いろいろあった8月でした
8月もあっというまに終わり、「梅雨明けが遅い」といっていたのがウソのような季節の移り変わりの早さです。8月をふりかえるとなかなか多彩な月でした。
初体験、外国人の相談
八王子の労働団体からの紹介でイラン人の労災問題に立ち会ったのは8月初めでした。詳細に記すスペースはありませんが、あらためて日本の政治の外国人に対する冷たさを実感した体験でした。
弔辞を読む
やはり8月初め、年上の友人の葬儀があり弔辞を読みました。弔辞を書くときは自らの来し方を思い起こす機会でもあります。そして記憶のあいまいさを痛感する機会でもあります。「去る者は日々に疎(うと)し」といいますが、「去る者」は記憶の中に生き続け、折に触れて思い起こすのは残された者の努めであり、それは自らの生きる姿勢を正す機会と知りました。
郵政公社との交渉に参加
10日には霞ヶ関の郵政公社に行き、郵便局の集配業務の統廃合問題について党の南関東ブロックの人たちと一緒に交渉しました。
郵政公社の方針では、道志村の郵便局が集配業務をやめて都留市の局が行うことになります。国鉄の分割・民営化でローカル線が次々に廃線になっている現実と重なります。地方切捨てが心配です。
交渉に臨んだ相手は「サービスの水準を落とさないという国会の答弁を守る」と色々説明しました。都留市と道志村との間の距離を考えると、道志村の局と同じサービスを維持できるとは思えませんが、公社は「会社が分割され、集配業務に専念するので、今までよりたくさん時間がありサービスは維持できます」と強調しました。
この理屈は11日に開かれた「城北町の底力‐連続講座2民営化で郵便局はどうなる」の、城北町に住む専門家、郵便局長の説明で無理があると分かりました。「道志村から一時間おきに数人から『荷物を送りたいから取りに来てくれ』と要請があったら応えられるか」。やはり机の上の理論は現場を熟知する人の前には無力です。
印象的だった村長などの対応
これに力を得て、23日に高齢者の生活を守るキャラバンで道志村を訪問し、村長と懇談した際、「サービスを低下させないために、最後までがんばりましょう」と激励しました。
このキャラバンでは17日に丹波山村、小菅村、23日は山中湖村、道志村、西桂村を訪問したのですが、対応した村長などの多くが「高齢者の負担増はひどい」と言いました。また、「国は山村の振興策に本気で取り組むべきだ」という認識でも一致しました。
私事にわたりますが…
27日、東京に住む次男の「結婚を祝う会」に招かれました。父親似でオッチョコチョイの次男を職場の先輩たちが大事に育ててくれていることに感謝した一日でした。