積雪130センチ超か
まさに「想定外」の大雪でした
先週の「手紙」にまちがいがありました。1メートル近い積雪があったのは1998(平成10)年でした。訂正させていただきます。
大雪のため「しんぶん赤旗」の配達の乱れがありました。お待ちになった読者のみなさんにお詫びします。
市長が替わったら大雪…
15日朝、2階の窓から1階の屋根に棒を挿して計ると、先週降った雪もあって190センチありました。消防署の公式積雪量は108センチですが、先週の積雪が70センチで溶けた分もあり、今回は130センチ以上の積雪だったのではないでしょうか。
14日から降り出した雪は先週(8日)の雪、16年前、13年前の大雪を大きく超えました。私は「手紙」の見出しで先週の雪を「2001年以来」と書き、文章冒頭で「歴史的な大雪」と書きました。まさかその6日後に更にそれを大きく上回る雪が降るとは思いませんでした。
16年前の大雪は小林前市長の就任直後で、今回は堀内市長の就任直後です。市長が替われば大雪が降るわけではないでしょうが、記録にも記憶にも残る雪となりました。
帰宅難民がわが家にも
14日夜、甲府の会議から富士吉田への帰り、田原付近の国道で足止めをくった二人の友人が「泊めてくれ」と来訪しました。その後の情報で国道には千台もの車がつながったといいます。沿線の市民は炊き出しをしたりトイレを提供したりしたそうです。こういう連帯行動には心が温まります。わが家に三晩泊まった二人の難民は17日に、なんと17キロを7時間かけて歩いて帰りました。
大きな被害と後遺症
「市役所から「国道、県道の除雪」についてお知らせします。本日、国道139号下谷地内及び県道戸沢谷村線都留自動車教習所付近が除雪作業により、通行止めとなっておりますので、ご協力をお願いいたします。」
これは20日朝の防災無線です。この日、あちこちで通行止めをして道路の除雪が行われており、すでに通行可能になっているところでもすれ違いがしにくい状態がたくさん残されています。
市の対策本部発表の20日夕方現在の被害状況は次の通りです。
家屋=全壊6戸 半壊12戸 倒壊の恐れ14戸 車庫(含カーポート)=全壊15戸
工場=全壊4戸 物置=全壊5戸
店舗=半壊2戸
情報が入れば被害はさらに増えそうです。
歴史的な大雪の写真を残しておきます。