ジョウビタキが飛来する季節
9月議会の報告をしている間に10月が終わります。気温の変化が大きく着る物の選択に迷う季節です。読者の皆さんには風邪などひかないようご注意ください。ジョウビタキが渡って来ました。冬を知らせる鳥です。
エアコン設置の請願が採択に
9月議会の収穫は新日本婦人の会が3月議会に提出し、3月と6月議会で継続審査となっていた「学校の普通教室にエアコン設置を求める」請願が採択されたことです。一転して採択になったのは6月議会の最終日に議員の所属委員会が変わり、執拗に反対していた議員が社会常任委員会から外れたためです。しかし、この議員は本会議でも反対しませんでした。反共議員の反対にまともな理屈がないことが証明された場面でした。
文部科学省の調査によると今年4月1日現在の公立小中学校における普通教室・特別教室の全保有室数82万1693室のうち、空調(冷房)設備を設置している室数は24万5937室で、設置率は29・9%です。山梨県は35・8%で、前回調査(2010年)の13・3%から急増しています。普通教室だけでみると38・9%です。都留市も早急な対策が求められます。
道志村議会と懇親会
10月27日、市内で道志村議会と都留市議会の懇親会が開かれました。道志村の長田村長、都留市の堀内市長も出席しました。テーマは県道都留道志線の道坂トンネルを新しく建設するための意見交換でした。
懇親会では「トンネル建設期成同盟会設立趣旨(案)とトンネルの位置を示す計画路線図が配られました。急に賛否を問われても困るなと思いましたが、特に設立を決議することもありませんでした。
道志村議会との懇親会は2004(平成16)年以来です。私の議員生活の中で、今回は2度目です。ある議員が「以前はちょいちょいやっていたと聞く」といっていましたが、事実だとすればそれは40年以上前のことです。前回のテーマは「合併」でした。ホームページで「週に一度の手紙」第742号(同年8月8日)を見てみました。インターネットで見られる方はぜひ見てください。
「市村合併」問題以来
2004年7月28日、新聞は「新市名は都留市」と合併が既定の事実のような見出しで報道しました。その同じ日の研修会と懇親会でした。担当職員の説明の後、私は最初に発言しました。「合併には反対だ。道志村では役場が最大の雇用の場だ。そのまわりに12人の議員がいる。役場に関係して生活をしている人がいる。(中略)合併は両市村にとって大きな禍根を残すことになる。絶対にすべきではない」「トンネルを作ってわずか14年、補助事業にはならない。幻想をふりまくべきではない」といった趣旨の発言をしました。
すると「そういう発言をしてよいのなら」と道志村の議員が次々に発言しました。この研修会は道志村の合併反対運動の号砲になりました。いま、道志村の世論の多くは「合併しなくてよかった」ではないでしょうか。