県議選立候補あいさつ(2)
共産党が伸びれば政治が変わる
(前号から)そして、みなさんの一番の要求は国保税の引き下げでした。しっかり受け止め、一世帯1万円の引き下げのために板倉議員と連携して頑張ります。また、医療や介護の負担軽減、通学路の安全確保など、寄せられた要求を実現し、住みよい都留市にするために頑張ります。
「国土強靭化」で遅れる復興
私は4年前、これが最後という思いで3・11東日本大震災直後の選挙に臨み、選挙後、宮城県へ応援に行きました。
あれから4年たちましたが、復興は大幅に遅れています。なぜでしょうか。安倍政権の国土強靭化政策、ゼネコンの儲けのための公共事業が日本中でくり広げられ、被災地は人手も建設資材も足りなくなったからです。
安倍政権はどこまで被災者を苦しめるのか、そんな思いを強くしているところへ県議選の立候補を要請されました。幸い、見える範囲の人たちは私の立候補を歓迎しているようです。被災地のためにも必ず勝利したいと思っています。
記憶に残る大きな仕事
これまで県議会では小越さんが1人で奮闘してきました。1人でもさまざまな分野の人や団体と協力し、力を発揮してきました。
私もこの4年間には、市議生活の最後にふさわしい出来事がありました。
その一つは、国から都留大に来る地方交付税が一昨年から2倍になったことです。8億円が15億円になりました。これは、私が「都留大はただの文科大学ではない。教員養成大学だ」と、長年政府交渉の場で要求してきたことです。山が動いたと感じました。
もう一つは昨年の大雪対策です。NHKの「クローズアップ現代」が、都留市がいち早く立ちあげた対策本部に注目し報道しました。これは17年前の大雪の時に私が要求し、市が地域防災計画に取り入れた大雪の対策本部体制です。前の小林市長誕生直後でした。
長い歴史とぶれない党
なぜ共産党の議員は活躍できるのでしょうか。それは市民の暮らしに根差す立場と自民党と対決する足場がしっかりしているからです。
いま、自民党は目先の利益を追求する大企業のいいなりで、日本経済のかじ取りができなくなっています。不況は25年も続いています。一方、日本共産党に注目が集まっているのは、党を作って93年、命がけで戦争に反対し、国民主権を主張し、国民生活を守って頑張ってきた歴史、ぶれない姿が見えてきたからではないでしょうか。
私は市議初当選から40年、市民の役に立つことが喜びでした。共産党の議員はみな同じです。ほかの党と違い、自分の野心から議員になった人はいません。この党が伸びれば政治が変わるのは当たり前ではないでしょうか。共産党をもっと伸ばしていただき、一緒に政治を変えようではありませんか。
私はこれからも、応援して下さったみなさんに恥をかかせない覚悟で頑張ります。
大きなご支援で県議会に送ってください。