板倉やすあきさんをお願いします(2)
「反共」は議会を汚します
都留市議会には「反共」と「反・反共」の議員がいるのをご存じでしょうか。
議長不信任案提出の動機
「反共」議員の動きは一昨年末の市議補選のあとの12月議会最終日に提出された議長不信任案可決後に強まりました。
当時の議長は公明党の谷垣喜一議員でした。「共産党と公明党は仲が悪いから不信任案に賛成するだろう」と踏んでいたようです。ところが私は不信任に値しないことを指摘して反対したのは、昨年1月26日付の「手紙」1217号に書いたとおりです。
不信任案の提出にたいして議長は抗弁する機会は与えられません。不信任案を提出したM議員は「飲食店で議長と話をしていたら怒鳴り出した。一緒にいたお客が『何、あれが議長?』とあきれていた」と批判し、議長不信任案提出の理由としました。
会議後、谷垣議長に聞くと、「深夜、寝ているところを電話でスナックに呼び出され、負けた方の市長候補を支持したことをなじられて言い合いになった。呼び出したM議員は取り巻きの女性と酒を飲んでいた」と言います。深夜に寝ているところを酔っ払いに呼びつけられたら怒るのが普通です。どちらを信用するかは常識の問題でしょう。
「左手で敬礼をした」…
そのほかのことは1217号に書いたとおりですが、そのあとも全員協議会でS議員が「出初め式で谷垣議長が左手で敬礼をした」と言い立てて「議長を辞めろ」と執拗に攻撃しました。それも大声でわめくのです。品性もなにもありません。
ヤフーによれば「左手は汚れている」(笑)のだそうです。しかし、敬礼の基本の一つは「利き腕を目の前に上げる」ことによって、武器を持っていないことを相手に示す」ことだともあります。谷垣議員が思わず左手で敬礼をしたのは、彼が左利きだったからです。ふつうは右手をあげますから、形は悪かったかもしれませんが、理には適(かな)っていることになります。
反共反撃は選挙結果でも
その後は主に2人の反共議員と「議員倫理条例」でやり合いました。この顛末(てんまつ)については1263号に書いたとおりで、彼らの策動は失敗に終わりました。しかし、これは「やり合った」だけではありませんでした。M議員が自分のまわりの「赤旗」読者に圧力をかけ、8人に購読をやめさせたのです。昨年6月末のことでした。
私は、会議で党員のみなさんに読者を増やしてくれるように訴えました。6月30日のことでした。そして、申し訳ないことに、7月1・2日と高校の同窓会に出かけました。
購読約束と購読中止の締め切りは毎月1日正午です。私は恐る恐る女房殿に電話をかけました。すると、何と、同志たちは20人を超える購読者を増やしてくれたのです。
この1年余りは反共とのたたかいと勝利の歴史でした。こんどは選挙結果で示したいものです。どうぞ、都留大卒の元教師、良識の代表に大きなご支援をお願いします。