産科問題の署名が始まりました
28日、市立病院の産科問題で議会の全員協議会(全協)が開かれました。8日、10日の全協、17日の自治会連合会の会長との協議を経て、日夜の自治会連合会理事会とその後の単位自治会への対応について協議しました。
連合会長から「遅い」の指摘
17日の連合会長と議長の協議には私も前年の連合会長として同席しました。この席で連合会長から「対応が遅い。もっと前に分かっていたのではないか」と指摘されました。「こんな重大な問題が急に持ち上がるはずがない」というのは当然の疑問です。
私も2度の全協でこの点を指摘しました。病院の事務局は3月23日に山梨大学から通告されていたことを明らかにし謝罪しましたが、これは職員の責任ではなく、市長の「情報」についてどう考えているかという問題です。
情報はいち早く、より広く開示することによって力になります。「もっと早く情報を公開していれば対応も違っていたのではないか」、このことを連合会長は指摘したのです。
中谷地域連合会が先陣を切る
29日の朝、中谷地域自治会連合会長から電話があり、その夜の体育振興会の会議で署名のお願いをしました。直前にはNHKから電話があり、この問題に対するメディアの関心の強さを感じました。
全国的に産婦人科、小児科の医師不足はきわめて深刻で、29日のテレビでは奈良県で救急車が妊婦を搬送する途中で交通事故に会い流産したことが報道されました。
不まじめなS議員の議会報告
8月25日の新聞にМ県議とS市議の議会報告が折り込まれました。S市議の議会報告の中の「議会不思議発見」は、ふざけた語り口で議会をからかい、貶(おとし)めています。不真面目な内容はМ県議のものと比べるとよく分かります。このため、28日の全員協議会ではS議員に批判が集中しました。
そのなかで、@当選証書付与式の並び方(得票順)に難癖をつけ「個々人の質のランク付け」という意味不明の主張をし、A議会前の全協(議案を論議する場ではない)の性格を知らず「質問の間もなくほとんど進行」すると、議会が形骸化しているかのような誤解を市民にふりまき、「先輩議員たちはみんな頭がいいから」などと他の議員をからかう、B地方議員に「調査権」がないことを知らず、勝手に学校を訪問し苦情が寄せられるなど、議会人としての自覚のなさが明らかになりました。
S議員流に言えば「珍しい議員発見」です。
次号で謝罪するというが…
「地方自治は民主主義の小学校」といわれます。この点で都留市議会の運営は高い水準で民主的です。その保障は法や規則の運用です。
自分の思い込みを絶対化せず、先ずは議会のルールをしっかり身につけ、市民のためになる仕事をしてほしいものです。
全協ではS議員が次の議会報告で謝罪するということで了解しましたが、その内容が不十分だった場合は議会の総意として文書で反論することを確認しました。