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2月29日、議会開会ですが

志位演説会を前に
 2月27日、東部広域連合議会に出席したとき、大月市の議員が「今日、佐久間議員が商店街で演説会の宣伝をしていたね」と話しかけてきました。「誰が来るんだって」「志位委員長ですよ」「ほう、すごいね」「歓迎しますから、ぜひ、お出かけください」というようなやり取りがありました。
 志位委員長の国会質問がインターネットで話題になっているそうです。毎日新聞の専門編集委員の山田孝男さんが「風知草」欄で取り上げました。「ハケンと志位和夫のGJ(グッジョブ)」。――日雇い派遣の苛酷。法網をくぐり抜け、派遣労働に依存し続ける大企業。志位は次々に実例を挙げて「規制緩和から規制強化へ転換を」と迫り、首相は「研究会で検討する」と答えた。これが、14日に発足した厚労省の有識者研究会である。――
 キャノンの「派遣工場」ともいうべき実体を告発した場面は、企業献金を受け取らない党でなければできない追及でした。反響の大きさは志位委員長自身、15年間の国会質問でも初めてと語っています。日本共産党ならではのこうした問題を含めて、演説会は党の果たしている役割を知る機会です。
 私も月末、集金のなかで志位演説会への参加を呼びかけています。みなさん、承知しておられて「せっかくの機会ですものね」などと応じてくれます。半月後、三月の半ばですから、陽気もよくなっているでしょう。天気がよいことを祈るばかりです。ぜひ、知り合いに呼びかけてご参加ください。

「分かった」という意味
 大急ぎで作った「都留民報」、志位質問ほどではありませんが、これにも反響がありました。地デジと後期高齢者医療制度の問題点がよく分かったという声が多くありました。
 もと市の幹部だった人からは「女房が『小林さんの新聞で後期高齢者医療制度のことがよく分かった。市のチラシじゃちっともピンと来ない』といっていた」と語りかけてきました。この場合の分かったという感想は「新しい制度が高齢者の生活に重い負担としてのしかかってくることが分かった」という意味でしょう。そうであれば当局の説明では分からないはずです。よく分からないままスタートすれば高齢者は泣き寝入りするしかありません。そこに批判を恐れる当局の狙いがあるような気がします。
 地デジにたいしても「よく分かった。わずかの年金が増えることはなく、減るばかり。その年金から否応なしの介護保険料などの天引き、ガソリン、灯油の値上がり、医療費の値上げ、せめてこたつの中での楽しみの一つであるテレビ。この上受信施設にカネを出させるのか。すべてのチャンネルを見られる今のままでいい。莫大なお金をかける地デジなんかにお金をかける前に、なぜ老人が安心して住める日本にと心を向けないのか。老人夫婦が安心して暮らせるようにがんばって」といった内容の手紙をいただきました。
 地デジと高齢者にたいする冷たい仕打ちが重なって、政治に対する怒りが強く伝わってきました。期待に応えなくてはなりません。