「自治会」ってなんだろう4
むりなく取り組める行事を計画する
(前号より)
もうひとつ、「負担なく取り組める、楽しく継続できる行事」ですが、一つの試みとして「城北町の底力(仮称) 連続講座」を考えてみました。町内に住む人を中心に講師を選び、二ヵ月に1回程度、みんなが関心を持ちそうなテーマで話をしてもらうという計画です。
町内にはさまざまな専門的知識の持ち主がいます。この人たちに、「知っていると役に立つ話、ふだんから知りたいと思っていたこと、知っていると賢くなったような気がすること、知らなければ損をする・危ないこと、知っているようで知らないこと」など、軽い話題から重いものまで、「城北町に住んでよかった」というような話をしてもらおうと思っています。ある意味では、だれもが専門的な知識の持ち主です。「あの人にこんな話を聞きたい」「私もこんな話をしたい」を募集します。
会場は自治会館です。身近に集まる場所をもっていることは自治会活動にとってたいへん有利な条件です。あらためて自治会館を維持・修理されてきた歴代自治会長さんに敬意を表したいと思います。
いま、私が考えていることはここまでです。
結論的にいえば、良い自治会を作るには、@理想はきちんと掲げながらも、Aまずは小さな仕事を、Bみんなの協力ですすめることだと思います。
歴代自治会長さんの敷いたレールを少しでも延ばし、来年度以降、「だれでも自治会長を引き受けられる」ことを念頭に置いて努力しますので、くり返しになりますが、みなさんのご協力をお願いします。
(相談役の「長い」の一言で、実際に配布した文書は半分の長さにしました)
町内には多彩な専門家がいた
連続講座のテーマは以下の通りです。
- 道の話、川の話
いつも歩きながら、いつも見ながら、案外知らない道のこと、川のこと。
- いま、子どもの世界に何が起こっているか
不登校から凶悪犯罪、虐待など、社会を写す子どもの世界…。
- 郵政民営化で郵便局は
猿橋、鳥沢、道志の郵便局の集配廃止案が。民営化はくらしにどう影響するか。
- テレビの地上デジタル化って
テレビを買い換えるの? 誰もが関係あるのに、よく分からない。
- ウツ病のはなし
「まさか、自分が」というウツ病。ぜひ、知っておきたいこと。
- 空き巣狙いがお宅に目をつけています
ご近所の結束力が求められています。
特別講座
- ちょっと上をいくスナップ写真の撮り方
デジカメ普及でだれもがきれいに写せるようになったが、一味違う写真を。
- 大地震は本当に起こるのか
その可能性。防災の基礎知識、必要な備え。
(講師を依頼した人はみな快く引き受けてくれました。)