9月議会速報 6
決算審査で取り上げた項目
先週につづき今週もCATVが放映しない決算審査です。以下は質問でとりあげた主な項目です。
◎ 電子申請の現状と見通し
増えない住基カードの発行と利用されない電子申請です。もう4年たったのに平成17年度中の住基カードの発行は33件、電子証明発行は3件に過ぎません。関係機関で独自サービスを検討しているようですが、総務省の調査では18年度末の住基カードの交付枚数で山梨県は2586枚、世帯比0・80%で全国最下位です。もともと国民総背番号制と評判の悪い制度、賢い山梨県民は黙って拒否?
◎ 市庁舎屋上への太陽光発電施設の設置を
庁舎前の小水力発電が注目されていますが、実効性を考えたら庁舎屋上(約1千u)を遊ばせておく手はありません。
◎ 自治会の敬老会補助金申請の簡素化を
◎ 社会保険を含め乳幼児医療費の無料化を
直後に県議会で知事が実施を表明し、長年の関係者の努力が実りました。
◎ 消防の広域化と庁舎建設計画
消防庁舎は大地震が起こったらひとたまりもないというのは関係者周知の事実です。市は、国が消防のいっそうの広域化(人口30万人)を打ち出したことで庁舎建設の先送りを表明しました。「当分、大地震は起こらない」と確信しているようです。
◎ 小中学校施設の耐震診断の結果
市内の学校施設の耐震診断は平成17年度で終わりました。改修が必要な施設は谷一小校舎と体育館、禾一小・一中・二中の体育館です。谷一小校舎の改修が急務です。
◎ 勝山城学術調査の進展状況
◎ 文化ホール屋外ステージの改修
まだ計画は煮詰まっていないようです。
◎ 嘱託職員の採用基準
同じ保育の仕事をしていながら行政職給与表の適用をされている人と嘱託の身分の人といるのはおかしいですね。保育士の資格を持っている人にはそれなりの給与体系を確立すべきではないでしょうか。
◎ 都留大卒業生の教員採用者の正規と臨時の内訳
今年3月卒業生のうち教員採用者は137人ですが、正規採用は65人、臨時採用は72人だそうです。ここにも青年の「不安定雇用」の一つの形があります。
◎ 介護保険の市独自の利用料軽減制度の活用状況
県内唯一の軽減制度といいますが、前年度に続き761万6千円は一円も使われませんでした。介護保険利用者に満遍なく適用される軽減制度こそ必要です。
◎ 田原浄水場の整備と開放を
かつて「水道部」の名前で親しまれていたツツジの名所が閉鎖されたままです。
◎ アトピー性皮膚炎に漢方の採用を
アトピーには漢方がいいといわれています。答弁によると市立病院の医師も漢方薬を出しているそうです。完治したというような事例が出れば、市立病院の評価が高まると思うのですが。