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9月議会報告(7) 決算認定反対討論(2)

安心して住み続けられる市政に

 (前号より)
 決算時点で都留大は4億円弱の借金がありますが基金も26億円あります。これを食いつぶさないようにお願いしておきます。いずれにしてもこれまでに成長し、今後も発展することが当然と見られている大学です。そのなかであえて法人化という形で火中の栗を拾うのです。心してかかっていただきたいと思います。

そこまで関与するか
 最近、私はこの西室氏が課長試験の面接に立ち会っていたことを知り驚きました。職員からは市の幹部職員に採用されるためには西室氏のお眼鏡(めがね)にかなう必要があると見られています。これは普通のことでしょうか。私は関与し過ぎだし、させ過ぎだと思います。
 個別の問題にいくつか触れます。

厚労省に医師の派遣要請を
 国との関係で、大学の交付税増額と医師派遣について強力に要請する必要があると思います。特に医師派遣について、厚労省は私たち「県民大運動」の代表を前に県の判断に疑義を表明し、厚労省として直接医師を派遣することもありうると言明しました。要請しなければ東部はそれほど深刻でないと表明したことになりかねません。

子どもの医療費無料化拡充を
 子どもの医療費無料化については県内で次々と拡充されています。何度もいうようですが、都留市が最後になるのかという心配があります。

保険証とりあげ中止を
 国保の資格証明書の発行、保険証の取り上げですが、広島市が全廃したと聞きます。やればできることが証明されました。だれもが安心して医者にかかれるようにすることは経済大国日本では当然のことです。

汚染米問題の警告
 決算審査と新聞報道で、汚染米が市立病院と学校給食の材料に混入していたことが明らかにされました。根本的には農水省と企業の責任ですが、学校給食の大規模センター化や病院の食事を大手に請け負わせることで危険性が高まることが明らかになったのではないでしょうか。給食センターのあり方について再検討を求めます。

節約至上主義でよいか
 事業仕分けで共同浴場を「月待ちの湯」に振り替えるといいますが、共同浴場はただ入浴だけではなく、高齢者の大切な交流の場でもあります。節約至上主義でその目的を損なうことがあってはならないと思います。

市民の足を守るために
 路線バスの役割は重要ですが、路線バスに限定せず住民の足を守る工夫をしている自治体があります。先進に学び、特に周辺の高齢者の足を守るのは行政の大切な仕事と位置づけて取り組むよう求めます。
 (つづく)