明けましておめでとうございます
安倍政権を日々追い詰める年に
2013年は16年ぶりに選挙に勝ったことなど記憶に残る年となりました。
選挙勝利に納得した年でした
都議選では17議席を獲得し民主党を抜いて第三党に躍進、八王子市区では清水秀子さん(都留大出身)が5期目の当選を果たしました。参院選では目標としていた比例5議席にとどまらず、東京、京都、大阪で議席を獲得しました。そして都留市でも市議補選は納得できる結果でした。
個人的には後半の気ぜわしさの原因となった成年後見人の体験は、あらためて「生活」とは何かを知らされました。これまで家人任せだったお金の管理、こんどは他人のお金を金銭出納帳で管理することになりました。はやりの「倍返し」をされた印象です。
12月25日の新聞には安倍内閣の暴走の具体化である来年度予算案が載りました。新聞の論評も厳しくなっています。新しい年は安倍内閣の暴走とほころびかけているアベノミクスに国民的批判を加え、追い詰める日々にしていかなければならないと決意しているところです。
どうぞ、本年もよろしくお願いします。
御用納めまで続いた12月議会は、堀内市長の船出となる議会でしたが、党としても一般質問や委員会審査に全力で臨みました。
今週から私の一般質問を連載します。
秘密保護法に対する認識は
12月6日深夜、自公与党が強行し、特定秘密保護法が可決成立しました。私たちの生きている時代に、私たちより若い政治家の手によってこうした法律が強行可決されるとは思いもよりませんでした。もちろん、成立したからといって国民は憲法違反の法律を認めるはずはありませんし、発動を許すはずもありません。
この法律は、第一、に国民の目も耳もふさぐ限定なく秘密を拡大するという法律です。この法律には、主権者である国民の立場から政府の秘密を限定するという発想は全くありません。あるのは、何でも秘密に指定することを可能にしようという秘密を指定する側の都合だけです。しかも事実上、大半の秘密を指定するのは官僚組織です。
第二に、国民の知る権利を圧殺する最高10年という重罰を科す罰則体系です。何が秘密かを知ろうとすること自体が犯罪とされます。それは国会議員であってもまぬかれることができないとされています。
第三の問題は、特定秘密を業務として扱う公務員や契約企業の労働者など、国民のプライバシーを侵し人権を侵害する適正評価制度-セキュリティー・クリアランス制度の導入です。この制度によって、本人はもとより家族や関係者、周辺の人が知らないうちに調べられることになります。
第四に権力の都合で秘密の期間は際限なく延長されます。
以上のような内容が知られるにつれ、反対の世論は急速に広がりました。与党が成立を急いだのはこの世論の高まりに追い詰められ、焦ったからにほかなりません。(つづく)