知事選のもつ大きな意味
13・14日、都留市に知事選の花田仁候補の宣伝カーが入りました。短い時間でしたが前座を勤めました。以下、そのときの私の演説を紹介します。
みなさん、こんにちは。市議会の小林義孝です。よろしくお願いします。
この知事選挙、日本共産党は「明るい民主県政をつくる会」の推薦をいただき、党県委員長の花田仁さんを候補としてたたかっています。このあと訴えがありますが、市民のみなさんの大きなご支援を、初めに心からお願い致します。
みなさん、今度の選挙で問われているものは何でしょうか。私は大きく二つあると考えています。
安倍政権とたたかえるか
一つは、安倍政権に対する態度の問題です。安倍政権は、戦争する国づくり、消費税や社会保障、原発と被災地支援、沖縄の米軍基地、つまりほとんどの課題で国民の願いとかけ離れた政治を強引に進めようとしています。こうした安倍政権とたたかわなければ、知事は県民の安全や生活を守れません。ところが、相手候補は安倍政権与党の推薦を受ける相乗り候補です。安倍政権とたたかえないことは明らかです。
一方、日本共産党は安倍政権と正面から対決し、国民の声が生きる新しい政治をめざしています。対案を示し、その実現のために広く国民と共同する姿勢が支持され、12月の総選挙では大きく躍進させていただきました。この党の山梨の責任者である花田さんこそ、県民にとって最も頼りになる政治家ではないでしょうか。
県民のくらしを守れるか
みなさん、もう一つは、くらし優先の県政へ転換できるかという問題です。
これまでの県政は、雇用問題、高齢者や障害者福祉の推進、子育て支援など、県民の切実な願いに応えてきたでしょうか。県民のくらしにかかわる民生費は、47都道府県で下から5番目という低さです。一方、ムダな公共事業が並ぶ土木費は、全国トップです。この県政を引き継ぐという相乗り候補では、県民のくらし優先の県政には転換できません。
日本共産党は、これまでオール与党県政と対決しつつ、県民との共同で県政を動かしてきました。花田仁さんは、この党で国政選挙の候補者や県議団の事務局長をつとめ、県民本位の県政への転換をめざしてきた、試されずみの政治家です。
生活を守る一票の力
山梨の未来を託すこの選挙、みなさんの願いを込めた一票を、どうぞ花田仁さんにお寄せください。一緒に、住みよい山梨を作っていこうではありませんか。心からお願いしまして、私の訴えを終わらせていただきます。
先週の「手紙」の毎日新聞の「投票に行かなかった人のアンケート」に反響がありました。この人たちが投票に行っていれば大躍進でした。知事選はそのチャンスです。