小水力発電と市のカレンダー
11月20日、ヤフーの「掲示板」で若い友人から「今日の読売新聞に都留市の小規模水力発電の記事が載っている」と紹介されました。さっそく「読売」を見ると写真入でかなり大きく載っていました。その記事を担当の政策形成課に持っていくと「朝日新聞の記事はもっと大きい」と言われ、記事を見せられました。
「朝日」「読売」が大きく紹介
「朝日」は10月30日付で、19ページの一面全部を使い「環境ルネサンス」「今こそ優しい%d気」「小水力発電、再び注目」「山梨・都留市が実験、庁舎で使う18%カバーへ」「本格普及への壁は法的規制や採算性」などの見出しでくわしく報じていました。「朝日」「読売」とも都留市の明治以来の小水力発電の歴史も紹介していました。
この問題では日本共産党の塩川鉄也参院議員が今年4月25日、調査の一環として都留市を訪れ、私も同席しました。塩川議員はこのときの聞き取りなどをもとに5月13日に経済産業委員会で質問、「大型ダムなどを伴わない小規模な水力発電に国の支援策を」と主張しています。そして「原発など、エネルギー問題ではまったく立場の違う中川経済産業大臣も意見が一致」と感想を述べています。
7月16日には東京・新宿で、「小水力利用推進協議会」の設立総会が開かれ、塩川議員も発起人の一人としてあいさつをしていますが、ここでは都留市の職員が建設中の市の施設について報告しています。
この間、読者の方からは「いくつかのメーカーが家庭用の小規模な発電装置を売り出した」という情報も寄せられました。
塩川議員は、「自然エネルギーの導入へ、目標を大幅に引き上げるなど、抜本策が肝心」と強調しています。
私も都留市が、一時の話題提供に終わらずエネルギー問題でこれからも積極的に発言し実践していくかどうか、見守りたいと思います。市の発電施設は10月末には完成していますが、稼動は来年4月からです。
カレンダーのテーマは「健康」
市が毎年全世帯に配っているカレンダーは賛否の声もありましたが、一昨年からテーマを絞り、「廃棄物」「災害」と続けて以来好評なようです。私も今年の「災害」では、党の議員の会議で訊ねられ、党県委員会を通じて全県の党議員に届けました。
11月24日に市に納入された来年のカレンダーのテーマは「健康」です。「一月は正月で酒が飲めるぞ」の歌の文句ではありませんが、1月は「胃腸を大切に」、「正月気分でつい食べ過ぎ、飲み過ぎになってしまいがちな1月。胃腸にやさしい暮らしを心がけましょう」と説きます。この調子で2月は「目をいたわろう」、3月は「花粉症と上手につきあう」、4月は「こころの病気について正しい知識をもつ」と続き、季節に応じたテーマが設定されています。
このほかに医療機関の紹介や検診についての知識など、健康についての必要にして十分な情報が提供されていると思います。変わったものでは「都留地のもの料理レシピ」があり、楽しい「おまけ」になっています。