事故が起こる前の対応こそ
今月9日、県道都留・道志線で集団登校中の小学生の列に酒気帯び運転の車が突っ込み女児2人に重軽傷を負わせた問題で、13日、党県議団とともに県土木部にたいし歩道の早期設置など、県道改良を求める申し入れをしました。この申し入れには中岡晴江県議と花田仁参院山梨選挙区候補が参加しました。
中岡県議らと申し入れ・交渉
応対した県土木部の秋山孝男道路管理課長は、事故が起こった側は10月5日に側溝設置工事の入札を終えたばかりだったとし、「(反対側の歩道設置も含め)しっかり安全対策をしたい」と答えました。
この問題で私は事故直後に現地を視察し、近所の人たちの要望を聞いたのですが、翌日には中岡県議も現地のほか同じ都留・道志線の鍛冶屋坂付近、県道四日市場・上野原線の井倉地内などの歩道のない道路を視察しました。これらの道路も都留一中や禾一小の生徒・児童の通学路であり、早急な改良が求められています。これについて秋山課長は「地権者の同意などが必要になるが、地元の富士北麓東部建設事務所にも連絡し、見通しをつけたい」と述べました。
交渉のなかで、改良工事の優先順位のなかに「事故率」という条件があり、事故発生率の高いところが優先されることが明らかにされました。参加者は「どんな危険なところでも(危険だと思えばこそ)通行する人達が注意して事故を起こさなければずっと改良されないことになるね」と首をひねりました。
歴史的暴挙・教育基本法強行採決
16日、前日の特別委員会に続き野党欠席のまま衆院本会議で採決を強行、教育基本法「改正」案を参院に送付しました。「やらせ」問題、未履修問題、いじめ自殺問題と、法案提出者としての政府の資格に関わる問題が未解明なまま、まったく「教育」に反する「力づく」の採決です。ゆがんだ歴史認識の上に立つ安倍内閣は国民との全面対決を避けられません。
花田仁参院候補・中岡晴江県議と土木部交渉
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