安倍暴走政権ストップへ(2)
沖縄の勝利を総選挙へ
16日投票の歴史的選挙、沖縄知事選で新基地ノーの翁長雄志さんが圧勝しました。また那覇市長選、県議補選でも勝利しました。いよいよ次は12月2日公示14日投票の世直し選挙です。
秋山こういちさんが立候補
山梨2区には秋山こういち党地区副委員長が立候補します。19日の会見後、早速1区のえんどう昭子さんとともに甲府駅前でマイクを握りました。
都留市の党は15日、宣伝カーで街頭から訴えました。板倉議員がマイクを握り、私たちはビラを配りました。宣伝カーが走りだして驚いたのは市民の温かい反応です。大人から小学生まで、みんなが手を振るのです。あるお宅では畑仕事をしていた男性にビラを渡し「後で読んで下さい」と声をかけると「小林さんですね。共産党は元気ですね」と応えてくれました。
反応が温かい理由の一つに他の野党の凋落(ちょうらく)があるようです。
役割終えた 「第三極」
19日、みんなの党が解党しました。結党から何年でしょう。「自民党はいつ沈んでもおかしくない泥船」という先見性かと思った有権者から支持を受けたのですが、その狙いは選挙に勝つための目新しさでしかなかったことが明らかになりました。維新の党も石原慎太郎とくっついたと思ったらまた離れて、そして結いの党とくっついて…、複雑すぎて分かりません。分かる必要もない…。
ただ、テレビも疑問を投げかけていましたが、みんなの党が今年受けとった政党助成金15億円はどうなるのでしょう。私たち庶民の税金から吸い上げた15億円は巨額です。
実はこの政党助成金を自分たちが自由に使いたいというのも新党を作るもう一つの理由です。自民党にいたのでは小選挙区の候補になるために総裁派閥のいいなりになるしかありません(ここに小選挙区制のもとで安倍政権が暴走できる仕組みがあります)。
政党助成金を自由に使え、立候補も自分たちで決められる。ここに魅力を感じた上の「第三極」だったのです。
野中広務さんが太鼓判
結果的に自民党政治と対決軸を持たない野党は存在意義がないことを証明した、これがみんなの党や維新の党の役割でした。そして回り道をしましたが、軸足がぶれない日本共産党の姿を有権者に知らせる役割を果たしてくれました。
今週の「赤旗」日曜版がテレビで語った野中元官房長官の声を紹介しています。かつて与党の真ん中に立っていた野中さんが語る本物の野党の姿と「自共対決」は説得力があります。日本の政治の変化と感じます。
12月議会と重なる日程
都留市議会12月定例会は4日開会、11日が一般質問です。総選挙と重なりますが、頑張りますので皆さんの声をお寄せ下さい。