市としての課題が山積しています。
 市議選は定数が減らされ、前回得票では共倒れという厳しい選挙でしたが、なんとか現有2議席を確保できました。
 選挙が終わって久しぶりに昼間の都留市で見渡すと、周囲の山は色づきはじめ秋の深まりが感じられます。今年の紅葉はきれいだといいますが、11月初旬に訪れる都留市の紅葉の盛りはどうでしょう。
 いよいよその11月、冬至まで二ヶ月を切り、日は一段と短くなっています。朝夕の冷え込みも厳しい折、読者のみなさんには風邪など引かぬようご自愛下さい。